2月は本当に寒い日が続いたのでなかなかキャンプに行けず、月末になって漸く2回目。
午後から仕事を休んで、まずは梅の開花確認に行きました。
場所は愛知県豊川市の赤塚山公園。
しかし現地はまだまだ全然さっぱり…

敷地内には数百本にのぼる梅の木が植わっているので、満開になればさぞ素晴らしい光景が見られると思われます。
でも少なくともあと1週間はダメかな…。
その後、キャンプ地へ。
今回は渥美半島付け根あたりの海岸です。
風は少々強めでしたが、快晴に恵まれています。
波の打ち寄せる音を聞きつつ海風を感じながら浜辺をぶらぶら歩くのも楽しいですね♪
車内で休憩後、夕飯。
夜になると少し寒くなるので、湯豆腐と日本酒で体を温めます。
おなかが膨れたらいよいよ星空撮影。
今回はコンポジット撮影に挑戦します。
コンポジットとは同じ画角で複数枚撮影し、その明るい場所を重ね合わせて明るさを強調する(比較明合成)というもの。
まずは合成元となる星空を撮影します。
その後、カメラによって生じたノイズを取り除くため、レンズに蓋をした状態で真っ黒な画像を1枚作ります。
そしてそれらを比較明合成用ソフトで合体!という流れ。
ソフトは日本語対応もしている「SiriusComp」を使います。
ダークフレームを指定し、次に保存先ファイル名(星空画像)を撮影枚数分指定してやると…
あれ、複数枚の指定ができない。
ソフトの説明にはshiftキーやctrlキーを使えとありますが、それでもダメです。
やむをえん、1枚だけで試しにやってみるか、と実行したところ
ん、これでいいのかな???
とりあえず進めてみたところ…
おおっ、出来た♪
合成された画像を確認すると…
んーやはりこうなったか…。
実はこの結論は想定していました。
私の機材はPENTAXのK-30とGPSユニットで構成されますが、PENTAX独自の技術である「GPSユニットにより撮像素子を動かす」ことにより1枚の写真では星が止まって写されるようになります。
しかし連続して撮影した場合、カメラ自体は同じ方向を向いているので、今撮った1枚と次に撮る1枚では、星の位置が少しずれているのです。
よって、連続で撮影した画像を合成しても星が動いている様子が合成されてしまうことになります。
ではこれを避けるにはどうすべきか?
GPSユニットを使わず、その代わりにポータブル赤道儀を使ってカメラ本体を星に追随させるしかありません。
ポタ赤、高いんですよね。定価だとウン万円。
ちなみに合成前の写真はこちら↓

若干見づらいですが、中央にオリオン座があり、オリオンのベルト(三つ並んだ星)の下にはオリオン大星雲も確認できます。
その左方におおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオンがあって冬の大三角を形作っています。
オリオン座の右上には木星が輝いていますね。
よし、ポタ赤買う前に星の軌跡を1枚の写真に合成するところから始めよう。
ということで、次回に続く(笑)
Posted at 2025/02/27 21:06:56 | |
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