• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ザクとは違うのブログ一覧

2021年11月03日 イイね!

駆逐艦桑製作記(船体・艦橋などの工作)

組立説明書には艦尾寄り左舷側ボラード直後に爆雷積込み用ダビットを取り付けるよう指示がありますが、同ダビットは2番主砲直後右舷側の甲板上に格納状態でモールドされています。戦闘中は格納されているはずなので、左舷の取付用穴は伸ばしランナーで塞ぎます。
また後部甲板室直後にLEDを仕込むための穴を開口しておきます。同様の開口はあと数箇所行うつもりです。


喫水線下のパテ盛り&削りを何度も繰り返した結果、なんとなくそれらしい形になりました。
艦底部の断面形状はできるだけ所要部断面図に寄せたつもりです。

本来ならビルジキール、プロペラシャフト、スクリュー、舵などを設置する必要がありますが、ジオラマ化した際にはまず見えないと思われるので今回は省略します。同様の意味で左舷側の喫水線下の整形もあまりきちんと行いません(手抜き爆)

次は艦橋の製作。
キットパーツは図面に非常に忠実で、繊細なモールドがきちんとなされているので、素組みでも十分なものが出来上がります。


ただ各部のブルワークの厚みは気になるので、羅針艦橋後部両側をデザインナイフで削り込みました。


もう1つ気になったのは羅針艦橋前の25mm三連装機銃のブルワーク。キットパーツには機銃前面の壁がありません。改めて実艦写真を確認しましたが、間違いなくあります。


よって薄く削った0.3mmプラ板を貼り付けて整形しました。


艦橋の基本工作は以上ですが、ゆくゆくは羅針艦橋内部や防空指揮所などを作り込んでいくことになります。

次は煙突です。
煙突もキットパーツは素晴らしいモールドで、ジャッキステーだけでなく、汽笛までモールドされています。また、ファンネルキャップと煙突本体との段差まで表現されているという気合いの入りようです。

汽笛は松型各艦ごとに取付け方が異なるので、数少ない識別点の一つですが、桑がどのようになっていたか不明なので、このまま使用することにします。

1番主砲フラットは両サイドが折り畳み式になっており、その構造もモールドされているという凝りようで、ヤマシタホビーさんの気合を感じる部分です。
ただプラの性質上、フラット上面板が若干厚くなっているので、デザインナイフで削り込みました。


船体中央と後部甲板室上に設置する機銃座は↓のようなパーツになっています。

これらはブルワークと下面の三角ステーを薄く削り込み、双眼望遠鏡をいったん切除します。
もう一つ、中央機銃座の支柱の断面形状を改めます。以前に竹を作った際の検討では、左舷は十字形、右舷は前半分が十字、後ろ半分が円筒と結論付けました。よって今回もその形状とします。

今回はここまで。
最近は仕事も忙しいしキャンプにも行かなきゃいけないし(笑)で、模型工作の時間があまり取れません。
それでも何となく形が見えつつあるのは、キットの出来が素晴らしいので、竹の時のように船体以外全てスクラッチ(船体も大幅修正)ということがないからでしょう。
やはり最新キットはすごいですね(^^)
Posted at 2021/11/03 10:08:08 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2021年11月02日 イイね!

大和ミュージアムのライブラリーについて

大和ミュージアム(以下「大和M」)というのは愛称で、正式には「呉市海事歴史科学館」と言います。

一般には1/10スケール大和の模型が有名ですが、造船技術を中心に呉の戦前戦後について展示されており、非常に奥深い素晴らしい内容となっています。
その中でのライブラリーは当時の貴重な資料を含む様々な資料を集積していく場所であり、科学館機能の核とも言うべき施設です。

先日ライブラリーを訪れる前に、「ライブラリーとは」でググってみましたが、あまり詳細な解説がされたものは見つけられませんでした。従って、ここではそのライブラリーについて、モデラー目線寄りで少し詳しく書き残しておこうと思います。

まずは基本的な事柄から。
ライブラリーの利用時間は9時から17時まで。利用料金はかかりません。場所は4階海側にあるので、1階入口左のミュージアムショップ奥を左へ進みEVで上がります。
書籍等閲覧スペースは数10席あり、その他にデジタルデータ閲覧用のPC席が4つあります。壁は全面ガラス張りで、座席から港の様子が見られます。
館内は飲食禁止ですが、4階の自販機コーナー前でなら水分補給は許されています。


