途中のインターバルを除いても約半年かかったズゴック製作もようやく終わりました。
ジオラマベースに設置すると見づらくなる部分もあるので、いったんズゴックのみの完成状態をご覧いただこうと思います。
元のキットはこんな感じ↓

なんだか可愛らしい…(笑)
それがこうなりました↓
小指を立てながら振り回す方天画戟もいいかもしれません(笑)
今回の塗装では全体のウェザリングを行っています。

手法は主にウォッシング。タミヤスミ入れ塗料のブラックとグレーを塗っては拭き取るという作業を数回繰り返しました。
さらにその上からドライブラシで、シルバーによるハゲチョロとハルレッドによる赤錆を表現しています。
特にハゲチョロはついやり過ぎてしまうことが多かったので、今回はかなり控えめにしました。

MSを塗装する際に毎回悩むのが装甲の内側の色。
以前だとガンメタを塗ることが多かったのですが、何か違う…と思い、今回は外側と同じ色を内側にも塗ってみました。
【作ってみての感想】
世間の認識として「旧キット製作=可動範囲の拡大」みたいなところがありますが、実際には苦労してポリキャップを仕込んだり関節部のパーツの削り込みなどを行って「ここまでフル可動するようになった!」と喜んでも、私の場合、ほぼ必ずジオラマ化するので、ジオラマベースに固定する際にポージングの微調整に役立つ程度です。
なので今回は全ての関節を固定状態としてみました。
ぶんどどもできませんし自立もできませんが、これはこれでよかったと思っています。
1/144ズゴックはHGUCやRGでも出ていますが、あえて旧キットなのは、、やはり安価に入手できる分、気軽にフォルムが変えられることが主な理由です。
「自分色に染められる」みたいな(笑)
あとはつま先の形状がHGなどは丸まっていますが、旧キットは角型となっていて、そのほうがカッコいいと感じたという点もあります。
とはいえ旧キット。それなりのフォルムにしようとすると結構な手間がかかります。現在のようにCADで設計したものではないので、左右の大きさが「微妙に違う」などは茶飯事です。でもそうした部分を発見するたびに「しょーがねーなーw」とか言いながら形を整えていく作業は大変楽しかったです♪
そのような過程を経たズゴックは、我ながら旧キットベースとは思われないほど印象が変わった気がします(^^)
心残りがあるとすれば、頭頂部にフリージーヤードの穴を開けなかったことと、モノアイレールをもっと細くすればより藪睨み感が出せたかなという2つくらいでしょうか。
ていうか、そもそもズゴックって超カッコいい!
このデザインは(ザクに負けないくらい)ものすごく秀逸だと思います。
そしてジオラマ。
その全体像は次のブログでご覧くださいm(__)m
Posted at 2020/11/07 12:24:30 | |
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