前回ブログでは船体に大量のスジ彫りを施しました。
旧キットの場合、パネルラインなどのディテール表現が少ないので、スジ彫りしてやると印象が大きく変わります。
苦労してやってよかったと思える瞬間ですね。
さてその後の作業ですが、まずはエンジンブロックを支えるステー部の工作。

表面はプラバンプラ棒でディテールを追加し、裏面は0.1mmチゼルでスジ彫りを入れてみました。スジ彫りもちょっと慣れてきた気がします。
次に作ったのが救命艇。
以前から思っていたのは、ガンダムに出てくる艦船には救命艇が描写されていません。
唯一あるのがホワイトベースのスペースランチ1隻。ソロモンを脱出するジオン兵に至ってはザクに引っ張られています。
しかし軍用であれ民間用であれ船には必ず救命艇が積まれています。
今回はこれを表現しようと考えました。

まずは試作ということで作ったのが、ウォーターラインシリーズの内火艇(画像一番右)を左右に2つ貼り合わせたものの両側にロケットエンジン2基を付けたもの(画像右から2番め)。ランディングギアは伸ばしランナー3本の先にプラペーパーで作った「そり」を付けてあります。
これがイマイチ。フォルムがしっくりこないのに加え、ランディングギアを作るのが大変です。
次に4mm丸棒を買ってきて作ったのが左の2隻。ランディングギアは伸ばしランナーの先に1mmプラ棒の薄切りを付けました。
こちらを採用しようと思います。
船体後部にはステージを設けます。

上面(画像上)はコムサイの発着スペース。船体後端にあるシャッターを開けると整備用品などが格納されているという設定です。
なお、本艦に搭載されるコムサイは地上往還用ではなく、作業用とする予定です。
下面(画像下)はオッゴの発着スペース。オッゴは安価に製造でき、しかもロボットアーム2本を持っているので、物資運搬作業用として利用し、有事の際は自衛用としても活躍してもらうという設定です。シャッター両側にはオッゴ整備用機器を配置しました。
次はメインブリッジの試作。

画像上のように前半部をクリアにしてそこに武装を配置するか、画像下のように前半にブリッジ機能を集中させ、後半部を救命艇スペースにするなどの案を検討します。
下案のようにすると武装の配置場所がなくなってしまうことから、救命艇配置場所を別で設ける前提で上案の方向で検討中です。
次に行ったのが船体の追加工作。
スジ彫りに加え、さらなる密度感を演出するため、大量の細切れプラバンを貼り付けます。

こうすることで、情報量を増やす効果に加え、一部の失敗したスジ彫りを隠してしまう効果があります(苦笑)
さて、ここまでの作業進捗状況をば…。

ちなみに台座は簡易ディスプレイ用として、ランナーとダンボールで作りました。
うーむ、だいぶ形になってきたぞ。
この調子なら年内完成も夢ではないかも。
Posted at 2019/12/08 15:35:43 | |
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