所蔵物は書籍等の紙媒体と、写真・図面等の電子媒体の2種に大別されます。

書籍等は開架書庫に配置され自由に閲覧できますが、貸出しやコピーサービスは行われていません。書庫は3列なので、冊数的には数百冊程度といったところでしょうか。蔵書は軍艦に関するもの、太平洋戦争中の人物関係、そして呉市史などで、光人社NF文庫や学研の太平洋戦争史シリーズもほぼ揃っていました。驚いたのは「日本海軍艦艇公式図面集1(空母・千代田/陸軍M丙型空母)」などの希少絶版本まで散見されたことです。なお閉架書庫の有無は確認していません。
一方で残念だったのは、蔵書に直射日光が当たってしまい色褪せがかなり進んでいたことです。せっかくの貴重な蔵書なので、その近辺だけでも遮光カーテンを引くなどの対応が望まれます。
また造船に関する技術的な書物はあまり見られません。大和Mは単なる戦争博物館ではないので、軍艦以外も含めた造船にかかる学術書なども集積されていくと、よりアカデミックなライブラリーになりそうな気がします。

写真・図面等は4台のPC(うち2台は写真用、残り2台は図面等用)で自由に検索・閲覧ができます。
混雑時などは30分ごとに次の人と交替することになっています。土日は多くの来客があるか尋ねましたが、はっきりした回答はありませんでした。
検索画面は大和MHPにて確認できます。検索結果で出てくる写真のサムネイルは大和MHPでも確認できますが、写真中央に「大和ミュージアム」の文字とロゴが入った状態で表示され、右クリックもできず拡大表示もできません。現地のPCでもサムネイルは同様の表示ですが、私が閲覧した際には拡大表示するとロゴ等がないものが表示されました。写真のラインナップはHPも現地も同じように思えたので、事前に拡大確認したいものをチェックしておくことが可能です。
図面は青焼き状態で表示されます。船体平面図などの場合、データが3つに分割して表示されますし、冊子の資料はページごとにデータが分割されています。
資料で個人的に目に止まったのは以下の通りです。

軍艦と鋼材、駆逐艦縦強度計算資料、機関重量・燃料消費、消火防火(空母関係)、防御Ⅰ(弾片、機銃弾)、軍艦大和基本計画資料、大和設計の苦心、旧日本海軍の対魚雷船体防御研究経過概要等について(原稿)、空母及巡洋艦損傷状況調査報告、初期の呉海軍工廠、鋲及コーキング記録、昇降式短波檣使用電探第三次

また任意のデータを有料で印刷してもらうこともできます。(料金及び印刷サイズはHPで確認して下さい。)
印刷したものをSNS等で利用する場合、事前にライブラリーへ許可を求める必要があります。
なおデータ一つあたりの料金なので、船体平面図なら3枚分のお金が必要です。これを船首から艦橋の1データのみという印刷依頼が可能なのかは確認していません。

ただ、印刷した写真等には裏面に資料番号と大和Mの印シールがあるだけで、艦種艦名や資料名・撮影日時や場所などは一切表示されません。

印刷申込書のコピーはお願いすれば頂けますが、艦名や資料名が分かるだけなので、その他の情報が必要なら別途端末で調べてメモする必要があります。
特に多くの枚数を印刷してもらう場合、その作業負担が大きいので、少なくとも端末で確認できる情報はシールに印刷できるようシステム改修されると、依頼側受注側ともに負担が減らせるとともにサービス水準も上がると思います。
図面の場合、例えば駆逐艦は1/50のものがA3サイズ3枚に分けて印刷されますが、印刷物の縮尺は不明です。
加えて、かなり縮小印刷されるため図面上の細かい文字は確認できない場合があります。よって必要な文字情報は印刷後、端末で拡大表示してメモする必要があります。また青焼き状態で印刷されるのでその上にメモする場合、見づらくなります。以前は白黒反転させたものを印刷してもらえたようで、その状態だとメモが取りやすいので、可能ならば青焼きと白黒反転の選択ができると有難いと思います。
また図面や資料はそのリストがHP上に無く検索もできないので、全て現地での確認となります。多くの人は大和Mへ頻繁に行けるわけではないので、サービス水準向上と端末利用時間短縮の観点でリストを公開して頂けると助かります。

