レヴォーグ北海道旅 36 -千歳~苫小牧- の続き。
フェリーに乗るため、苫小牧港まで来た。
行きと同じ船、太平洋フェリーの【きそ】だ。
帰りは、新日本海フェリーにしてみようかな…、
とも考えたが、片道の利用では割引が全くないし、
実家に寄る用事もあるため、結局、太平洋を選択。
まだ帰りたくない、北海道から離れたくない、そんな思いもあった。
しかし、北海道は既に、雪が降り始めている。夏タイヤのレヴォーグで走るのは、危険だ。
レヴォーグを守るためにも、帰って、また必ず来るんだ~!それを、励みにしよう♪ と。
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3日分の内容、約40時間の船旅記録がメインのブログで、写真が多く、かなり長くなる ^_^;
行き(往路)のブログ →
レヴォーグ北海道旅 03 -太平洋フェリー- に書いた説明等は省略。
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乗船手続きを終えた時には、辺りは薄暗くなって来ていた。
左は、太平洋フェリーの【きそ】。右は、商船三井フェリーの【さんふらわあ さっぽろ】。
ルームミラーに、「名古屋」行きの札をぶら下げる。
あぁ、ついに名古屋へ帰るんだなぁ。
10月25日 17時35分。
車両での乗船開始。
今回の駐車位置は、最後尾の角だ。
行きと同様、エレベーターで客室区画の5デッキへ上がり、インフォメーションにて受付。
相部屋で2泊は、ちょっと気疲れしそうだったので、帰りは、個室を予約していた。
青い扉の、「1等客室(洋室)」。
外の景色は見えないインサイドの部屋だが、定員2名のツインルームを1名で利用しても、
A期間(お盆や年末年始等を除いた期間) は、1人分の料金で乗船できるのだ。
船内の追加画像は、こちらに。 →
レヴォーグ北海道旅 -太平洋フェリー【きそ】-
部屋に大きな荷物を置き、カメラだけ持って、スカイデッキに出てみた。
待機していたトラックも、乗船が完了しているようだ。
お隣に停まっている【さんふらわあ さっぽろ】は新造フェリーで、ちょうど、この日に就航。
就航イベント?で、乗客が陸に向かってペンライトを振っており、賑やかな様子だった。
18時45分。【さんふらわあ さっぽろ】が、大洗港へ向けて出航。
いってらしゃい (^^)/
陸にいるスタッフさん達も、船に向かってペンライトを振り、お見送りしていた。
その15分後、19時00分。
【きそ】も、定刻に出航。苫小牧港の岸壁を離れた。
苫小牧港が、北海道の大地が、どんどん遠ざかって行く…
「一旦、さようなら、北海道。また来るからね~ (;_;)/ 」
やはりちょっと、寂しかったな。
(※意外と早く、それから2か月以内に、
冬の道南・函館旅 -前半- -後半- で、
北海道に来られるなんて、その時は予想していなかった。)
お風呂へ入りに行ってから、部屋で晩酌を。
早速、個室は気楽だなぁ、と思った。
個室にはトイレ・シャワー等もあるし、この夜は部屋から出ることなく、早めに就寝zzz…
翌朝、26日。
目覚めて、部屋のテレビをつけてみると、船は既に、宮城県沖。
行きのように、仙台港での一時上陸をしたいので、手続きしに行った。
また一番☆
ついでに、スカイデッキへ出てみた。
牡鹿辺りだろうか。
こちらは、金華山かな。
その後、少し船内をお散歩してから、一時的に下船するための準備を。
10月26日 9時40分。
仙台港に着岸。
往路では時間が足りなくて行けなかった、「三井アウトレットパーク 仙台港」へ。
散策した後、施設内で、昼食の豚丼や…
おやつに、「いちご&ミルキーのソフトクリーム」を。
仙台港に、車がたくさん並んでいるのを見たり。
定刻の12時50分、出航。
仙台港、さようなら (^^)/
仙台港は狭く、フェリーが方向転換する為に、タグボートが引っ張ってくれるようで。
行きはタグボートを見たのだが、帰りはいない?港の景色を撮るのに夢中だったから?
この後、軽食コーナーの「マーメイドクラブ」にて、お楽しみがあるので、
待機しながら、船の雑誌を読んでみた。世界の豪華な客船もたくさん載っており、
まるで一つの街のようであったり、移動するリゾート地のような設備を持つ船も!
さて、準備が整ったようで。
「マーメイドクラブ」が少しの間だけ、パン屋さんに。
焼き立てパンが並べられている。
数量限定。
人気があるようだし、売り切れたら終了なので、購入しておき、後で食べよう。
そして、もう一つのお楽しみ。
姉妹船【いしかり】とのすれ違いを見るために、外へ出た。
船内に青が多い【いしかり】、乗りたかったなぁ…と、ちょっと名残惜しく、見送った。
太平洋フェリーの運航日程表を見て、更にあと2日、北海道に滞在していたら、
27日苫小牧発が、【いしかり】であることもわかっていたが、そろそろ帰宅した方が…、
と、25日発の【きそ】にしておいた。
実は後程、それで良かったんだ!、と判明する。
上記ですれ違った【いしかり】は、27日の昼、苫小牧に到着。
夜に出航、のはずが、
「機関故障のため 欠航」となってしまったのだ ! ^o^; !
