2012年11月02日
今日、乳歯を抜いてきました。
そう、私にはまだ乳歯が残っていたのです。
話は3週間ほど遡ります。
最後に1本残った乳歯がぐらぐらになってきたので、いよいよ抜歯の時が来たと、近所の歯医者に行きました。
するとショッキングな宣告が。
乳歯の奥に永久歯が埋まっているが、乳歯を抜くことで永久歯が露出する可能性がある。その場合、それが虫歯になるなど、悪さをする可能性もあるので、それも抜いたほうがいいかもしれない。ただ、その診断はCTによらなければならないので、大学病院を紹介する。
うへっ、けっこう大変そう(^_^;)
でも、話はそれで終わりませんでした。
乳歯の奥にある親知らずが虫歯になっている。今後を考えれば、これは治療をするより抜いたほうが良い。
ぐへっ、抜くんだ。親知らずは、けっこう一生懸命磨くようにしてたんだけど(^_^;)
でも、さらに話に続きがありました。
他の歯もぐらぐらになりつつあるものがある。これは歯槽膿漏が進行している証拠。歯槽膿漏とは、歯を支えているあごの骨が、歯周ポケットから入った雑菌により溶けてしまう病気。既に歯茎の高さが下がっているので、早期に治療しないと、さらに進行して歯を支えきれなくなる。
(:D)┼─┤バタ
参りました。
早速その日、親知らずを抜歯。
今でもそこはぽっかりと穴が開いています。
医者によると2ヶ月程度で穴は埋まるそうです。
その後、時間を作っては歯医者に行き、歯周病の治療をする日々が、今も続いています。
一方、ぐらぐらの乳歯と埋まった永久歯。
少し前に大学病院でCTを撮ってもらいました。
その結果の診断は・・・。
CTの映像からは永久歯が露出するかどうかは分からない。永久歯を抜くとした場合、骨の中に湾曲して存在するため、それを出すためにはあごの骨を一部削って出口を作り、まず半分を砕いて出し、その後、残りを掻き出すような作業となる。当然、歯茎を切開しなければならないので、縫合&抜歯も必要。
また、切開部は、頬側と口腔側で難度が異なる。口腔側の場合、そこには動脈が走っているので、慎重な作業が必要。ザクとは違うさんの場合、口腔側を切開する必要がある。
嗚呼。
そして合掌。
なんと恐ろしい。
しかし手術の日は、ついに来ました。
手術前の同意書の説明が終わると、医師から「何か質問は?」と聞かれました。
そこで私は恥を忍んで、そして勇気を振り絞って聞いてみました。
ザク違「あのぅ、やっぱりちょっと怖いんですけど、例えば乳歯を抜いた段階で、永久歯が露出していなければ、そのままっていう選択肢もありますか?」
医師「そうですねぇ。仮に永久歯を抜くとそこに大きな穴が開きます。骨も含めて完全に穴がふさがるのには一般的に2年くらいかかりますが、特に初期の頃に傷口からばい菌が入り、感染症になる危険性も高いですから、抜かずに済ますほうがベターでしょうね。」
ザク違「じゃあ、それでお願いします!」
そして抜歯。
時間はわずか5分程度でしょうか。
抜けた乳歯は3本足がきれいに残っていました。
医師からは「持って帰りますか?」と聞かれましたが、丁重にお断りしました(^^ゞ
は~、やれやれ。
一時はどうなることかと、本当に心配しました。
ちょうど、仕事も忙しい時期なので、支障が出ると困るし、このあと、年末年始にかけて飲み会シーズンもやってくるし、第一、日々の食事が困ります。
とりあえずは、これで難関のひとつは突破。
あとは歯槽膿漏の治療を進めなければなりません。
6回計画のうち、既に2回終えていますが、これがまた痛いんですよね~。
来週金曜日には、また歯医者の予定を入れており、そこで治療がされるかも。
ドキドキ・・・。
みなさん、歯は大事にしてくださいね~。
Posted at 2012/11/02 19:53:41 | |
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