課題と要望まで記したので長文になってしまいましたが、現状でもライブラリーは素晴らしい施設であり、艦船モデラーにとってなくてはならない拠点のひとつです。
今後の更なる発展を願わずにいられません。

※上記文面及び画像の一部は本ブログで公開することについて、事前に大和Mに確認を取りました。
Posted at 2021/11/02 21:48:41 | コメント(1) | 艦船模型 | 趣味
2021年10月24日 イイね!

呉→舞鶴 一人旅(前編)

長かったコロナ第5波もやっと治まり、全国規模で発出されていた緊急事態宣言も解除されましたが、この先いつ第6波が来るか分かりません。仕事もこのあとひと山来る見込みなので、温めていた計画をこのタイミングで発動することにしました。
行き先は呉市にある大和ミュージアムのライブラリー。
ここには旧海軍艦船の貴重な写真や図面などの資料がデジタルデータで所蔵されています。同館のHPでも写真はサムネイルで見ることが出来ますが、その中央にでかでかと「大和ミュージアム」の文字が入れられており、かつ右クリック不能な設定とされています。考証派モデラーを自認する私としては、より精度の高い作品を作るためには、やはり写真や図面の存在は大きいです。だからこその遠征計画です。
ちょうどその時、近ツーから手紙が来ました。
内容は、2年前に参加した「海軍さんの港まちスタンプラリー」4都市コンプ達成者への制覇証明書授与式を舞鶴で行います、とのこと。
これは行くしかない!
ということで呉&舞鶴一人旅の敢行となりました。

水曜日の仕事を定時まで終え、そのままクルマで高速へ。途中のPAで車中泊し、翌朝呉に到着しました。
大和ミュージアム開館は9時なので、それまでの時間を使って音戸の瀬戸近くの警固屋というところにあるコンクリート船を見に行きました。



太平洋戦争末期になると様々な資材が不足し、特に鋼材の不足はかなり深刻でした。同時に前線への輸送任務の重要性も次第に認識され始めていました。そこで考案されたのがコンクリート船。
詳細はWikiの解説に委ねますが、建造費用はかかるもののかなり頑丈だったようです。↑の船は自走でなく曳航されるタイプです。

大和ミュージアム開館の9時までにまだ少し時間があったので、ミュージアム裏手の公園で撮影。





そして開館。
ライブラリーは一番乗りでした(笑)

ここには検索用PCが4台設置されており、うち2台が図面などの資料用、もう2台が写真用です。
土日などは一人30分までで交代することになっていますが、この日は平日だったこともあり、PCは使い放題!
他の利用者は1組だけ来ていましたが、地元の親子のようで「広(ひろ)空襲の記録が見たい」との用件でした。どうやらお母様の親御さんが空襲で亡くなったそうで、その状況が知りたいという話でした。
さて写真と図面を半日以上かけてじっくり検索。必要だと思ったデータは2L版やA4版で印刷してもらうこともできます(有料)。
呉にはそう頻繁に来ることは出来ないので、この機会に必要だと思うものは粗方印刷をお願いすることにしました。結果、2L版写真56枚、A4版写真1枚、A3版図面9枚で総額2諭吉超え!(爆)
うーん、ちょっと思い切りすぎたかな…。
ま、これらは今後の艦船キット制作に必ず役立てます!

かくして一人旅メインミッションの1つ目は無事完了。
この日は呉市音戸町にある「大浦崎公園キャンプ場」を利用します。

こちらのキャンプ場はスポーツ施設の一部で、予約不要かつ夜9時までチェックインOKというゆるゆる設定。しかも一人1泊2日で480円とバク安です。
ただ管理人さん曰く、最近はマナーの悪い人が増えて近隣から苦情が来ていると聞きました。マナーやルールの守れない人はキャンプ場を使わないでください。

