昨年は1年で40泊したキャンプも今年はまだ20泊に激減。
昨年は数ばかりで内容が薄かったとの反省があって、今年は数を減らして内容重視のつもりでした。しかし実際には内容も去年並み…
この間、「午後から仕事を休んでキャンプに出かけ、翌朝5時前に起きてそのまま出勤する」という手法を多用しました。
この方法だと近場のキャンプ場に限られ、しかも道中の寄り道はせいぜい1か所。夜は9時前に寝るので星空観測などの時間が限られるとともに、翌日の朝食は車中でパンなどになり、気持ちのよい朝日を浴びることもなく、テントを乾かす暇もありません。事実上、午後半日だけのキャンプです。
しかしそれは少し寂しい。
ということで、久しぶりにしっかりキャンプすることにしました!
金曜日にまる一日休暇を取り、お昼前に出発。行先は愛知県田原市です。
道中に新城市にある野田城へ立ち寄ります。

ここは菅沼氏の居城で、当初は今川氏に属していました。
その後、義元が桶狭間で討たれると徳川に属し、天正元年(1573年)の武田信玄による東三河侵攻が始まり、野田城攻め(野田城合戦)も行われました。
結局、野田城は落とされますが、その際に城内にいた村松芳休の笛の音に聞き惚れた信玄が、本陣を抜け出して城に近付いた所を鳥居三左衛門の鉄砲に討たれ、重傷を負って甲斐国に引き上げる途中で亡くなったとされます。
現地の詳細はフォトアルバムに譲りますが、城跡は本丸、二の丸、三の丸が残っています。
本丸以外は完全に森林となっていて倒木なども多いので、周囲の土塁や堀を眺める程度しかできません。
ただ、各曲輪の外側は断崖絶壁になっていて難攻不落具合がよく分かりました。

城から西に降りた地に法性寺があり、その敷地内に信玄が撃たれた場所もありました。

ちなみにお寺の山門は野田城の城門を移築したものだと伝えられます。ところどころが朽ち果てつつあるので、しっかりとした保存が望まれますね。
その後、キャンプ場へ移動。表浜ほうべの森キャンプ場です。
現地には3時半頃着きましたが、既に家族連れを中心に多くのキャンパーがいました。

私はその喧騒を避けて一番奥に一人寂しく設営w
日中は缶チューハイを飲みながら読書タイム。
そして夕飯はこちら↓

ピーマン玉ねぎを炒めて焼き鳥塩缶を入れたものです。手軽で美味しい♪
ちなみにピーマンは我が家の家庭菜園製です。
お腹が膨れると星空観測。
ふと見上げると雲一つない空に満天の星空が広がっています。
近年はスカッと晴れた夜空をなかなか見ることがなかったので、気分も上がります。
早速デジイチを取り出して撮影。
この季節は早い時間だと西の空に夏の大三角が見られます。
自分のテントとセットで撮ってみました。
そして東の空からは冬の星座が上がってきます。
まずは「すばる」ことプレアデス星団を300mm望遠で激写!

20時を過ぎるとぼちぼち星座の王者・オリオン座が登ってきます。

そしてオリオン、ふたご座、すばるの競演↓
ひとしきり撮影を終えると、椅子にどっかり座って星座たちを眺めます…。
今回は流れ星は確認できませんでしたが、風もなくて寒くもない穏やかな状態できれいに輝く星たちを眺めることが出来、満足感に包まれつつ床に就きました。
翌朝は少し早めに起きて、顔を洗いに行きます。
んー、このひんやりした空気と朝日が気持ちいい…。

そしてテントをひっくり返して乾燥させます。この作業も久しぶり。

朝食は湯豆腐、もずく酢、デミグラスハンバーグの3品。ハンバーグはコンビニで無料でもらったものです(笑)
その後は再び読書タイムで時間を過ごしました。
あー、楽しかった♪
やっぱり翌朝をゆっくり過ごせるとちょっと違いますね。
そうそう、ダイハツ・ロッキーさんのドライブも少し慣れてきました。
よし、来週も行くか?(笑)
Posted at 2025/11/22 21:45:22 | |
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