自身初の3週連続キャンプです(笑)
今回の行先はまた南信州。
途中、岩村城下町に立ち寄ります。
以前に何度か訪れていますが、時間の都合でまだ見ていない場所があります。
まずは岩村駅。

こちらは古い駅舎が残されています。
切符自販機や改札の雰囲気は「古き良き昭和」といった風情。時間がゆっくり流れている感じがします。
そのユルさで、入場券が無くてもホームに入ることができます(笑)

線路の向こうには復元された信号機も↓

んー懐かしい…(^^)
駅の近くには鴨長明のお墓までありました。
今回歩いたのは、城下街並みの西半分。

東半分に比べてお店などの数は若干少ないものの、1本裏の通りも含めて歩けば十分に楽しめます。
その中でも印象に残ったのは「勝川家(かつかわけ)」の建物です。

豪商だった勝川家は城下にいくつもの蔵を持ち、自宅も豪壮な作りとしていました。
通り沿いこそ↑のように特別ではない様子ですが、中に入るとその豪華さに驚かされます。

中庭の一角には、水琴窟も作られています。

独特の金属音が聞けなかったのは残念ですが、小堀遠州の創作したものがここにあるということに驚きました。
さらにその脇にある建物の2階には娘さんの部屋があります。

ここは3方が解放されているという作りで、窓からは敷地内に立ち並ぶ蔵が見下ろせます。

さらに先程の水琴窟がすぐ下に作られているので、耳を澄ませばその音を聞くことも出来たでしょう。
この贅沢な作りには深い娘さん愛を感じずにはいられません。
ただ、前回のまちある記にも書きましたが、こうした伝統的な建築物のメンテナンスには多額の費用が必要です。
他の建物もそうでしたが、いずれも入場無料。
タダで見られるのは嬉しいですが、そのことでこうした貴重な資産の維持管理が困難になっていくのは本意ではありません。
僅かではありますが、「志」と書かれた箱に気持ちばかりを投げてきました。
こうして2時間ほどのまちある記を終え、お昼の時間。
岩村は「日本一の農村風景のまち」としても知られています。
町並みから少し北へ行くとこんな風景が↓

すぐ脇を流れる小川のせせらぎの音とヒグラシのカナカナという声を聞きながら、視界いっぱいに広がる田園風景を独り占めしながら食べるお昼は格別です(^^)
暫時休憩の後、南信州の「むくの里キャンプ場」へ。ここはかなりの山奥にぽつんとある小さな小さなキャンプ場。全部で7組しか入れません。しかも山奥すぎて携帯の電波も届かない。しかし逆に言えばがっつりどっぷりキャンプできます。
1人キャンプなら1泊僅か1300円です。しかも我が家から下道2時間強の近さ!さらにサイトから徒歩10秒で清流・和知野川。

こんないいキャンプ場があったとは。
受付をしてもらっている時、管理人さん宅のわんちゃんが寄ってきました。

名前は「ふく」ちゃん。ミックスだそうです。
この子、すごく人懐こくて全然物怖じせず、私の手や顔をベロベロ舐めてきます。
かわいいっ♥
設営後いつものようにコーヒータイムを経て夕飯の準備。
今晩のメニューはこちらです↓

枝豆は我が家で採れたものです。
更に「ナポリタンチキラー」

プチトマトとピーマンは自家製です。
いずれもウマー( *^艸^)
冷えたビールがススミます(笑)
お腹も膨れたところで、いよいよ満天の星空…のはずですが、今夜は曇り。
またの機会までお預けです。
翌朝は早めに起きて、ちゃちゃっと朝食を済ませてソッコー出発。
帰宅後は久しぶりの洗車です。あちこち走り回ってドロドロになってた体をキレイに清めました。

左奥にそらくんが写っているのが確認できるでしょうか(笑)
さ、今度はどこへ行こうか(´ω`)
Posted at 2021/07/30 21:48:43 | |
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