ナビ、オーディオ、ETCなどの準備が一応終わったので、早速出掛けます。もちろんキャンプに(笑)
今回は久々に1日休暇を取って、観光もします。最初に訪れたのは瀬戸市民公園。この奥の方には先の戦争末期に作られた疎開工場跡が残っています。
公園には案内などはなく、道無き道を方角だけを当てにして突き進みます。

クマが出ませんように…と祈りながらの行軍です。
すると、小学生の声が。事前に調べた情報では学校の裏手あたりにあるらしいです。その方向に進むと、散策路っぽいルートがありました。
更に進んでいくと…

渡れとばかりに掛けられた橋がありました!
その先に発見!

おー、こんなにあるのか。かなりの規模のようです。
その地図のすぐ近くに1か所ありました。

ほとんど埋まっていますね。
さらに地図に従って進軍するとかなり大きな入り口がありました。

中は暗くてよく見えませんでしたが、どうやら土で埋められている様子。築造から80年も経っているので崩落等の危険性があるからでしょう。ただ、コンクリート製の壁面を見ると傷みなどは確認できず良好な状態を保っていました。当時の築造技術が高かったことの証左と思われます。

同様の入口はもう1か所確認出来ましたが、地図の左側(東側)はルートが見つからず探索を断念しました。
しかし名古屋の街中からほど近い瀬戸市にこのような地下工場が作られようとしていたとは…。8月15日までに工場は完成しなかったため稼働はしなかったそうですが、その築造過程で多くの朝鮮人労働者が亡くなったのではないかと思われます。
合掌…。
この次に訪れたのは岐阜県可児市にある「三菱発動機久々利地下工場跡」。
これも瀬戸市の工場跡同様、終戦間際に築造されたものですが、こちらは実際に稼働したものだそうです。
グーグルマップで出てくる地点を目指して現地到着。

早速、大きな入り口が出迎えてくれましたが、がっちり塞がれています。
この施設はかなりの規模だということが探訪者のブログに書かれていたので、さらなる探索を続けるためその入口脇の階段を上っていきました。すると神社のような建物のあるちょっとしたスペースに到着。そこから更に進んでいく途中…
グオーっ!
ガサガサガサ…
低い唸り声のようなものと草木が揺れる音が聞こえてきました。しかも比較的近くで。
こ、これはクマでは…
さすがに恐ろしくなり、早々に退散しました(汗)
1時間程度、過ごす予定だった場所が10分程度で終わってしまったので、久々利工場跡から少し南に行ったあたりの不動明王の滝へ行くことにしました。
駐車場の近くにはちょっとおしゃれな雰囲気のあるお店がいくつか立ち並んでいます。

その合間を抜けて緩やかに登る道を進む途中にはこんなオブジェも。

思わず手を合わせてしまうのは日本人の性でしょうか(笑)
更に奥へ進むと滝がありました。

高さは10mくらいでしょうか。
樹木の影になった場所なので、独特の雰囲気があります。
不動明王は守護神ということのようなので、最近色々と苦労が重なっている自分を思いながら手を合わせてきました。
さらに時間があるのでもう1か所。R19を東へ進むと竜吟の滝というのがあります。こちらは7つの滝が連続して見られるという場所で、ちょっとしたハイキングコースになっています。
片道30~40分程度でしょうか。さほど険しくはない行程でしたが、老体にはしんどかったです(汗)しかも一番奥にある滝がちょっとしょぼい印象だったので、疲れが更に増幅したような…(汗)。最初の二つの滝はなかなかの規模で、マイナスイオンもたくさん浴びることが出来るので、いちばん奥まで行かなくても十分に楽しめます♪
ちなみに竜吟の滝の謂れは、日照りが続いた時期に雨ごいをしたところ、滝の近くにいた雌雄の竜が天に昇って雨を降らせてくれた、というような話なのだそうです。近年は毎年毎年異常な暑さで雨も降らないので、滝の竜にお願いした方がよいかもしれませんね。
ということでキャンプ場へ。

この日は満月の1日あとで、ジャコビニ流星群の極大日…でしたが、夕飯の頃から雲が一面に広がり、流れ星はもちろん、お月様すら見ることが出来ませんでした。
翌日は早めにキャンプ場を出て、そのまま出勤。
往復約140kmを走って燃費は32.6km/l。往路はほぼ上り坂が続く中ではかなり優秀です。eスマートハイブリッドとスマートペダルの組合せは若干クセが強めなので慣れが必要。その点では燃費は今後もう少し伸ばせるかも。次のドライブがより楽しみになりました♪
Posted at 2025/10/16 21:11:26 | |
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