• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ザクとは違うのブログ一覧

2025年01月28日 イイね!

第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(マッコウクジラの製作)

前回製作ブログから約1か月経ってしまいましたが、牛歩で進んでいます。

前回ブログではジオラマベースの反りの修正として海を分割Ⅴカットした部分に粘土を詰め直した翌日に再び大きく反っていたというところまででした。
Ⅴカットの幅は僅か3~5mm程度。それでも強い収縮力が働くと。ジオラマベースが単なる一枚板なので、その形状を保つ力は箱状のものに比べて弱いです。
ググってみると、収縮を抑えるには薄塗りするのが一番のようです。しかし今から舞台をすべて作り直す根性はさすがにありません。
では、Ⅴの幅を狭くしてはどうかと考え再度切断したのがこちら↓


しかしその翌日また反り返りが…
いったいどうすれば…
ここでモチベが激落ちとなり2週間の製作中断となって、その間を利用して伊168のジオラマを作ったという次第でした。

しかし、いつまでも塞ぎ込んでいるわけにもいかないので、反り返りは仕方ないと諦めて製作を再開することにしました。

ベースに3隻を配置してそのアウトラインにナイフで線を入れ、彫刻刀で掘りました。

そして海面をアクリル絵の具の青で塗った上からタミヤ水性アクリルのインディブルーを重ね、さらにクリアグリーンをところどころに吹きました。これまで海の青はロイヤルブルーを使っていましたが、今回は小笠原諸島近海の晴天下という場面とするため、明るめの色をチョイスしました。

さてここからがブログタイトルのマッコウクジラの製作。
大きさをググってみるとオスは15~18m、メスは11~13mでした。これを1/700にして凡その大きさが分かるものを紙で作って第19号輸送艦の上に置いてみました。


これをF様に見ていただくと「18mで作ってほしい」との要望を頂きました。
次に色。
これもググると「黒褐色から紫褐色」と判明。

しかし問題は水性塗料にそのものズバリの色が見当たらないことです。
ということでテストピースを作って実験。

左からクレオスホビーカラーのタイヤブラック、タミヤ水性のNATOブラック、タミヤ水性のラバーブラック。この中ではラバーブラックが最も良いと感じたので、これで行くことにしました。

いよいよ本番。第19号の甲板に乗せるものは全身を作り、捕鯨船・文丸が引っ張っている状態のクジラは上半分のみを切り出しました。


第19号と輸送船・第35播州丸が並ぶ時は防舷物としてクジラの頭部を使ったとの記録が第19号の乗組員だった細谷氏の日記にあるので、これも作ってみました。

ちょっと大きすぎたので、後でこの半分くらいに小さくしました。

ここまで作った段階でいよいよ文丸とクジラ達をジオラマベースに設置し、海面としてジェルメディウムを塗布します。引っ張られているクジラの様子はこちらの画像を参考にしました。


おおっ、いい感じ♪
マストが立つとフネらしく見えてきますね~。

そして35播州丸も設置します。播州丸は19号輸送艦から離れて航走し出すところを再現するので、スクリューの回転による泡立ちが起きている様子を表現してみました。

これまたいい感じ♪

一時は大きく落ちたモチベも再び上がってきたので、完成に向けて頑張ります!
Posted at 2025/01/28 21:57:33 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2025年01月15日 イイね!

伊168潜ジオラマ完成♪

第19号輸送艦中心の捕鯨船団ジオラマは一時休止中。その間に積みプラを整理していたら伊168が出てきたので、サクッと作ってみます。
とは言え完全素組みをするほど素直なモデラーではない(笑)ので、「日本の軍艦別巻図面集」にあった図面を基に改造してみました。








古いキットですが、モールドは良好です。ただ一部に図面と異なる表現がされている部分があり、そこを修正してあげると更によくなるという好例だと感じました。
そして今回もジオラマ化。
100円コレクションケースに石粉粘土を薄塗りして塗装したものにフネを固定し、透明メディウムを塗って完成。