閑話休題。
この日の晩御飯はこちら↓

たらこじゃがりこマッシュ、名付けて「たらりこ」。そして「マグロ卵とじ」はマグロ味付缶と卵をかき混ぜて火を通してあさつきをふったものです。
この日は爆風だったので、テントで風から守りながらの晩酌。
満月かつ雲多めだったので、オリオン座流星群の日でしたが観測できませんでした。

翌日も朝早く起きてお土産を買いに行きついでに温泉で汗を流し、呉市東端にある安浦漁港へ。
ここにもコンクリート船があります。



こちらの船は昨日見たものの改良版で、名前を武智丸(たけちまる)と言い、ディーゼルエンジンによる自走が可能なタイプです。竣工したのは写真の2隻のみで、学徒や女子が動員されて建造されたそうです。しかしいくら戦時とはいえ、このような船を作ってまで戦争を継続する必要性はどこにあったのでしょうか。太平洋戦争のことを勉強すればするほど、あの戦争はなんのためだったのか、また特に敗色濃厚となって以降もなぜ終戦工作が全くなされなかったのかと思えてなりません。二度とこのような愚行が繰り返されぬよう、こうした遺産を大切にしていく義務が我々にはあるように思います。

次に訪れたのは、広島県三原市にある新高山城

「ニイタカヤマノボレ1208」というフレーズに聞き覚えはないでしょうか。
そう、あの太平洋戦争、中でも真珠湾攻撃のGOサインです。ここで言うニイタカヤマはこの城のある新高山ではなく、当時日本領だった台湾にある山でその時の日本最高峰だったそうです。
新高山城は戦国時代の毛利家三男・小早川隆景が築いた堅城で、続100名城に選定されています。

登城口近くの無料駐車場には地域の方が作ったと思われる詳しいパンフレットが置かれていました。登城口から登り始めると程なく大きな看板があります。

さらに進むと…

土砂崩れで行き止まりになっていました。
「ニイタカヤマノボレズ…」
事前に調べた限りでは、東側の沼田川を天然の堀とし、郭の総数は60以上にものぼるほど山全体が要塞化されており、最上段にある詰の丸という場所からの眺めは絶景だとか。再訪する機会があればぜひとも攻略したいものです。

こうして3日目の観光を終了し、高速に乗ります。今回も往路同様、途中のPAで車中泊します。この日の夕飯メニューは「豚もやし鍋」。

醤油をつけながら食べると絶品です♪

後編に続く。
Posted at 2021/10/24 21:06:02 | コメント(4) | 艦船模型 | 旅行/地域
2021年10月18日 イイね!

駆逐艦桑製作記(船体の工作)

左右に分かれた船体側面と甲板を貼り合わせると艦尾端に僅かな段差ができてしまいました。


艦尾を削って甲板に合わせると艦尾周辺のラインを全体的に修正しなければならなくなるし、段差を埋めるとモールドされている煙幕展張装置などの位置を修正しなければならなくなります。
悩んだ結果、段差は細切りプラペーパーを貼り付けて整形し、併せて船体と甲板の隙間にプラペーパーを埋め込みました。


また船首楼外板は上下4枚に分かれているので、継ぎ目は3本あります。

しかしキットでは下2本しかモールドされていません。


よって、0.3mm幅で掘った溝に伸ばしランナーを貼り付けました。
またこのキットは船体の舳先に付くフェアリーダーも別パーツとなっています。若干大きめな印象はあるものの、形状は悪くありません。ただ実艦写真をよく見るとロープを通す部分の底部前端は丸みを帯びており、フェアリーダー両側は台座状に少し伸びている部分があります。

よって↓のように整形しました。


そしていよいよ前回特定した舷窓の位置を基に、ピンバイスで開口しました。

ドリルは0.4mmを使っています。

以上で喫水線上の船体工作は概成したので、次に喫水線下を作ります。
船体を両面テープで2mmプラ板に貼り付けてカッターでラインを取って切り出します。


喫水線下は図面では1/700で4.8mmの深さなので、さらに2mm1枚、1mm1枚を貼り付けます。艦尾付近は緩く傾斜がかかるので、図面で測ったサイズを基に、長さを調整します。

傾斜部分はエポパテで形を整える予定です。
全体の形状は所要部断面図を参考にしながら、鉄ヤスリで粗方の形を出した後、ラッカーパテと水ペーパーで整えます。
今はパテの乾燥待ちです。
続く。
Posted at 2021/10/18 22:28:43 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2021年10月12日 イイね!

