
これは、
セントレア →
工場見学 の続きです。
長くなりますm(__)m
私にとっては最高の、そして、日本最後のブルートレイン 【北斗星】
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(札幌駅にて撮影。☆ということで、光っているような加工をしました)
2ヶ月前、
北への旅 で札幌駅には来ていましたが、
3月14日のダイヤ改正で、定期運行を終えてしまっていた北斗星。
8月22日までは臨時運行されますが、開始は4月2日からとあって、
3月下旬には、姿を見ることはできませんでした。
先日、お友達と
SL北びわこ号に乗車 した際、米原駅で、青いEF510を見かけたり、
青い客車で、ブルートレインを連想したこと。
そして、北斗星のチケットが取れた!という、別のお友達のご報告もあり、
私ももう一度、北斗星を見たい、できれば乗りたい、との想いが。
夫は、「北斗星のチケットが取れたら、名古屋へ行くついでに乗ったら。」
と言うのですが、あまりにも急だし、取れないでしょう。
ついでに行くには遠いし、無茶だわ +_+ と思いました。
しかし、北斗星の空席状況を調べてみると…わずかな空席が!
まさかの、北斗星号チケット入手!
前回の北斗星乗車時 とは逆で、札幌発です。
このチケットが取れたので、セントレアからの飛行機や、その日の宿等を、急いで予約。
そして、セントレアから新千歳へ飛ぶこととなり、その翌日、札幌駅までやって来たのでした♪
そろそろホームへと上がって…、電光掲示板を撮影。
臨時寝台特急、と書かれています。
北斗星の入線シーンを撮影しようと、ホームの端まで行きましたが、既にたくさんの人が。
わずかな隙間から、厳しい角度での撮影となってしまいました。
上野行きの方向幕は以前のままですが、号車の表示が、ラミネートされた紙のようですね。
臨時列車化で、定期運行時とは車両の編成が変わった影響でしょうか。
撮影に夢中で乗り遅れないようにするため、ホームの反対までは行かず、乗り込みます。
私の寝台は…
…
…
…
やはり、[B寝台開放2段式]ではなく、鍵のかかる個室だと良いのにな。
と思っていたので、旅の道中、何度もJRの窓口へ行き、「ソロは空いていませんか?」と、
個室の空き状況を調べてもらっていましたが、空席は開放B寝台のみ。
しかし、諦めきれずに行ってみると、「個室、空きがありますね…」との返答が。
もちろん、すぐに《乗車変更》。
個室のチケットへと変えてもらうことにしました。
こうして、とても運良く、入手できてしまったチケットは…
…
…
…
なんと……、【ロイヤル】!!
北斗星の中では最上級の、[A寝台1人用個室]です。
予約困難な、このチケットが取れるなんて。
キャンセルされた方にも、感謝です m(__)m
札幌駅で乗り込む直前に撮影しておいた、私の今回の寝台、ロイヤルの《お部屋》。
広い窓に、豪華なカーテン。
個室内にシャワー、トイレ、洗面台があるのは、ロイヤルのみ。
早速、ウエルカムドリンクが運ばれて来ました。
入れ物がグラスではなくプラカップなのも、臨時列車化の影響のようですが、
これは、ロイヤルのみのサービス。ありがたいです☆
他にも、定期運行と臨時運行とでは異なる点が多々あるようですが、北斗星という列車、
それに乗れるのが嬉しいことには、変わりありません (*^^*)
ロイヤルに乗らせてもらえるだけでも、既に贅沢です。
缶のお茶だけは飲みましたが、お酒は夫にも分けて、
私は思い出に浸りながら飲もう、と思い、持ち帰ることに。
検札も終わり、オリジナルグッズを買いに行きました。
おそらく乗車しないと購入できない、北斗星の真っ青なタオルを入手し、一安心☆
クリアファイルもコレクションの1つにと。
椅子に座って、車窓を眺めることにしました。
車内販売のワゴンサービスが近くまで来たので、ロイヤルのサービスとして頂いた、
コーヒー引換券 [北斗星ロイヤルルームドリンクチケット] を、早くも利用しました。
この後すぐ、列車は停車時間の長い、伊達紋別駅に到着。
ホームへ降り、ちょっと撮影。
先頭まで行ったので、車内からも機関車を撮影しておきました。
