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ザクとは違うのブログ一覧

2025年11月26日 イイね!

ルナ・クルーザー開発者トークショー

豊田市博物館で開催中の「深宇宙展」会場でもらったチラシに、トヨタ自動車が開発中のルナ・クルーザーのエンジニアによるトークショーが行われるとの案内があったので、行ってきました。
10:15開場、10:30開始だったので10:00頃に現地に入ると既に多くの人が並んでいました。会場内はこんな感じ。

本番までには満席となりました。小学生くらいの子供さんが割と多い印象ですね。
そしてトークショー開始。
まずは自己紹介から始まり、ルナ・クルーザーの概要が説明されます。

(これは豊田市博物館で開催中の「深宇宙展」で展示されたモックアップ)
会場内の大きなモニターにクルーザーが走っている動画が流されました。運転席から見る前方画像には地面の凹凸が赤や青の線で示され、それを見ながら平たんなルートを選んで走行しますが、自動的に平坦なルートを選んでくれる機能もあるそうです。このあたりは地上の車にも転用できそうですね。
クルーザーは28日間続けて運用されるので車内で寝泊まりすることとなりますが、特にベッドはどういう作りにするか未定だそうです。ただ車内に余裕スペースが少ないので折り畳み式かハンモックになるとのこと。ハンモックは安眠出来ないことで有名ですが、大丈夫でしょうか…。
真空の月面でクルーザーが活動するということとの関係で、真空になるとマシュマロがどうなるかという実験も行われました。小さな密閉容器の中の空気を抜いていくと、徐々にマシュマロが膨らんでいきます。これは外が減圧されたことによりマシュマロ内に含まれた空気が膨張するという現象ですね。これは子供さんたちが興味深く見ていました。

こうして約1時間のトークを終え、質問タイムへ。
質問は子供限定で受け付けられました。
その中にあった質問の一つが「ハンドルはどんな形をしていますか」。
いやー、円形に決まってんじゃんwと思ったらそうではないようです。
まだ開発中なので具体的には言えませんがと前置きがありつつ、円形のハンドルではなく、スティックのようなものを使って動かすといった説明がありました。
ちなみに打ち上げは2031年の予定。約5年後です。

そんなこんなで終了。
最後にアンケートに答えるとルナ・クルーザーのステッカーがもらえるとのことでしたが、枚数が足りず私はもらえませんでした。残念。

終了後、エンジニアの一人を捕まえて質問攻めw
ザク違:宇宙開発というと三菱重工やIHIのイメージが強く、トヨタさんが参入したことが少し意外でした。
エンジニア(以下「エン」):NASAでアルテミス計画が策定される中で日本の役割として月面を走る車を作ってほしいとの要望がありました。この話を受けて社内で検討した結果、参入することになったものです。実は社内の3名の思いが一致したことからプロジェクト参入を社内で提案したことから始まりました。
ザク違:ボトムアップだったとは驚きました。一般的には月探査はその次の火星に向けたステップと言われますが、トヨタさんとしてどのような思いや目論見があるのでしょうか。
エン:アルテミス計画の動向なども踏まえると現時点ではまずは月へ行こうということですが、その後についてはなんとも言えないですね。
ザク違:開発の過程では様々な事情から断念しなければならないアイデアもあったと思いますが、例えばどんなアイデアがありましたか。
エン:そうですね……、例えばシートベルトをどうするかとか座席の形状をどうするかなど、まだ開発途中なのでこれからですね。
ザク違:ありがとうございました。

*********************************

全体を通じて感じたことを少し記しておきます。
トークショーは2台の大型モニターにスライドを映しながら進みましたが、例えばなぜトヨタが参入したのか、今後どのような展開をイメージしているのかなどのスライドはいろんなことがたくさん書かれていましたが、全く説明がありませんでした。
それ以外の説明についても目新しい情報はほとんどなく、「クルーザーの動画をYoutubeにアップしてあるので、帰ったらぜひ見てください」と言われたので見てみましたが、アップは6か月前で、しかも内容は数年前の開発状況でした。
質問も子ども限定とするあたりは、突っ込んだ質問には答えないという姿勢の裏返しとも感じましたし、僅か80人分のステッカーすら準備しない(出来ない?)ほどPRに力の入っていない事業なのかとも思いました。
最後の私からの質問にも情報統制を強く意識した姿勢を感じました。
んー、消化不良感が…。

