
クルマ好きよ、ピリ辛コンパクト「R2」クラスに注目せよ!~ECO時代のモータースポーツ~
2011/02/14
(↑「RENAULT TWINGO R2(2010)」)
■今、最も気持ちよく走れるのが「R2クラス」のラリーカーだ!
クルマ好きなら「気持ちよく走れるスポーティモデルに乗りたい」と考えることだろう。かといって500馬力だ600馬力だといったモデルは時代に合ってない感じ。そんなクルマ好きにおすすめしたのが『R2』という1.6リッターの「小粒ながらピリリと辛い」スポーツモデルである。
御存知の通り、今やモータースポーツもEC0という考え方が要求される時代になってきた。このあたりの流れを機敏に捉えるのは、残念ながらヨーロッパ。というのも日本だと「だったらやめちゃえ」。クルマ文化を重要だと考えるヨーロッパの場合「何とか存在させたい」と考えるのだろう。
なかでも一番空気を読んでいるのは、市販車を使って公道で競技を行うラリーだと思う。というか市販車のアピールのためにラリーに出場するのであって、販売台数を期待できないランエボやインプレッサで競技しても意味無いということなんだろう。結果、魅力的なスポーツモデルが出てきた。
そいつこそ『R2』であります。写真を見ていただければ解る通りカッコ良い! ヨーロッパで言うBセグメント(日本車だとフィットやヴィッツ級)に、1.6リッターの高性能エンジンを搭載するクラスで、現在、フォード・フィエスタR2とルノー・トゥインゴR2という二つのモデルが存在する。
フィエスタR2のスペック表によれば、1030kgという軽いボディにザイテックチューンの170馬力を発生するエンジンを搭載。ミッションは本格的な5速のドグ&シーケンシャル(バイクと同じタイプの変速機。競技車両でよく使われる)。フロントデフに強力なLSDを標準装備。
■リーズナブルなキットながら、国際競技への出場も可能だ
サスペンションはアイバッハ製のスプリング&伸び側と縮み側の減衰力を別個に調整出来るショックアブソーバーが付く。ブレーキだってAP製の本格的な競技用ディスクとキャリパーときた。フロントキャリパーなんか4ピストンです。ホイールはこれまた競技スペックのOZ製。
トゥインゴR2も同じようなスペック。写真のようにインテリアは内装材全て無し。サベルトのフルバケットシートや6点式シートベルトが付く。キットには国際競技に出場可能となる頑丈なロールケージまで含まれる。チューニング無しでラリーやサーキットの走行会に参加出来るレベル。
これでフィエスタもトゥインゴも約500万円。インプレッサやランエボを買ってスポーツパーツ組み込むよりリーズナブルだと思う。もちろん休日用のスポーツカーとして乗るのも良し。ボクスターの購入を考えていたけれど、R2の方が面白そうかな、と思い始めている。
出来ればトヨタやスズキがヴィッツやスイフトのR2仕様を出して欲しいですけど‥‥。300万円台で出たら案外売れるんじゃなかろうか。
(記事引用ゴメンナサイ)
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2011/02/14 14:57:24