「週刊龍田」、しばらく間が空いてしまいました。
この間、公私ともにいろいろと忙しかったもんで…。
さて、今回はジオラマベースを完成させました。
前回のブログではベースの作り直しを決断し、粘土を塗りつけたところまででしたが、その乾燥後に着色して、その上から木工ボンドを塗りつけました。
塗装はロイヤルブルーを基本とし、波立った部分にはその上からクリアグリーンを塗り付けました。それぞれの色を塗り重ねる場合はその前にクリアを吹き、色が混ざらないようにしています。
さらに艦首で切り裂かれた波を納豆パックのフィルムで作りました。

作り直すにあたってのポイントに置いた「波だった部分の表現」は100点満点までは程遠いものの、一定のレベルには達したかなと思います。
一連の作業は駆逐艦竹ジオラマ製作時とほぼ同様ですが、波頭にも木工ボンドを塗った結果、波の鋭角的な表現がなくなってしまいました。このあたりは反省点として残ったので、次回製作時には気をつけたいと思います。
ともあれベースが出来上がったので、いよいよ船体をベースに固定します。

固定方法は両面テープ。
このあとベースと船体の隙間を細切りティッシュで埋めていこうと思います。
次に龍田の製作。
前回基本的な構造まで作った艦橋について、羅針艦橋後部にある旗甲板に手を入れます。
構造などは「駆逐艦模型研究室」というサイトで
詳細な研究がされているので、そちらを参考にしながら、手すりを伸ばしランナーで組み上げ、その上端にプラバンで信号旗板を設置しました。
WLモデラーの猛者たちは内側に格納されている旗も作ったりしますが、私はそこまでの根性がないので、この周囲にティッシュを貼り付けてキャンバスの表現をするまでが限界です。
こうして作ったのがこちら↓

左がキットのものですが、あまりにも形状が異なりますね(汗)
しかし龍田の実艦写真を見ると今回製作したものの方が正確に形状を再現していると感じます。小さな達成感ですね(笑)
舳先のファッションプレートも自作します。
0.5mmプラパンを適当な形状に切り出し、フェアリーダー部にピンバイスで穴を開けてからデザインナイフで細部の形状修正を行いました。
同様の手順を踏んで↓画像下のように単体フェアリーダーも製作。

ファッションプレートは若干オーバーサイズな気もしますが、これらを自作できたのはちょっとした自信になりました。フェアリーダーはナノドレッドで商品化されていますが、お金かかるので…^^;
次に船体両側に点在するスパンウォーターを設置します。
0.5mm四方くらいに切り出したプラペーパーを、実艦写真から確認できる場所にちまちまと貼り付けていきました。
船首楼甲板から上甲板へ降りる階段はエッチングパーツを使います。

平面の状態からデザインナイフで踏み面を一枚ずつ起こし、最後に手すりを立てるという作業は非常に神経を使う作業でした…。
次に艦載艇です。
天龍は通船×1、9mカッター×2、11m及び9m内火艇を1隻ずつの合計5隻を搭載していますが、燕雀さんのブログ「
短艇模型スペシャル No.4「八八艦隊系軽巡洋艦の短艇: カッター篇」 – 1/700で天龍型軽巡をつくる: 13」によれば、龍田は11mではなく10m内火艇を搭載していたとのこと。
10m内火艇の1/700キットは存在しないので、燕雀さん同様11m内火艇を短縮して制作することとします。
9mカッターはジャンクパーツにあったものに薄々攻撃をかけて使用します。

左が攻撃前、右が攻撃後です。ほとんど分からないですね(汗)
このあとさらにもう少しディテール(防舷材の表現、舵の設置など)を追加する予定です。
これらの小物類の他、ボラードも自作します。
天龍型のボラードの大きさは資料がないため分かりませんが、軽巡とはいえ大型駆逐艦程度の大きさなので、
駆逐艦竹製作時と同様の大きさ(本体直径0.4mm、頭部直径0.5mm)で作りました。
なお天龍の写真をよく見ると、ボラードの台座がありません。

5500t級の写真を見ると台座があるのですが、天龍型建造までは台座なしが一般的だったのでしょうか。このあたりは手元に資料がないためよく分かりませんでした。
さらにキノコ型吸気筒もプラ棒で自作し、機銃座や爆雷兵装などを設置したのがこちら↓
そうそう、この密度感!
この瞬間こそ艦船モデラーにしか分からない至福のひとときなのです。
このあとそれぞれを着色し、主砲とマストを設置し、甲板周囲に手すりを設置して、マスト間に空中線を張れば、いよいよ完成!
と言いつつ、主砲をスクラッチする予定なので、これまた苦労しそうな予感…。
Posted at 2021/06/19 22:21:43 | |
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