皆様、大変お待たせしました。
ついに1/1200ベストメカコレクションのムサイが完成しました!
それでは画像を・・・と、その前にちょっとばかりウンチクを。
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U.C.0079年10月、ジオン公国は連邦のMS量産化とその実戦配備によって、各所で甚大な被害を受けるようになっていた。特に宇宙空間におけるそれは、資源の少ないジオンにとって死活問題であり、各拠点と地球を結ぶ通商防衛は最重要課題の一つとされた。
しかしながら、新型兵器MSの投入による短期決戦を想定していたジオンにとって、連邦MSの早期戦線投入は想定されておらず、艦船などの対空火器は極めて貧弱な状態であった。
こうした中でジオンは、敵機による艦船への被害を低減させるため、既存艦船の対空火器増強を行うこととした。
折しも小破したムサイ4隻が軍港にあったため、これらを防空巡洋艦とし、艦隊防空の要に位置づけようとしたのである。
改造は、2連装メガ粒子砲2基(4門)及び大型ミサイル2基を撤去し、代わりに2連装機関砲14基(28門)を増設した。さらに艦橋下のスペースには艦載機整備用コンテナを設置し、ガトルなどの直掩機の運用も可能とした。また、コンテナは物資輸送用としても利用できる構造とされている。
なお、機関砲の配置は船体上面のみとされているため、一見すると下面からの攻撃に盲点がありそうだが、各所に増設されたスラスターにより、あらゆる方向へ向きを変えられるため、迂闊に下面から近づく機体はすべて撃墜されることとなった。
船体を回転させながら機関砲を撃ち続ける様を見た味方兵士からは「ネズミ花火」と揶揄されたとも言う。
防空巡洋艦として改造された4隻は、同時に艦名も変更され、それぞれ「アテナ」「フレイヤ」「モリガン」「アスタルテ」と名付けられた。いずれも神話上の戦いの女神から取られたものである。
ジオンの防空巡洋艦構想は、一定の成果を上げたものの、圧倒的な物量を誇る連邦軍には抗すべくもなく、終戦までに4隻すべてが撃沈されている。
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というオラ設定を頭の片隅に置きながら、さぁ、ご覧ください!
いかがでしょうか。
今までムサイといえば、「変な格好」くらいのイメージしか持っていませんでしたが、今回作ってみて、その印象は根底から覆りました。
久しぶりの艦船キットということもあり、ディテールに対するこだわりや思い入れも、一般のガンプラモデラーさんたちとは一味違ったものがあったため、完成までに時間がかかってしまいました。
ただ、構想を練る段階から、それを形にする工程まで、それはそれは楽しくて仕方のない日々でした。
こうして完成品を眺めると、心から達成感を得られたという実感があります。
一方で若干の燃え尽き感があるのも事実ですが(^^ゞ
さて、次回作はどうしようかな~。
あ、今回もフォトギャラ作りました。
ちなみに説明の文章が通常の3倍長いので、ご覧になる際、覚悟しておいてください(笑)
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1/1200ムサイ(製作編 その5)
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1/1200ムサイ(完成編 その1)
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1/1200ムサイ(完成編 その2)
Posted at 2014/05/04 14:25:35 | |
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