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イイね!
2019年06月13日

エンジンカーの黄昏

もうちょっと前の、6/4の朝日新聞朝刊の1面の記事。

またしょーもないコトを御役人様方は話し合ってるようです。
クルマの電動化は、もはや避けられない世界的な潮流でしょうし、普及に力を入れていかなければならないというのも判ります。
でも、それとは別に燃費向上義務とかって、政府が口出すべきコトなの?と思う。
そんなコト言われなくても、クルマメーカーはだいぶ前から燃費向上にしのぎを削っていて、それはクルマに興味がない人にだって周知の事実。
だいたい、燃費規制についても「出荷した台数の平均で達成する必要がある」って…。クルマメーカー毎に出荷台数にバラつきがあるでしょうが。

そんな今更なコト、クルマメーカー側に押し付けるよりも、電動化を推し進めるのであれば充電設備の充実、バッテリーの高性能化・低価格化について国ぐるみの支援の方が緊急の課題ではないだろうか?

そう言えば、国の最高権力者の某氏が、燃料電池車(FCV)のための水素ステーションを2020年までに160ヶ所設置するとかおっしゃっておられたけれど、今どうなっているんだろうか?(燃料油脂新聞社HPによると、2018年11月時点で113ヶ所だそうだ→) 
いくらメーカーが頑張ってイイモノを作ろうとも、国がインフラ整備に力を入れなければ宝の持ち腐れにしかならないと思うんだけれどなぁ。


まぁ、それよりも気になるのが記事の最後。
イギリスでは2040年までにエンジンカーの販売終了を目標にしている? これまでもHVやPHEV、EVを割合を総生産台数の何割にするとかいう目標がたてられたりしてきたけど、エンジンカーの販売終了を明言したことはなかったんじゃないかなぁ。
となると、遠からず世界中で、当然日本でもそういう動きになるのだろう。
そうでなくても、もはや「エコカーにあらざるはクルマにあらず」みたいな考え方が広がって、今度は純エンジンカーは重課税!なんてコトも言われかねない情勢…。
今MT車乗ってると変人みたいな扱いされるけれど、同様に将来的にはエンジンカー乗ってるのが変人みたいな目で見られたりする日が来るかもしれない。
さらに未来では、貴重な化石燃料をムダ遣いし、余計に税金払ってまでCO2をまき散らしてエンジンカーを乗り回すコトは、一般的には理解されにくいカネ持ちの道楽になってしまうかもしれない。


幸い、エンジンカーが運転できなくなってしまうよりも、よしつきがあの世に行く方が先になりそうなスケジュールなので、さほど心配はないのかもしれないけれど。
EVの力強い加速感と素早いレスポンスは確かに魅力的だけど、やっぱりあのエンジンの脈動とエキゾーストノートを感じながらでないと「クルマを運転してる!」という感覚が薄いと思うのは古い人間だからなのかな?
空気を吸って、ため込んだエネルギーとともに燃焼して、大地を駆ける力に換える。パワーとスピードを求められれば、咆哮とともに力を解き放つ…。エンジンカーはある意味動物的だ。
近年電子デバイスに支配されて飼い慣らされてきてはいるけど、鉄の猛獣を意のままに操る快感がクルマを運転するコトにはあると思う。

地球環境がダメになったら、クルマの運転を楽しむどころじゃなくなるだろうと言われればそれまでなんだけれども。

エンジンカーの終焉とともにこの世から去れるというのは、ある意味幸せなのかもしれないなぁ…なんて考えちゃったりして。
ブログ一覧 | クルマ | 日記
Posted at 2019/06/13 22:48:08

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