しかし翻ってこうした対応となる背景を考えると、一つには「アルテミス計画の不透明さ」が大きいのかなと思います。
トランプ政権に替わった瞬間、NASAの予算が大きく削られて計画の円滑な進捗が危ぶまれている中では多額の資金を注ぎ込むという経営判断は慎重にならざるを得ないと思います。ただ、トヨタが参入を決めたのはトランプ政権前なので、そもそも論として「宇宙開発に商機はあるのか」という冷静な判断もあるだろうと思います。
国際宇宙ステーションにせよ、月や火星にせよ「なぜ人が行くのか」「そこで何が得られるのか」という課題は常に議論されますが、アルテミス計画の対象・月に関して突き詰めて言えば「国威発揚」くらいしかありません。
先進技術開発や資源採掘も成果に上げることは出来ますが、月まで行ってコストがペイできるかという基本的な疑問が残ります。
こうした状況を大トヨタが考えないはずがありませんが、それでもなお参入を決めたのは、「世界のトヨタ」という自負と「月面探査ローバーで名をあげる」というプライドがあったのかもしれません。
それらを考慮すると、開発情報を積極的に開示して国民の期待を煽ってしまった場合、仮に計画が延期や中止になった時のハレーションが心配だというのもあるかもしれませんし、小さなステッカーをあまり余計に作るのをコスト重視のトヨタが認めるはずがありません(笑)

このように見てくると、開発に携わってるスタッフの方々は、かなり限定された条件のもとにビッグプロジェクトを進めようとしているのだなと。そしてそこには外部には言えない苦労があるのだろうなと。
そんなことを考えました。

でも夢とロマンのある一大計画なので、是非とも素晴らしいルナ・クルーザーを完成させ、世界をあっと驚かせてほしいものです。
ガンバレ、開発チーム!
Posted at 2025/11/26 21:04:38 | コメント(0) | 宇宙ネタ | 趣味
2025年11月16日 イイね!

深宇宙展に行ってきました

徐々に寒くなってくると夜半には冬の星たちが見られるようになってきます。
今年は仕事の関係でなかなかキャンプに行けず、曇りや雨の日が多かったこともあって「見事な夏の星空」というのをほとんど見た記憶がありません。
そんな中、豊田市博物館で「深宇宙展」が開催されるという情報が!
早速チケットをゲット。

招待券とありますが、メルカリで買ったものです。前売りよりも安くてよかった♪
そして先日、会場へ。

受付前にはルナクルーザーの模型がどどーんと鎮座しています。

高さは5mくらいありそうで、これほど大きいとはちょっと驚きです。
受付を済ませて展示スペースに入ると最初に出迎えてくれるのが宇宙飛行士3名のサインです。

そしてそのすぐ近くにはH3ロケットのフェアリング(実物大模型)。

巨大!
大迫力!
近づいて表面を見ると、意外とツルツルではありません。音速以上で大気圏内を飛行するにあたっては僅かな凹凸も空気抵抗になりそうなものですが、意外と大丈夫なんでしょうか。
さらには実際に使われて海に落着したフェアリングの破片も展示されていました。



さらにはロケットを構成するパーツの実物を触ることもでき、いかに軽く作られているかを体験することも出来るようになっています。



燃料タンクの断熱材は、表面部分は固く作られていますが内部の材はぎゅっと押すと少しへこみました(笑)イメージ的にはスタイロフォームのような硬さですね。
展示の後半部でははやぶさやはやぶさ2が持ち帰った試料の実物も展示されていました。


大変貴重な展示であり、実物を見ることが出来てうれしかったです♪
今回は実物や実物大を展示することで、その迫力や説得力を感じさせるという展示方針があると感じられました。これだけでもチケット代は安いと思いました。

更に奥に進むとソユーズで宇宙へ行った前澤友作氏が着用した宇宙服もありました。


そのソユーズのフェアリングもあり、大きく「M」と書かれていました。

ロシアもお金で動くのでしょうか(笑)
前澤氏が乗って地球に降りてきたソユーズ本体も飾られています。



大型モニターでは前澤氏が今回の宇宙飛行について語っていましたが、「挑戦していないと生きている感じがしない」というフレーズが印象的でした。
既に語りつくされているかもしれませんが、彼はなぜ宇宙に行ったのか。
 ・子供の頃からの夢の実現
 ・民間人でも宇宙に行けることを示す
 ・自身の話題作り

主にはこの3点だったようですが、軸は「夢」と「お金」ですね。
民間人がほとんど宇宙に行けない世の中で、彼のように宇宙に行けるのはお金の力以外の何物でもありません。羨ましいけど。
ではそこで彼は何を得たのか。
 ・青い地球を見たことによる人生観の変化
 ・月旅行に向けた経験
 ・世間からの注目

