駆動系自動車部品を開発するGKNドライブラインジャパンは10月26日、栃木県にある同社のプル―ビンググラウンドにおいて、新たな電子制御式LSD「ETM2」(Electronic Torque Manager)と、4WD車に用いられる電子制御式駆動力伝達機構「EMCD」(Electro Magnetic Control Device)を発表し、その試作品を搭載した改造車両による試乗会を開催した。自動車メーカーから要望の大きい、主にパッケージサイズや応答性の部分で大きな改善を図っており、走行性能のさらなる向上と違和感のないドライブフィーリングを実現する。市販車両向けの量産開始はいずれも2018年以降を計画している。