第一煙突両側には高角砲射撃指揮所が建てられています。

↑の画像に示すように両舷とも爆撃による被害は見られませんが、既に指揮装置や測距儀などは撤去されていたようです。
上掲の画像と深雪会のCGを参考に高角砲指揮所を作ってみました。

CGでは架台部分は全面が囲われているようになっていたのでそのように作りましたが、改めて上掲の画像を見直すと、四隅の柱の間に空間が見られます。
今から作り直す根性がないので、このまま使用します(爆)
艦首の錨鎖導板の工作です。
図面ではその形状が示されていませんし、形状を示す写真も手元にないので、やむを得ず丸スペシャルのイラストをキットと同サイズに縮小して左右反転させ、裏面を軍艦色で塗ってから表の印刷ラインで切り取ります。

こうして甲板に貼り付けてみましたが、きちんと接着したつもりでも若干浮いたようになってしまいました。
流石に納得がいかなかったので一旦剥がし、塗装で表現することにしました。
艦橋以外の上部構造物が概ね完成したので、甲板上の通風筒やボラードなどを伸ばしランナーやプラバンの細切れで設置しました。

いずれも0.何mmのパーツばかりなので、視力を酷使しすぎてものすごく疲れる作業でした。
その甲斐あってか、ほぼ図面通りの位置に設置できたのではないかと思います。
艦体後半部には揚貨機も設置されているので、それらしい形にして配置しました。
なおカタパルトは撤去されていたようなので、台座部のみ設置しました。
航空機揚収用クレーンが残されていたのか撤去されたのか、どれだけ写真を見てもわかりませんでしたが、カタパルトが撤去されたのならクレーンも撤去されたと推定しました。
面倒だから作らなかったのではありません(笑)

現時点の状態です。
あとは4基の主砲を設置し、艦橋を作って、細部のフォローを行った後、最後に菊の紋章をあしらえば完成となります。

自己満足感を得るため、煙突周辺をキット(手前)と比べてみました。
こうして見ると苦労して作り上げた成果が多少は出ているなと感じられます(笑)
現在のペースでは年内完成は厳しそうですが、あと少し、頑張ろうと思います。
Posted at 2020/12/27 21:32:54 | |
艦船模型 | 趣味