人生観の変化は宇宙飛行士の多くが同様の感想を語っています。宇宙からは国境は見えない、美しい地球の環境を守り続けなければならない、など、時の為政者にも感じてほしいものです。
彼は地球帰還後に以下のような行動を取っています。
 ・スペースデブリ問題に取り組む企業「アストロスケール社」へ約30億円出資
 ・衛星データを使って地球を仮想空間で再現しようとする企業「スペースデータ社」へ出資

この他にも事例があるようですが、特にデブリ問題には強い意欲を示しているようです。これまでは特にロシア中国がデブリを膨大に増やしてきた経過があり、今後の宇宙開発の障害となり得るため、こうした取組みに熱意を示してくれているのは嬉しいことですね。
彼の宇宙飛行に関する見方の一つに「単なる売名行為じゃないか」というものもあるかもしれませんが、月旅行や宇宙ホテルなどといった夢やロマンの側面ではなく、デブリ問題という地道な世界に巨額の投資をするという方向性を取ったのは価値のあることだと思います。
願わくばこれを一過性のものとせず、今後も継続的に関わっていってほしいものですね。

さて、こうした前澤氏の支援などもあって、国内の宇宙開発企業も近年は精力的に活動しているという展示もされていました。北海道のインターステラテクノロジズ、和歌山のスペースワンなどがその代表的な事例です。

またNASAが進めている月面探査プログラム「アルテミス計画」にはTOYOTAなどの日本企業も参画しており、入り口にあったルナローバーの開発などを進めています。そのローバーのタイヤはブリジストン製でした(笑)


展示にはこんなグラフもありました。

合計123社。
スタートアップだけでもこれだけ多くの企業が取り組んでいるんですね。こりゃ打ち上げ需要が高まるってもんだ。
少し前は「宇宙開発なんて、学者が遊んでるだけでしょ」とか「税金使って余計なことしてんじゃねーよ」などの冷めた意見が多く見られましたが、スマホやカーナビにGPSが仕込まれ、衛星画像に基づく天気予報が当たり前の時代になった今では、そのような意見はほとんど聞かなくなった気がします。それは「自分の生活に密着した話だから」でしょう。
そう考えたときに問題となるのが「月や火星にはなぜ行くのか」。
考えられる要素は主に3つ。
 ①資源を持ち帰って地球で活用する
 ②宇宙開発の過程で得られた技術を民生転用する
 ③国家間競争
(例えば月の土地を独占するなど)
①はコスト的に全く見合いません。②は現在の宇宙開発でも一定に実現されます。結局③となるのではないでしょうか。いずれにせよ日々の生活には直接的な関係性を見出しづらいです。このあたりはこれからの議論や研究などに期待したいと思います。

場内各所で流されている映像のナレーションは女優の蒼井優さんが務めていました。彼女の声は落ち着いた印象なので、こうした役割は合っている気がしますね。

さて、これらの他にもものすごく多くの展示があり、一通り見終わると既に2時間が経過していました。平日午前中にもかかわらず場内にはかなり多くの来場者があり、この展示の注目度の高さを物語っていました。
東京開催時の総入場者数は現時点で未発表のようですが、かなりの入場があったものと推察できます。豊田の総入場者数がどのくらいになるのか楽しみです♪

豊田市博物館の常設展でも深宇宙展関連の展示があり、地元企業による宇宙開発が紹介されていました。

発射場からロケットへ液体水素を注入するためのホースです。こうした製品の開発技術が民生転用されることで、私たちの生活水準が上がっていくのでしょうね。

館内のミュージアムショップでは私の星座の箸置きを買ってきました。

図録も欲しかったのですが、ちと高かったので断念…
その脇に置かれていたチラシを見ると、会期中に豊田市内で様々な宇宙関連イベントが催される様子。

こうした連携イベントは市全体で盛り上げる動きとなるので、大変よい取組みですね。
ここでふと思い出したのは名古屋市科学館。
豊田の深宇宙展は当然ながらJAXAの協力のもとに開催されていますが、名古屋市科学館はかなり前からJAXAとの連携協定を結んでいます。しかし、その後JAXAと連携したイベントはごくごく少数しか開催されていません。しかもその開催に合わせて名古屋市内で関連イベントがあるわけでもない。そんなことだから名古屋は「豊田の城下町」などと揶揄されるんじゃないの?大都市名古屋のプライドはないの?などと悪態をつきたくなります(汗)

閑話休題。

先ほどのチラシには興味をそそられるイベントがいくつかあったので、早速参加申し込み。しばらくは宇宙漬けの日々が過ごせそうです♪
イベント参加までにキャンプ場で宇宙を見上げてくるかな(笑)


↑以外の画像はフォトアルバムに収めました。
深宇宙展(2025年豊田市博物館)
Posted at 2025/11/16 20:55:57 | コメント(2) | 宇宙ネタ | 趣味
2025年01月18日 イイね!