犬の顔のように見える U^o^U と思うのは、私だけでしょうか(^^)
ついでに、列車内を探検。
こちらは、ツインデラックス。
天井の高い、[A寝台2人用個室]。
[B寝台1人用個室ソロ(下段室)]。
開放B寝台と同じ料金なので、とてもお得感があります。
[B寝台開放2段式(禁煙上段)]。
私が当初入手した寝台も、こちらのように空席でした。
[B寝台2人用個室デュエット(下段室)]。
前回の北斗星乗車時 の写真。1人で利用しました。
食堂車[グランシャリオ]では、ディナーの準備が整っていました。
最初にチケットを買いに行った時、夫からは、「せっかくの機会だからディナーも…」と言われ、
贅沢すぎるし、1人で食べていいの?、と悩みつつも、窓口で空き状況を聞いてみましたが、
「ディナーは3日前までに、ご予約が必要でして…」とのことで、残念でした。
徐々に暗くなって来ました。
目で見た素敵な景色を写真に残したいけれど、難しいですね。
食堂車でのディナータイムは終了、パブタイム開始、との車内放送の後、函館駅に到着。
早めに食事をしたいと思いますが、やはりホームに降りて、機関車交換を見ておかねば。
今まで北斗星を牽引して来た、青いDD51の重連が、切り離されて去って行く様子。
反対側では、この後青森まで北斗星を牽引する、赤いED79が連結される様子。
どちらも見たいのですが、上野行きの上り列車は、下り列車よりも停車時間が短いそうで。
人の多い中ですし、端から端まで走るのは危険なので、私は迷わず、こちらを選択。
青い重連の機関車を、お見送りしました。
そして、食堂車のパブタイムでは、ビーフカレーを頂きました (^o^)
混んでいたので相席となりましたが、流れ行く夜景を見ながら、出来立てのお料理を頂く。
食堂車のある寝台列車でしか経験できないことなので、食べられて良かったと思います。
この後は、いよいよ青函トンネル。
自分の寝台に戻り、今度こそトンネルの最深部を見よう、と目を凝らし、
動画も撮っていましたが、今回もわかりませんでした *_*
トンネルを抜けてしばらくすると、青森駅で機関車交換があります。
ドアは開かないので、EF510が連結される様子を、1号車まで見に行きました。
さて、この日の機関車の色は…
やったぁ、青色でした☆
青森駅のガラスに、機関車の姿も写り込んでいますね。
満席だったロビーカーは、さすがに夜が更けて来ると、人が減ってきていました。
寝台列車では、なかなか眠れない私ですが、少しは休むことにしようかな。
ちなみにロイヤルは、2人でも利用することができる個室で、ベッドを広げられます。
左上:1人でベッドを利用する時の状態。入室時はこのようにセットされていました。
右上:背もたれを下ろして、幅広のソファーにした状態。
左下:ベッド下に収納されている補助ベッドを引っ張り出してみた状態。
右下:補助ベッドを持ち上げて、幅を広げた状態。
さて、ベッドを広げた状態で寝ようかしら?シャワーを浴びながら、決めることにしよう。
シャワーカードを購入して利用する共同のシャワーでは、お湯は6分間しか出ませんが、
ロイヤルのシャワーは、最大20分間使えます♪
しかし、シャワーを浴び始めて数分で、お湯が出なくなってしまいました!
どうやら、シャワールームの扉の締りが良くなくて、
シャワーの途中で少し開いてしまったせいで、お湯が自動でストップ ^_^;
車両の老朽化なのでしょうか。
後で調べてみたら、私より数年前に乗車した方も、同じように、
シャワールームの扉が開いてしまった、と書かれていましたね。
ちょっとトラブルもありましたが、自分の好きな時間帯にシャワーが浴びられるなんて、
とてもありがたいことです。
それにロイヤルは、北斗星のヘッドマークがプリントされたポーチに、
シャンプー、リンス、歯ブラシ等が入った、オリジナルアメニティ付き☆
バスタオル、タオルは、2セット備え付けられていました。
まさに、《動くホテル》ですね。
結局、ベッドはシングルの幅に戻し、頭を窓側にして、しばらく、星を眺めていました…
長くなりすぎましたので、続きは、
次のブログにします。