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2012年07月07日

パウンド・フォー・パウンド

パウンド・フォー・パウンド アンデウソンはMMA史上最強? ソネンは口だけ?
その答えは二人が再会する「UFC148」で明らかに

アンデウソン・シウバはUFCで最も成功しているファイターだ。
 14試合で14勝。そのうち10試合はタイトルマッチだった。
 そして9試合連続で防衛に成功。
 そのすべてはUFCの記録だ。

 そう、アンデウソンは世界最強のファイターで、パウンド・フォー・パウンドの呼び声も高い。それはほとんど議論の余地のないことだ。もし彼が日本時間7月8日に行なわれる「UFC148」のメーンイベントで勝利すれば、彼はMMAの歴史上最も成功したファイターとなるだろう。

 しかし、まず彼は日曜日の一戦に勝たねばならないし、それは簡単なことではない。何故なら、アンデウソンが対戦するのは、自身を敗北寸前にまで追いつめた唯一の男、チェール・ソネンだからだ。


■2年前、勝利目前でミスを犯したソネン


 2年前、ソネンはアンデウソンにUFC初黒星を付けるまであと2分と迫っていた。王者を圧倒し、勝利は手の届くところまできていた。しかし、彼はミスを犯した。そしてそれは歴史を書き変える類のミスであった。

 そして実際に、歴史は書き変わってしまった。瀬戸際まで追い込まれたアンデウソンは突如牙をむき、サブミッションで大逆転での勝利をつかんだ。あれは私が見た中でもっとも衝撃的な逆転勝ちだった。ましてやこのようなビッグファイトでは。

 この試合にはいくつかの疑問が残っている。ソネンが素晴らしいファイターであることに疑いはない。しかし、彼の当時のUFCでの成績は4勝3敗とパッとしない。アンデウソンはソネンを見くびっていたのではないか? もしくは肋骨を痛めていたのでは? ソネンは本当に、UFCの歴史で最長の政権に終止符を打つだけの器をそなえているのだろうか?

 その答えは二人がリングの中で再会する「UFC148」で明らかになる。

■今回ソネンは最終Rで油断したりしないはずだ

 机上では、このカードは夢のマッチアップだ。アンデウソンは積極性のあるファイターとの戦いを何よりも得意としている。ただ、アンデウソンを倒す上で最善の方法は、王者をリスペクトしすぎず、恐れすぎず、彼とおでこを突き合わせ、ケージ際に追い詰めるか、背中から攻める必要があることは、他ならぬソネン自身が前回の対戦で証明してみせた。

 ソネンは前回と同じ戦略で臨むと見て間違いないだろう。ソネンは非常にアグレッシブで、テイクダウンを狙ってなりふり構わず突っ込んで行くタイプだ。大学時代はレスリングでならし、グラウンドでの戦いでは自信を持っている。一方で、弱点はサブミッションに対するディフェンスの甘さ。彼はこれまでアンデウソン戦を含め4敗を喫しているが、その全てがサブミッションによるものだった。

 一方のアンデウソンは、スタンドで絶対的な強さを誇る。しかし、前回の対戦では、積極的に前に出るソネンに対し、カウンターを合わせることを狙っていたが、うまくいかずに後手を踏んだ。それでも、ソネンのテイクダウンをかいくぐれば、ムエタイ仕込みの首相撲からソネンの腹やアゴに向かってヒザ蹴りを叩き込むだろう。最高級のレスラーでも、ムエタイの首相撲には手を焼くはずだ。

 私の予想は、アンデウソンがキャリア最高のパフォーマンスを披露し、ソネンを1、2ラウンドで沈めるというものだ。ただ、心のなかで次のようにささやく声がする。「おい、1回目の戦いを忘れるな! 今回ソネンは最終ラウンドで油断したりはしないはずだ」

<アンデウソン・シウバ>
・37歳
・187cm/84kg
・MMA通算29勝4敗(UFCでは14勝0敗)
・14連勝はUFC最多記録
・KO/TKO勝利が9回、サブミッション勝利が2回
・そのうち6勝が第1ラウンドでのもの
・2006年1月20日の岡見勇信戦以来負けがない
・タイトル戦では10勝0敗
・タイトル戦10勝は史上最多
・9度のタイトル防衛は史上最多
・2度のサブミッション・オブ・ザ・ナイト受賞
・3度のノックアウト・オブ・ザ・ナイト受賞
・3度のファイト・オブ・ザ・ナイト受賞
・315日間試合をしていない(キャリア最長の期間)

<チェール・ソネン>
・35歳
・185cm/84Kg
・28勝11敗1引き分け
・UFCでの6勝のうち、5勝が3-0での判定勝利
・UFCでの4敗はすべてサブミッションでの敗北
・元王者、現王者を相手には0勝2敗
・2度のファイト・オブ・ザ・ナイト受賞
・161日間試合をしていない(キャリア最長は181日)

シウバの選手生命はあと僅かだろう。
無敗の選手もいつかは負ける。
それがいつかは分からないがソネンは強敵に間違いない。
まさかソネンにシウバが負けるとは思わないが格闘技に絶対はない。
前回の試合ではソネンにシウバが圧倒される展開でした。
結局、シウバは起死回生の技で九死に一生を得たわけだが今回はどうだろうか?
問題はシウバではないだろう。
ソネンのコンディションだ。
ソネンは試合から随分遠ざかっている。
その点が問題だと思う。
もし試合勘が戻っていなかったらソネンはシウバに秒殺されるだろう。
とにかく楽しみな試合になることでしょう。
ブログ一覧 | UFC | スポーツ
Posted at 2012/07/07 05:49:12

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