アトラス彗星襲来

新年早々のしぶんぎ座流星群観測は大成功に終わりましたが、その後キャンプに行くチャンスに恵まれず既に1月も半ば。
今年の目標はキャンプ回数30回としているので、月平均2.5回となります。このままでは…と思っていたところ、ちょうどアトラス彗星なるものが来ていると。しかもマイナス等級まで輝く可能性があると。

これは見たい!

ということで調べてみると今月11~13日の三連休には明け方の低い高度で見えるとのこと。
休みに合わせてくれるとは、絶好のタイミング!
だったものの、平地でも雪が降るほどの寒波により断念…
残念…

まだだ、まだおわらんよ!

というのも、今回の彗星ちゃんは近日点、つまり彗星が最も太陽に近づく日を越えて溶けずに生き残れば、その後も見られるのです。
近日点は13日。
翌日に調べてみると、まだ生き残っている様子。今度は日没直後に見られます。
アトラス彗星は太陽にかなり近い周回軌道なので、強く輝く時=太陽の近くということになります。よって太陽の輝きに負けない光を彗星ちゃんが放ってくれれば肉眼でも観測出来るはず。
しかしネットで調べる限りでは肉眼観測は無理なようです。
それでも双眼鏡では見えるそうなので、それで探した後、デジイチ撮影に挑もうと考えました。

では、見に行くか!
そして来ました、愛知県渥美半島の海岸。



水平線近くは天体までの大気圏内の距離が長くなるので、確率的には雲に遮られやすくなりますが、この日は割りと雲が少なめ。
よしよし…。


そして日没時間の17:05より少し前に活動開始。
この日は気温も低く、更には吹き飛ばされそうなくらいの強い爆風。吹きっ晒しの海岸では何度も体を持っていかれそうになりました。
そんな中、太陽の位置を考えながら、その周囲を双眼鏡で見回します。
くまなく、そしてくまなく…。
うーん、見えん。
何処にもないぞ。
お、白いスジが!と思ったら飛行機雲でした。
更に探索するも見えず…。
それでも諦めきれず、都合小一時間くらい探索を続けましたが、遂に見つけることが出来ませんでしたorz
これでそのまま引き下がるのはどうにも悔しいので、持ってきたデジイチでやたらめったら撮りまくっておきました。

そして夕飯。



少し炙ったあたりめは激ウマでした♪

翌日の帰宅後、デジイチ撮影データを一生懸命確認…




みつかりませんでしたorz

年末の紫金山アトラス彗星は双眼鏡でも確認出来、撮影にも成功しましたが、今回のアトラス彗星は今後どんどん高度が低くなっていくとともに太陽から遠ざかっていくので、観測はより困難になります。なのでこれで断念。

ちなみに「アトラス」とは、小惑星地球衝突最終警報システム (Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System)の略称で、観測所がハワイのマウイ島・ハワイ島、南アフリカ、チリの4か所にあり、あらゆる方向を監視しているため、次々と彗星を見つけています。
よってまた次のアトラス彗星が見つかると思うので、次のチャンスを気長に待とうと思います♪
Posted at 2025/01/18 11:34:55 | コメント(2) | 宇宙ネタ | 趣味
2025年01月04日 イイね!

新年初キャンプ・しぶんぎ座流星群

遅まきながら、明けましておめでとうございます。
年末のブログどおり、今年もプライベート重視の生活を心掛けていきたいと思っているザクとは違う。
タイトルどおり早速キャンプに行きます。
例年1月3日の夜は三大流星群のひとつ・しぶんぎ座流星群の極大日です。
3日は翌日が仕事始めなので今まではなかなかキャンプ場まで行けず、自宅近くで観測した結果、一つも確認できない状況が続いていました。
しかし今年は金曜日。しかも極大時間には月は没しています。
これは観測条件の整った場所にいくべし!
ということで愛知県の渥美半島付け根あたりの海岸へGo!自宅から下道でゆっくり走って約2時間で到着。
現地は海岸沿いに未舗装道路が走っていて、時々路肩が広げてあるので、そこへ駐車。
数十m向こうに1台だけ停まっていますが、ほぼ無人。いいところです(´ω`)

時は夕焼け。西の空では下弦の月がパックマンのように金星を食べようとしていました(笑)


夕飯まで少しあったので砂浜を少し散歩。
その後車に戻って車内で夕飯をつくります。今夜のメニューはニシン蒲焼缶とタマネギみじん切りの卵とじ。

少し濃いめの味が焼酎に合いますね(´ω`)

