コロナから漸く復活モードにあるザクとは違う。発症から17日目ですが、まだ喉に少し違和感があり時々咳が出たりします。いい加減全快になってくれー。
とはいえ日常生活に支障のない状態にはなったので、模型製作も復活です。
中央部機銃台の後ろにはデリックポストが立ち、その根本には軽質油庫が設置されています。
軽質油庫は大発など搭載艇の燃料を格納しておく場所です。
図面確認後、実艦写真をチェックします。

そしてプラバンプラ棒でスクラッチ。軽質油庫本体は3mm角棒を3mm長に切ればそのまま使えます。デリックポストは1.2mm丸棒を利用。写真を参考にディテールを追加しました。
船体中央付近には2箇所倉口があります。今回は搬出状態のジオラマ化する予定なので、1箇所を開放状態とします。穴は以前に開けてあるのでその周囲に枠を設置します。この部分は実艦の状態を確認できる写真が手元にないので、以前に見に行った海王丸(初代)の写真を参考にします。

そして作ったのがこちら。
各部の工作に飽きてきたので、これまでに作ったものを塗装しました。

色は呉海軍工廠色。第9号は呉で建造されているからということもありますが、佐世保>呉>横須賀>舞鶴という色の濃さの順を考えるとともに、ジオラマの場面が夜であることを考え、少し暗めの色合いとしました。
羅針艦橋内に12cm双眼望遠鏡2基と縦羅針儀などを設置しました。

といっても天蓋(防空指揮所の床)を設置するとほぼ全く見えなくなりますが(笑)
次に煙突の製作。久しぶりにキットのパーツを使用します(笑)
パーツを図面と照らし合わせると一部形状が異なることが分かります。

さらに写真チェック。
煙突後ろ足の根元付近は図面を参考に直立状態に修正しました。ファンネルキャップは傘状になった雨水排出部を0.5mmプラバンで作り、その上に小判型にした0.3mmプラバンを載せてその周囲にプラペーパーを巻いて煙突出口としました。なお出口部は前後を仕切る板が設置されているので、それもプラペーパーで再現しました。ジャッキステーはほぐしたリード線を使用しました。

キャップ上には雨天停泊時にキャンバスを掛けるための格子があります。これもリード線で再現しようと試みましたが、あまりにもサイズが小さ過ぎて工作がめちゃくちゃ大変だと分かったで、今回は見送りました(汗)
煙突の下には缶室吸気筒があります。キットのパーツでは煙突と一体化されていますが実感を損ねていると感じたのでいったん削り取ってプラバンで作り直すことにしました。図面や写真を参考にサイズを検討したのがこちら↓

これを基にして作ったのがこちらです。

実艦の吸気筒入口部には転落防止のメッシュが設置されているはずですが、1/700メッシュは手元にないので、単なる開口部とします。
この3連休は初日が仕事だったので実質2連休ですが、台風の関係でほとんど外に出られず模型工作に没頭することが出来ました。このくらいのペースで製作が進めば年内完成も見えてくるのですが、どうなることやら…。
Posted at 2022/09/19 14:43:21 | |
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