6デッキへ降りると、「マーメイドクラブ」前のステージでは、ギター演奏が♪
少し聴いた後、外で潮風を浴びていたし、カメラを掃除してから、さっとお風呂へ。
船が左右に揺れて、お湯が波打っていた。
船ならではの体験で、私は楽しかったが、
船酔いする人達は気分が悪くなったりして、大変なんだろうなぁ ^_^;
部屋に戻り、購入しておいたパンを食べることに。
まだほんのりと、温かい。
メロンパンは「外はサクサク、中はふわふわ」と書いてあった通りで、美味しかった♪
その後、ベッドの上でぼ~っとして、仮眠したり。
動き回らずにのんびりと過ごすのも、時には良いのではないかなぁ、と。
そして夕食は、節約のため、カップラーメンを。
個室にはポットが設置されているが、小さめで。お茶1~2杯用なのかな?
同じ階(6デッキ)に給湯室があったので、お湯を注ぎに行った。
ちなみに、オープンスペースでは、匂いの強い物を食べるのは控えて欲しいそうで、
カップ麺は自動販売機コーナーにも売っておらず、苫小牧のイオンで買っておいたもの。
太平洋フェリーの《よくある質問》のページには、こう書かれている。
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Q. カップ麺を持ち込みたいのですが。
A. カップ麺の飲食について、多くのお客様より匂い・汚れなどのご指摘があります。
個室以外でのカップ麺の飲食はご遠慮ください。(きたかみを除く)
ご協力をお願いいたします。
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個室ではない【きそ】・【いしかり】の乗客はカップ麺禁止…なので、行きは止めておいた。
晩酌は、こちらもイオンで買った物。
個室には冷蔵庫があるから、冷たい状態で飲める。
名古屋のイオンには、冷凍されたペットボトル飲料が売られており、行きの船の中では、
それを保冷剤代わりにしていたが、北海道のイオンには、冷凍ペットボトルが売っていない!
気温が低いから?北海道イオンの複数店舗で聞いてみたのだが、1つもなかった ^_^;
翌朝、27日。
船上からの、日の出・朝焼けを見に行った。撮影している人が、数人。
どんどん南下して、愛知県沖まで来てしまった。
朝食は、北海道の「ちくわパン」、北海道限定の「FIRE ミルクテイスト」。
ある程度、下船の準備をしておいてから、またスカイデッキへ。
渥美半島、伊良湖岬かな。
知多半島、中部国際空港(セントレア)も見えて来た!
そして、名古屋港へと入港し…
名港トリトンの赤い橋、名港西大橋の下を通過。
名古屋港フェリーターミナルが見えて来た。
ついに、船旅の終わりだ。
10月27日 10時20分。
定刻より少し早く、名古屋港に到着。
車両甲板へ下りて、41時間ぶりに、レヴォーグのエンジンを始動すると…
ナビ画面の現在地が、苫小牧西港フェリーターミナルのままだ。
10時45分。下船。
フェリーターミナルの駐車場に停めて、帰着の記念撮影を。
ナビで、行き先を名古屋市内の、とある地点にセットしてみたら…
まだ、GPSを受信できていなくて、距離・所要時間・料金が… (@@)
しばらく経つと、現在地の正しい位置を認識してくれた。
太平洋フェリー、苫小牧 → 名古屋 (仙台経由) 航路は…
キロ程:1,330km 所要時間:39時間30分
名古屋行きは、苫小牧行きよりも30分短いとは言え、長時間の乗船である。
個室を選んだから、更に快適で、またお天気にも恵まれて、楽しい船旅だった (^^)
名古屋港を出て、三重の実家に立ち寄り、1泊。
家族サービスや、旅の報告等も。
翌日、28日に、実家から自宅まで走行。
9月19日に自宅を出て、40日目に帰って来た。
帰宅時のブログ →
北海道から帰宅 …では、この写真を、タイトル画像に使っている。
帰宅後、ふと、不思議な感覚が。
まだ自宅付近は、紅葉もしていない。
しかし、北海道滞在中、紅葉が深まって行き、雪が降り積もるのを見て、寒さも体験している。
季節が逆戻りしたというか、季節の異なる海外へ行って、帰国した時のような感じだった。
長い長い、愛車レヴォーグで北海道旅☆ 2017 《レヴォーグ北海道旅》 は、終了。
旅ブログも終わり?だが、最後にもう1つだけ…。
色々なまとめを、書いておこうと思う。
→
レヴォーグ北海道旅 38 -旅のまとめ 1- へ続く。