2013年01月08日
UFC155に出場したファイターのファイトマネーとボーナス賞の結果
ファイトマネーの最高額はジュニオール・ドス・サントスの40万ドル
UFCヘビー級タイトルがジュニオール・ドス・サントスからケイン・ベラスケスへ移動したUFC155。衝撃的な王座交代劇で幕を閉じたUFC155に出場したファイターのファイトマネーと恒例のボーナス賞の受賞者が発表されました。
まずは、ファイトマネー。最も高額のファイトマネーは無念の王座陥落となってしまったジュニオール・ドス・サントスの40万ドル。1試合で、日本円に換算して約3400万円を手にしました。夢があるファイトマネーですね。
ジュニオール・ドス・サントスを撃破し、UFCヘビー級チャンピオンに返り咲いたケイン・ベラスケスのファイトマネーは10万ドル。同額の勝利ボーナスが追加され、合計20万ドルを手にしました。
激闘を演じたジム・ミラーとジョー・ローザンもUFC155で大金を手にしています。大激戦の末、勝利を手にしたジム・ミラーは4万1千ドルのファイトマネーに、同額の勝利ボーナスを加えた8万2千ドルをゲットしました。
さらに、最高試合に選ばれた2人のファイターに与えられる「ファイト・オブ・ザ・ナイト」のボーナス賞として6万5千ドルも獲得。合計14万7千ドルを手にしました。勝利ボーナスと「ファイト・オブ・ザ・ナイト」のボーナスで10万ドル以上も稼ぎました。すごい!
日本の岡見勇信選手のファイトマネーは4万2千ドル。アラン・ベルチャーを撃破したことで、同額の勝利ボーナスをゲットし、合計8万4千ドルを手にしました。勝利すると、ファイトマネーと同額の勝利ボーナスを手にできるUFCは勝つと負けるで雲泥の差がありますね。
ジム・ミラーに代表されるように、UFCに出場するファイターは、勝利ボーナスと各賞のボーナスで、ファイトマネーをはるかに上回る大金を獲得することも可能です。ファイターがMMAだけで生活できる環境を整えたところに成功の秘密がありそうですね。夢があるなあ。
本当にUFCはファイターの生活のことをちゃんと考えて運営していますね。
競争は凄く大変ですがUFCのファイターはUFCのファイトマネーだけで生活できるようになってますからね。
日本でもPRIDEなどが全盛期の頃のファイトマネーは凄く高額だったのですが下火になった今は国内大会のファイトマネーは雀の涙ほどです。
海外に主戦場を求めて流出してしまうのも分かりますね。
来年の3月3日に早くもUFC JAPAN大会がまた開催されます。
日本人選手の奮闘を期待します!!
Posted at 2013/01/08 22:11:44 | |
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UFC | スポーツ
2012年12月20日
UFCカナダ大会はウェルター級の祭典に
17日(月・現地時間)、UFCより15日(土・同)に正式発表となった、3月16日カナダ・モントリオールのベルセンター大会=UFC158「St-Pierre vs Diaz」の他の対戦カードがアナウンスされた。ウェルター級の頂点を争うイベントは、黄金のウェルター級フェスティバルとなる模様だ。
UFC世界ウェルター級選手権試合GSP×ニック・ディアズ戦と同時に組まれ、今回オフィシャルとして発表されたのはローリー・マクドナルド×カーロス・コンディット、ジョニー・ヘンドリッグス×ジェイク・エレンバーガーの2試合。マクドナルドは、キャリア唯一の敗北を2010年6月にコンディットに喫しており、先のFOX06でBJ・ペン越えを果たした直後に再戦をアピールしていた。
同様にGSPへの挑戦を猛アピールしていたヘンドリッグスは、エレンバーガーとの対戦に落ち着いた。6月にエレンバーガーを倒したマーティン・カンプマンを46秒で下しているだけに気の毒なマッチメイクといえなくもないが、ビッグファイトでも選手の欠場が多くなっている昨今、メインに何か起これば、彼が代役に登用されることはまず間違いないだろう。
また、今回のUFC148に関する発表のなかで、GSPはニック・ディアズ戦に関し、「僕の次の試合に関して、本当に色んな意見が飛び交っているけど、この試合だけが唯一、僕が選択できるモノだ。個人的なことでもあるし、だからこそこれ以上は待てない」と話している。対するディアスは「この試合こそが俺が望んだファイト。モントリオールに乗りこんで、俺がウェルター級世界最強だと証明する」というコメントを残している。
UFCで今一番面白いのはウェルター級に間違いない!!