伊168は昭和9年の竣工当初は伊68という名前でしたが、その後潜水艦の数が増えたことで番号が168に変わっています。太平洋戦争開始時には既に老朽艦でしたが、それすら使わないと広大な太平洋では戦えない状況だったので、ハワイ作戦やミッドウェー作戦などで第一線に配備されています。
今回の製作に当たって伊168のことを調べたところ、特にミッドウェー作戦での活躍ぶりは特筆に値すると感じました。米空母ヨークタウンと駆逐艦ハムマンの同時撃沈は有名なエピソードですが、その前には単艦でミッドウェー島に夜間砲撃を行っており、その後、同島近海で哨戒を行っています。
以下、艦これWikiからの引用です。
「伊168潜はミッドウェー海戦前に重要な無電(待ち伏せしている可能性を示唆するもの「ミッドウェー海域にて昼夜の別なく多数の航空機が行動中」)を打っており、これが南雲機動部隊に届いていれば(大和は受信した)、ミッドウェー大敗は避けられた可能性が可能性があるものの一つである。」
これらを考えるとミッドウェー海戦において伊168はキーシップの1隻であったとも言えるでしょう。

今回のジオラマではそのうちの砲撃場面を再現しました。
浮上中は潜望鏡を下げているのでそのように表現しました。高速で航行すると船の動揺が大きくなって砲撃精度が落ちるので低速だったと考えたことから、航走波は小さめに作りました。また夜間なので海は暗めに塗装してあります。
10cm単装砲は小口径なので爆煙はあまり出ないと思われますが、ジオラマでは少し大きめに作ってあります。
これまでは白波は塗装していましたが、工程的にはまずスカイグレイを塗り、その上に白を塗り重ねますが、それでも白の発色に苦労します。よって今回はジェルメディウムにアクリル絵の具の白を混ぜたものを筆塗りしました。

下地が透けることがないので便利ですが、波の形を細かく造形するには不向きなようです。もう少し研究が必要だと感じました。

これまでに潜水艦をモチーフにした作品をいくつか作っていますが、パーツ数が少なくてすぐに完成するので、よい練習になります。今回は海面作成の練習となりましたが、まだまだ修行が必要なようです。
もっともっと研究しなきゃ!

Posted at 2025/01/15 07:08:13 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2025年01月04日 イイね!

第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(ウェザリング塗装など)

3隻をジオラマベースに据え付ける前に船体にウェザリングを施しておきます。
これまではとにかくタミヤの墨入れ塗料を塗りたくってから綿棒でふき取るだけのいい加減な作業をしていましたが、やはり実感に欠けます。でも今回は人様に差し上げる作品なので、ちゃんとやろうと。
ということで、まずはyoutubeでお勉強…
ふむふむ、ふき取りは極細面相筆を使うべしと。早速やってみました。



今回は終戦直後の小笠原捕鯨の場面を再現します。使われた船はいずれも戦争終盤に建造されているため、塗料もあまり良いものを使っていないはず。また操業は長期に及んでいたことから、塗装の剥がれなどによる赤錆や、鯨の解体による血や脂の汚れなどもかなりあったのではないかと考え、ちょっと強めに汚してみました。
うーむ、それにしても少々やりすぎたかな…
反省を踏まえて若干軽めに修正。


船体の赤錆はこのくらいでしょうか…。
そして3隻ともに施しました。




塩梅が難しいですね。これからも修行を重ねなければなりません。

ジオラマベースですが、石粉粘土塗布3日経過後に見てみると粘土の収縮がかなり強く、一枚板のベースが反り返ってしまいました。よって↓のように切断して反りをなくします。


切断部をV字にカットし、粘土を再充填しました。これらの作業に約1時間。


しかしっ!
その翌日に見るとまた反り返りが…
これには参りました。また切断→再充填を繰り返さなければいけないのか…
ヘタレモデラーにはその根性がすぐには出ません。とりあえず絶賛放置中。再開時期は未定ですorz
Posted at 2025/01/04 17:56:12 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2024年12月30日 イイね!