その後は普段より早めに就寝。夜中の流星群極大時間に備えます。
zzz…

そして0時前に起床。
星空を見上げます。
10分ほど見ていると…

すーーーーーーーっ

おおっ、めちゃくちゃ長く流れた!
しかも進むほどに増光してた!
これほど長く大きな光で流れるものはかなり久しぶりに見ました♪
その後もいくつも観測でき、1時間ちょっとで合計7つも確認できました。

ヴェルナー・ホルバイン「大漁だぜぇ!」


ついでに北斗七星とオリオン座も撮影しておきました。



しぶんぎ座流星群は初観測でしたが、ふたご座&ペルセウス座流星群に比べて1時間当たりの隆盛数は少ない(40~50に対し10~15)ものの、大きく光るものが多く満足感は高かったです。
観測地も北方向以外は海で光が全く無いため、月明かりさえなければ絶好の条件となる場所だったので、今後も使えそうだなと感じました。

新年早々こんな幸運に恵まれるとは、なんと有り難いことでしょう。
今年はきっといいことあるぞ!
そしてこのブログを読んでくださった皆様方にも幸多かれ。
Posted at 2025/01/04 09:52:48 | コメント(4) | 宇宙ネタ | 趣味
2023年10月21日 イイね!

今日はプラネタリウム100周年!

今年はプラネタリウム100周年だそうで、ガチャガチャで「プラネタリウム投影機」が販売されているとの情報を見かけました。
ガチャは世界最初の投影をしたツァイス1型と日本初投影の2型の2種類あります。
ちなみに実物はこちら↓



これは買わねば!

ということで早速2種類ゲット♪
まずは素組みしましたが、インストが完成図のみなので、ググって出てくる完成品画像も参考にしながら漸く完成しました。(1型は写真撮り忘れ…)


おー、見事な再現ぶり♪
細かな配線までモールドされています。
しかしこのまま飾ってもザク違スピリットには響かないので、更なるディテールアップを施しました。
それがこちら↓





まずは1型。
ガンダムハンマー型の投影ユニットは個々の先端に1.2mmの穴を開けてクリアレジンを詰めます。

ハンマー下のドラム缶状ユニットは内部構造再現のため壁と骨組みを作り直し、6枚の円盤とそれぞれに着く惑星投影ユニットを自作しました。

支柱と台座は合わせ目を消し、固定用ナットを自作。
そしてカール・ツァイスの銘板も付けました(笑)


2型もほぼ同様の作業をしたいのですが、こちらは星座を映し出すLEDが仕込まれており、しかもネジが▼型。
そんなドライバー持っとらんぞ…。
とググっていると「マイナスドライバーで開きます」との情報が。
やってみました。
開きました。

これで電池交換も可能です(^ ^)
そして点灯ユニットを活かしながら1型同様の改造をします。


こちらはトラスの支柱が大幅に簡略化されているので、キットの支柱を薄く削り込むと共に、その周囲のトラスを自作し、補機類も付けました。


背景はプラネドームの球体をイメージして、上部を円形に切り取りました。
また床面近くには建物の影を入れてあります。

こうした演出は実際のプラネに見られますね。子供の頃、なぜかこの演出に萌えてました(笑)

2台の製作期間は約10日。
作業激遅のザク違としては驚異的なスピードですが、やはり何としても100周年記念日の今日に間に合わせたかったので^_^;

そういえば最近とんとプラネに行ってません。以前は午後から仕事を休んで名古屋市科学館に月1回行っていましたが、コロナで行きづらかった状況もありましたし、通勤経路から科学館が外れたのも大きいです。
毎月通っていると解説者ごとのキャラクターも見えるようになり、より深い楽しみ方が出来ていました。
ベテランのこの人は一般向け投影でも専門用語をバシバシ使うなー、新しく解説者になったこの子はこの分野はめちゃくちゃ強いなー、この人のソフトな語り口は眠りを誘うなーとかw

今ではキャンプ場でリアルプラネタリウムを満喫出来ていますが、たまには解説付きの鑑賞も楽しいですよね。
近々行ってみようかな(*´ω`*)


その他の工作中・完成時の画像やプラネ投影機の資料はフォトアルバムに収めました。
プラネタリウム投影機 ツァイスⅠ型・Ⅱ型
Posted at 2023/10/21 15:06:41 | コメント(4) | 宇宙ネタ | 趣味

プロフィール

「重巡鳥海の製作(艦橋の工作その4・船体塗装) http://cvw.jp/b/488285/48791180/
何シテル?   11/29 12:01
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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