カナダ大会はこのウェルター級の最高峰の戦いが目白押し!
今後GSPのベルトに絡んでくるであろう選手が沢山出場します。
特に僕が注目している選手はジョニー・ヘンドリッグス。
技術的にはGSPには及ばないまでも一発の破壊力や突進力、打たれ強さの点でGSPを上回る選手。
どの選手も技術でGSPを上回って圧倒する試合をするのは不可能!
それでは何で勝つのかと言うと一発で試合を逆転する事ができる破壊力ではないか?
残念ながらGSPに一発の破壊力はない。
それが証拠に対戦相手が高レベルになってからはKO勝ちは殆んど無くなってしまった。
さすがP4P候補だけあってその他の技術、パンチ、キック、スタミナ、精神力などはかなり高いレベルである。
ジョニヘンの一発がGSPに当たるかと言われれば分からないとしか答えられないが当たったらそれで終わる可能性がある。
ジョニヘンに注目である。
それでも僕はGSPが総合的に全ての選手を上回っていると思っている^^
おっと次の対戦者はニック・ディアズですがディアズには悪いですがどこをとってもGSPに勝てる要素は見当たりませんね。
間違いなくGSPが勝つと思います!!
Posted at 2012/12/20 21:12:06 | |
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UFC | スポーツ
2012年11月24日
時は来た!
アンデウソン vs. GSP
UFC史上最大の戦いへ最高のタイミング
■誰が総合格闘技の王者であるのか?
これは総合格闘技において最も話題にのぼったトピックである。
ジョルジュ・サンピエール(以下GSP)対アンデウソン・シウバ。単にこの言葉を綴るだけなら簡単だ。ただ、それぞれの階級でトップに君臨する世界最高のファイターが、そのキャリアのピーク時にパウンド・フォー・パウンドをかけて激突する瞬間など、滅多にお目にかかれるものではないし、実際になかった。
少なくとも、ZUFFA時代のUFCにおいて、このような対戦が実現したことはない。
2007年に行なわれたヴァンダレイ・シウバとチャック・リデルの対戦は、共にキャリアのピークを過ぎてから数年が経っており、パフォーマンスも今ひとつ。ランディ・クートゥアはどうか? いや、彼はパウンド・フォー・パウンドの候補ではなかった。ジョン・ジョーンズは? “ボーンズ”は逆にパウンド・フォー・パウンド候補と戦った経験はない。
GSP対アンデウソンに話を戻そう。これは最高の対決が現実のものとなる絶好の機会だ。UFCのすべての興行成績を塗り替えるだけでなく、誰が総合格闘技の王者であるのかという問いに、真正面から答えをもたらすものだろう。
それは何故か?
アンデウソンは防衛記録のただ中に位置している。彼の歴代最多10連続防衛記録は、これまでの最高記録を大きく上回っている。GSPもこの過去の記録を打ち破っており、アンデウソンには及ばないものの7連続でタイトルを防衛している。ヒザ前十字じん帯の負傷による19カ月のブランクを抜きにすれば、GSPはシウバと同等、もしくはそれ以上の存在だろう。
これだけでも彼らの対決が注目される理由が納得できるだろうが、まだまだ序の口だ。
■アンデウソン、完璧なエンディングへ向けて
アンデウソンは歴代最多連続防衛記録だけでなく、獲得タイトル数やUFC連勝記録、KO勝利数も最多であり、さらには王座在位期間も歴代最長。すべての階級で圧倒的な強さを誇っている。
だが、アンデウソンがGSPに挑む絶好の機会であるとする最大の理由は、UFCとの契約上、アンデウソンの残り試合はたった2つであるということだ。キャリアを華々しいエンディングで飾るために、キャッチウェイトでのGSP戦と、ライトヘビー級でのジョーンズとの対戦は、完璧なラストとなるだろう。
この2人の名前がアンデウソンの戦歴に刻まれれば、同じことを成し遂げる者が出てくるまであと数十年は待たなければならないだろう。もちろん、未来は誰にも予測できない。アンデウソンが夢見るだけだったことを、もしかしたらジョーンズは実現できるかもしれない。あるいは、10代もしくはそれより若い世代の中から出てくるかもしれない。だが現時点では、アンデウソンを超える存在は出てこないと考えるのが大方の予想だ。
もしアンデウソンが先にジョーンズと対戦してしまったら、GSP戦はきっと拍子抜けとなってしまうに違いない。考えてみよう。アンデウソンが階級が上のライトヘビー級王者に勝った場合、GSP戦のチケットを誰が買いたいと思うだろうか? 少なくとも僕は観たいが、今現在この対戦に抱いている期待感は薄れてしまう。