第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(ジオラマベースの製作)

19号輸送艦(捕鯨母船)、文丸(捕鯨船)、第35播州丸(運搬船)の3隻がだいぶ形になってきたので、ジオラマベースの製作をおこないます。

まずは海となる部分の外周を囲うため、
1mmプラ板を15mm幅で切り出し、長方形に組み立てます。この際、直角を出すため、立方体の木片を当てます。


これがしっかり接着されたら、その内側に100円スチレンボードを2枚重ねにして入れます。ここで3隻の大体の配置を書き込んでみました。
その後、台座部分をマスキングして外周部分をブルーで塗りました。


この上に石粉粘土を塗り付けます。硬化後に水分が抜けて収縮し、スチレンボードから剥がれてしまうという状況を経験しているので、ボードに木工ボンドを塗っておきます。
今回は壁面との接着も考慮し、壁面裏側にも木工ボンドを塗っておきました。


その後、表面に波を付けます。
ジオラマの舞台である冬の小笠原諸島近海は荒れ気味だったようなので、少し大きめの波をいくつも作ります。


大きめといっても1/700の高低差が1mmあれば実際には70㎝ということになるので、あまり大げさにならないように気を付けました。

粘土が硬化するまでに4~5日程度はかかるので、その間に3隻の工作や塗装を進めます。播州丸には墨入れ塗料でウエザリングを施すとともに、船首ウインドラスにアンカーチェーンを巻き付けました。

チェーンは0.1mmワイヤー2本をねじって、ペンチの平らな部分で押しつぶしたものです。

船体後半にもウエザリングを行うとともに、舷窓を開口しました。
また煙突にはマル「は」の表記を入れました。これはコピー用紙に印刷したものを張り付けただけの簡単工作です。拡大写真だと紙の厚みが段差となっているのが分かりますが、肉眼だとほとんど分かりません(笑)


35播州丸の舷窓の位置が分かる図面や写真はないので、準同型船の32播州丸を参考にしました。


ブリッジには救命浮標が付きますが、この機会に量産しました。
1mmプラ棒の切り口にまち針でセンターの印をつけ、0.6mmドリルで穴を開けます。

この時、ドリルとプラ棒を逆方向に回しながらにするとセンターに穴が開き続けることになります。
その後、デザインナイフで薄切りを作り、白と赤で塗装しました。

これだけ作っておけば、当面は大丈夫かな…(笑)
Posted at 2024/12/30 23:04:47 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2024年12月23日 イイね!

第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(ブリッジなどの製作)

上甲板には船艙があります。その数と大きさはF様から提供された要目表にありました。


表記からすると①が一番前のものでしょう。よってこれだけ少し大きめに作りました。


ここでふと船体の色が気になりました。前回ブログではブリッジは白で船体とブリッジ以降の構造物は黒であろうと推測していましたが、F様から頂いたこちらのイラストでは煙突以外の構造物は白で塗られています。また第32播州丸の写真を見ても同様に感じました。



改めて35播州の側面写真を見直してみると…


よって、一部塗り直し…



さていよいよブリッジの製作にとりかかります。
実船写真を見ると、ブリッジの前にはウインチを載せるためのステージがあります。

この写真を見るとウインチの形状は箱型です。また脇に置かれた補機ボックスは船首尾線と平行に置かれていますが、ウインチは両側に少し開いた形で置かれていることが分かります。
ということでそのように製作。


さらに先程の実船の写真と「船体各部名称図」のイラストを参考にブリッジのディテールを加えました。



短艇甲板を製作しますが、平面形状が分かる写真も図面もないので、やむなく「船体各部名称図」のイラストを参考にしました。



ボラードの位置は適当ですw
第35播州丸もだいぶ形が見えてきました。
今年は年末年始の休みが長いので、その間にどこまで進められるか楽しみです♪
Posted at 2024/12/23 22:02:14 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味

プロフィール

「視力問題 さらにその後 http://cvw.jp/b/488285/48565005/
何シテル?   07/26 20:58
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  1234 5
6789101112
13141516171819
202122232425 26
2728293031  

リンク・クリップ

エアコンパイプの断熱 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:04:47
耐熱ホースカバー取付(冷却効果UP) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/09/22 18:02:04

愛車一覧

ホンダ シャトルハイブリッド イフリート (ホンダ シャトルハイブリッド)
イフリート初号機です。 前車・プレマシーに比べ排気量が△500CCなので、若干の非力さは ...
その他 キャンプ その他 キャンプ
我が家の行ったキャンプ場をまとめておく場所です。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
1/700を中心とした艦船模型についてのまとめです。
その他 その他作業記録 その他 その他作業記録
ガンプラ製作の記録です。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation