時々訪れる、愛知県小牧市にある
メナード美術館。
現在開催中の開館30周年記念コレクション名作展「30のテーマ Ⅰ期」にハモン様と一緒に行ってきました。
この展覧会は、同館が所蔵する約1,500点の中から、設定した30のテーマに沿った作品を2期に分けて展示するという企画です。
Ⅰ期では、印象派、キュビスム、フォーヴィスムといった西洋の作品をはじめ、近現代美術の代表コレクションが展示されていました。
特に母体が化粧品会社ということもあり、女性を描いた作品が多く見られました。
実際の作品は撮影禁止なので、買ってきた絵葉書でその一部を紹介しましょう。

マネ 「黒い帽子のマルタン夫人」

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 「肖像」
描かれている女性はロセッティが秘かに思いを寄せる人。
でもこの時点でその女性には婚約者がいました。
果たしてロセッティはどんな思いでこの絵を描いたのか…。

ゴッホ 「石膏トルソ(女)」

ジェームズ・アンソール 「仮面の中の自画像」
周りの人たちは皆仮面を被っている。そんな中に自分がただ1人素顔でたたずんでいる。悪意や欺瞞に満ち満ちた世界で、果たして自分は…。
このような原色を多く用いた作品は、個人的にはあまり好きではありませんでしたが、これまでの自分の人生を振り返ったとき、この作品の深遠さに心を打たれます。

アンリ・マティス 「コリウール風景」
他にもたくさんの素晴らしい作品が展示されていました。
もちろんⅡ期も行く予定。
さて、芸術鑑賞の後はお決まりのランチ。
今回は同美術館に程近い洋食屋「うとと」。
ハンバーグが美味しいそうです。
店内は落ち着いた雰囲気で、テーブル席のほかに6席ほどのカウンターも。
オーダーしたのはこちら。
粗挽きハンバーグの美味しさももちろんですが、そば粉を使ったパンケーキというのが珍しいですね。
温野菜も含めて大変美味しゅうございましたm(__)m
ハモン様との美術館デート+ランチ、すっかり定番になってきました(´▽`)
Posted at 2017/11/25 16:58:55 | |
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