GSPの実力を考えれば、今がその時なのだ。彼は負傷からの復帰戦でカーロス・コンディットとの非常にタフな戦いを制するというキャリアで最も高いハードルを越えたばかりだし、ジョニー・ヘンドリックスも候補に控えている。
さらに、“ザ・スパイダー”にウェルター級へと階級を落としてもらうという馬鹿げた考えよりも、キャッチウェイトでGSPと戦うことの方が望ましい。GSPが敗れたとしても、タイトルは失わないし、自分よりもはるかに大きな相手だから、言い訳も立つだろう。敗れても本来のウェルター級王者としての戦いに戻り、アンデウソンの打ち立てた記録を破ることに専念することもできる。
これは(小さな者が大きな者を打ち負かす)ダビデとゴリアテの戦いと同じこと。であれば、GSPがこの圧倒的な戦いに挑むとする根拠はどこにあるのだろう? アンデウソンは大型のコンディットみたいなものだ。
ここで昔話をしよう。ライト級のタイトルを2度逃したBJ・ペンが、ウェルター級チャンピオンであるマット・ヒューズへの挑戦を決めた時も同じように無謀だとされた。しかしペンは多くの者がパウンド・フォー・パウンド候補であると認めていたマット・ヒューズを完璧に撃破してみせたのである。
同じことをGSPにはできないと誰が言えるだろうか?
今僕の車のリアガラスには特注で作成した「Georges”RUSH”St-Pierre」のステッカーが貼ってあります^^
夢のパウンド・フォー・パウンドはいったい誰なのか?
来年はその夢が実現するかも知れません。
多くの総合格闘技ファンの皆さんもう直ぐですよ!!
Posted at 2012/11/24 14:10:38 | |
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2012年11月18日
GSPが復帰戦でコンディットを撃破!!
<UFC世界ウェルター級王座統一戦/5分5R>
[王者]ジョルジュ・サンピエール(カナダ)
Def.3-0:49-26、50-45、50-45
[暫定王者]カーロス・コンディット(米国)
ケージ際を左右に動くコンディットは、GSPの前進にヒザを合せようと突き上げる。GSPが左へ回りこもうとすると逆に動くコンディット。それでもGSPの右がヒットする。コンディットは左ジャブ、前蹴りを見えるも、GSPはパンチを見せておいて、組みつくとすぐにテイクダウンに成功する。
コンディットはラバーガードからクローズドを取り、スイープを仕掛ける。右に足を一本抜いてGSP、コンディットはワキを譲らず、殴られそうになりながらも足を戻す。すぐに一本、足を抜いたGSPは、得意の上腕でプレッシャーを与えるも、コンディットはすぐに足を戻す。コンディットのハイガードに一度は立ち上がったGSPだが、すぐにガードのなかでヒザをつく。GSPは右のパウンドを伸ばすが、コンディットの足が効いて攻め辛そうだが、左のエルボーで流血には追い込んだ。
コンディットが腰を切ると、その動きに合わせて正面にを向くGSP、コンディットの足関狙いに立ち上がったところで、遅れて立ち上がったコンディットにパンチを狙いながら初回を戦い終えた。
2R、ワンツーから右ハイを見せたコンディットに、GSPの左ジャブが伸びる。右前蹴り、ハイキックと大きな蹴りを見せるGSPは、スイッチを織り交ぜるコンディットに構わず右ハイを再び蹴り込む。左ジャブが効果的にGSPだが、コンディットも右を被せ、左ハイを見せる。コンディットの跳びヒザに対し、着地したところでパンチをヒットさせたGSPは、しっかりと攻撃が見えている。
流血のコンディットのローにテイクダウンを合せたGSPが、即ハーフになりパウンドを落す。大きな血だまりができるほど流血が酷いコンディット、懸命にクローズドガードを取るが、立ち上がる隙を与えてもらえない。立ち上がってローを蹴るGSPはコンディットが立ち上がってくるところに、またも右を伸ばしていく。
ヒザの負傷の後遺症は全く感じられない強さをみせるGSP、左ジャブだけでなく右ストレートも多用し、精度も高い。3R、左ジャブから左ロー、流血で目が塞がりガチなコンディットに左から攻撃を仕掛けていく。