駆逐艦桑製作記(舷窓の考証など)

前回の最後に、舷窓の位置を特定する作業が残りました。
桑は写真も図面も無いので、桑と同じ藤永田造船所生まれの同型艦の写真から推定します。
同じ藤永田造船所生まれは梅、杉、樫、楢、柳の5隻。このうち比較的鮮明な写真があるのは杉、樫、楢の3隻。



楢は舷側が陰になっていることと岸壁上の物資等に阻まれてディテールがほとんど分かりませんね。
しかしここで新たな悩みが。
槇(別の造船所)の写真を掲げます。

左右で舷窓の数が明らかに異なります。
何故だ!?
ひとつの可能性は「新造時は戦訓対策で舷窓の数を限定していたが、復員輸送時は居住性確保のため新たに開口した」という考え方。
しかし戦後まで残った同型艦で同様の例は確認できませんでした。また居住性のためとはいえ安易に船体に穴を開けるだろうかと。
同時に秋月型も確認したところ、復員輸送時の宵月は盲蓋の付いた舷窓が散見されました。蓋さえ取らなかったのに、新たに開けるだろうかと。
米軍艦船は不沈対策徹底のためか舷窓はほぼないので、米軍の指示で新たに舷窓を開口したということは考えづらいと思います。

結論・分かりません(笑)

とりあえず右舷は杉、左舷は楢を参考にすることにしました。
しかしいずれも斜めからの撮影なので、位置の正確な特定が難しいです。
よってこんなことをやってみました。

樫も同様にやりたかったのですが、甲板が写っていないので、先程の樫の写真や竹の図面から推定します。
これらを参考にして図面に落としたのがこちら↓

艦尾は樫の写真から、竹と同じ位置にあると推定しました。
やれやれ、舷窓の考証だけで30時間くらいかかってしまいました。最新キットなのでさっくり作れると踏んでいたのですが…。

そういえばこの作業過程で驚いたことがあります。福井静夫氏のいわゆる68K本で松型駆逐艦を見ていたところ、竹の公試運転時の写真↓の説明に「竹(推定)」とあるではないですか!

公試運転の写真は竣工図書に添付されるものなのでよほど誤りはないと思っていましたが、まさかの推定…。
しかし舷側にTAKEと大書された復員輸送後の写真↓(学研本掲載)の舷窓は「推定」写真と同じ箇所にあるので、よほど大丈夫だと思います。


舷窓を開口する前に、外板継ぎ目のモールドが少しオーバーな気がしたので、軽くペーパーを掛けました。

上が施工前、下が施工後です。ほとんど分からないですね(汗)

そのほか、以下の作業を行って船体を組み立てました。
・爆雷投下軌条の張出しの薄化

・以下のモールド切除
旗竿基部、キャプスタン、艦橋両脇のラッタル、ボートダビット基部、2番主砲砲側弾薬箱(応急資材置場)、プロペラガード、舷窓の庇



併せて以下の事柄も検討しました。
・錨鎖は片舷はキャプスタンを、もう片舷はライジングビットを回って錨鎖庫に入っていくはずですが、キットでは両舷ともキャプスタンを回っています。

しかしこれを修正しようとすると、キットの精緻なモールドを損ねてしまうので、そのままにすることにしました。

次回は舷窓の開口ともう少し船体をいじって、上部構造物に入る予定です。
Posted at 2021/10/12 21:59:11 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「模型展示会へ出品 http://cvw.jp/b/488285/48618272/
何シテル?   08/24 20:13
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3 456789
1011121314 1516
171819202122 23
24252627282930
31      

リンク・クリップ

エアコンパイプの断熱 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:04:47
耐熱ホースカバー取付(冷却効果UP) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:02:04

愛車一覧

ホンダ シャトルハイブリッド イフリート (ホンダ シャトルハイブリッド)
イフリート初号機です。 前車・プレマシーに比べ排気量が△500CCなので、若干の非力さは ...
その他 キャンプ その他 キャンプ
我が家の行ったキャンプ場をまとめておく場所です。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
1/700を中心とした艦船模型についてのまとめです。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
ガンプラ製作の記録です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation