
昨日は被災地に救援物資の運搬のお手伝いで行きました。
東松島市→石巻市→女川町→南三陸町と行きました。
兎に角物資は女川町に届ける予定でしたが現地で情報を集めたりしているとメディアで報道されている情報、行政で公表されている情報は全くと言って良いほど当てにならない状態でした。
避難者数が合わない、避難所の情報がほとんど無い。
クエスチョンマークが沢山頭の中に出てきました。
最初に行った女川町立病院で少し物資を降ろしながら話をしてビックリでした。
避難者数が合ってない。
1000人いると書いてあった女川原発に行ったら「1000人なんかいないよ?職員の人数いれて250人位にはなるけど。」という事でした。
これはビックリでしたよ。情報が合って無い以上に情報が遅れすぎ。
信じられません。
女川町の行った避難所の方の話を統合すると
1:避難所間で移動が起きている
2:親類等を頼り被災地から出ている。
3:入ってくる情報が少ない。
という事実。
女川町の災害対策本部には物資があります。そこの集積して各避難所に配布なのですが車が動いている気配が無い(自分が行った時点で)。運搬がどうなっているのか心配になりました。
物資は入って来ているのですよ。絶対数としてはどうかは判りませんが。
でも物資が偏って入ってきている事もあるようです。
正直ここの物資の集積場にいた方の対応もどうかと思いました。
やる気なし、説明も投げやり、これでは物資を持ってきてもなんだかなぁです。
状況が大変だからこそしっかりやらなければならないでしょう。
二箇所目の避難所では大変なのに珈琲をご馳走になりました。心が一杯になりました。
本当にご馳走様です。
子供も沢山いて元気でした。良かった。お菓子を沢山置いてきました。
女川町を後にし南三陸町に行く事に。
国道はあちこちで通行止め。迂回迂回でなんとか着きました。
さっそく対策本部で情報集め。物資を降ろす場所で
「こちらは結構あるんです。なので離れていて今日もそちらに移動された方がいるのでそちらにお願いします。」と女性の方からお願いされたので向かいました。
途中年配の女性に道を聞くために車を止めたら乗せてもらえないかという事で乗車。
行き先は一緒。
女性の方はお礼をずっとしてくださいました。
お話を聞くと行方不明の方を探しに行き、歩いて避難所に戻られる所だったそうです。
避難所に指定されていた場所に避難した方も津波が想定以上に凄くて避難所毎流されたという話も・・・
兎に角避難所に到着!!道路は2tトラックでギリギリ。電線も垂れ下がり危ない。(電気は流れてませんが、トラックの箱に引っかかりそうでした)
ここで物資の大半を降ろしました。
避難されている方々が列を作りバケツリレーで物資を手際よく降ろせました。
皆さんとても元気でした。逆にパワーをもらった気がします。
少し残った物資を仙台で降ろし終了。
ここでも色々情報を聞けました。
dmtの西川さん、内藤さん、お疲れ様でした。気をつけてお帰りください。
本当にありがとうございました。
さて、今回の行動で被災地では足らない物、何をしなければならないか見えてきました。
1:靴が足らない。サンダルも欲しい。(年配の方向け)
2:情報が全く交換されていない。
3:物資を運ぶ人手が足らない(集積場から避難所へ)
4:カップ麺や小分けのスープ類が喜ばれる。乾物もね。
5:子供達に筆記用具等
最低限でコレです。
一度しか行っていませんから本来はもっとあるはず。
個人で被災地に物資をこれから持って行こうと考えている方がいましたら是非こういった物資をお願いします。
その他の生活関連は結構あるそうです。
被災地で必要としている物は時間が経つにつれ変わって行きます。
出来るだけ現地に入り情報を集めたいと思います。
少しでも役に立てれば本望です。
被災地を応援してくださる皆様、物資を提供してくださった皆様、被災地の方々に代わりお礼を申し上げさせていただきます。
頑張ろう日本!!
頑張ろう被災地!!
Posted at 2011/03/24 09:29:02 | |
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