と、ワンツーが空振りし、バランスを崩したような姿勢から、コンディットが左ハイを放つ。この一発が、GSPの顔面を捉え尻餅を着く。パウンド、エルボーを受けたGSPは立ち上がるものの、ダメージはどれだけ残っているか。と、ショートの連打からすぐにダブルレッグを決めトップを奪取する。トップは取ったが、動きは少ないGSP。ダメージの回復に努めているかのようだ。
残り2分、GSPは懸命に立ち上がろうとするコンディットに、再び左のエルボーを落す。立ち上がったカーロスはキムラを狙うが、そのまま潰したGSPがトップを再び奪取する。スイープを仕掛けたコンディットだが、GSPはハーフで足をフックしてトップを必死にキープする。このままトップで3Rを終えたGSPだったが、このラウンドを落したことは間違いない。
4R、サウスポーで左の蹴りを伸ばすコンディット、再びハイがGSPを捉えそうになるも、すかさずGSPはダブルレッグでテイクダウンを奪う。一度はパスしたGSPは、得意のインサイドハーフガードでコンディットを固め、パンチを落す。ガードに戻したコンディットだが、GSはすぐに右足を抜いてハーフへ、コンディットもいつまでも足がきく。ラバーから腕十字移行したコンディットは、さらにヒザ十字へ。続く三角絞めを逃れたGSPはまたもハーフへ。
コンディットは立ち上がり、スイッチからトップを奪い返す。GSPはすぐにリバーサルの仕掛けから隙間を作り、ダブルレッグでまたも上下を入れ替える。残り20秒、右のパウンドを落しながら、GSPはバックに回り込むと、ヒザ十字狙いを察知し反応。ここで4Rもタイムアップに。
最終回、GSPが失ったのは3Rのみと思われるが、コンディットがどのような攻めに出るか。オーソから右ハイ、バックキックを見せるコンディットだが、GSPはスーパーマンパンチ要領でその場で細かいパンチを出す。バックキックを見せるコンディット、右を放つとGSPのシングルレッグにすぐにスイッチを仕掛けていく。両者スタンドの間合いに戻ると、コンディットのワンツー、左ローがGSPを捉える。
続く左ハイはブロックしたGSPは、左ジャブを伸ばす。さらにジャブ2発から、右ストレートを打ち込むと、コンディットが一瞬棒立ちに。そのままテイクダウンに成功したGSPは左のパンチを入れる。上体を起こしたコンディットのバックに回り込んだGSPは、コンディットの前転やブリッジなど、全てに反応し対処していく。
残り20秒、クローズドからキムラをコンディットが仕掛けるが、時間がなくなり技を解いたところでGSPはエルボーを落し、5Rの激闘に終わりが告げられた。結果、ジャッジ2人が50-45をつけるという裁定でGSPが王者統一を果たした。
次について尋ねらえたGSPは「バケーションを取って、それからキャリアにとって最上の選択をしたい」と言うに留まった。
もう始まる前からハラハラドキドキしてしまいましたがGSPが登場して身体つきを観てからは『今日はいける!』と確信しました。
膝を負傷してしまう選手は沢山いますが手術して完全復活できる選手は数少ないです。
しかも、いきなりタイトルマッチとはかなりのプレッシャーだと思います。
そのプレッシャーを跳ね除けて勝ってしまうとは今日は本当の王者を観る事ができました。
やはり我らのGSPは強かった!
Posted at 2012/11/18 18:59:52 | |
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2012年11月17日
【カルロス・コンディットは26分40秒、GSPは27分30秒からスタート】
注目は1年7か月ぶりの復帰戦となるジョルジュ・サン・ピエール。計量会場に姿を現すと、集まったファンは「GSPコール」の大合唱で、母国の英雄を迎えました。ケガからの復帰戦がいきなりの王座統一戦。しびれるマッチメイクですね。
計量を無事に終えたジョルジュ・サン・ピエールは「久しぶりに戻ってこられて本当にうれしいよ。すごく興奮してるんだ。試合が待ちきれないよ」と計量後のインタビューに答え、オクタゴン復帰に向けた興奮を隠せない様子でした。
一方、敵地カナダに乗り込んだ暫定チャンピオンのカルロス・コンディットは「厳しいトレーニングを積んできた。早く試合がしたいよ。準備はOKだ」と力強く宣言。アメリカ出身の「ナチュラル・ボーン・キラー」も気合い十分ですね。
本当に楽しみですね~^^
Posted at 2012/11/17 09:51:46 | |
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