10月初めの三連休を使って4泊5日の行程で四国1周旅行に行ってきました。
実はその前の週にも1泊キャンプに行っているので、ブログに残しておきたいテーマがてんこ盛りです。
これらを先回のようにテーマ別に分けて記録していくのがよいのですが、とてもその時間と手間をかけている余裕がありません。なのでコンテンツとそれに関する若干のコメントだけをこのブログに記し、細かい情報などはフォトアルバムに譲ろうと思います。
※ブログで語らない分、フォトアルバム内で膨大かつ貴重な写真とともにがっつり語りまくっていますので、ぜひご覧くださいませm(_ _)m
では時系列で。
◆キャンプ
愛知県渥美半島の先端にある「
旧陸軍第一技術研究所伊良湖試験場跡」

いずれも個人所有となっていますが、当時の形をほぼ留めていました。より組織的体系的な保存が望まれます。
・フォトアルバム「
旧陸軍第一技術研究所伊良湖試験場跡」
愛知県豊橋市の「
二川トーチカ」

これも個人所有です。民家が立ち並ぶ中に突然現れます。一つだけ作られたはずは無いので、他にもあったはずですが…。
フォトギャラリー「
二川トーチカ」
吉田城

一時、徳川家康が領有しており、出世城とも言われています。
この城はかつて陸軍の歩兵連隊跡でもあったので、門柱や歩哨などが残っています。

私と同目的で訪れた人がいて、一生懸命撮影していました(笑)
フォトアルバム「
吉田城・陸軍連隊跡」
愛知県豊川市の「
豊川海軍工廠平和公園」
当時国内最大だった、機銃やその弾丸を製造する工場群がありましたが、昭和20年8月の大空襲で殆どが消失してしまいました。
ごく一部焼け残った建物などを当時のまま保存しています。

無料のガイドボランティアに説明してもらえますが、まだお若い女性の方からマンツーマンでお話を聞くことが出来ました。
貴重な施設が残されていることに驚くと共に、悲しい歴史があることも知ることが出来ました。オススメ施設です。
フォトアルバム「
豊川海軍工廠平和公園」
キャンプ場は蒲郡市の「さがらの森」。

水道が雨水利用なので水持参必須ですが、なかなか良いキャンプ場でした。リピートすると思います。
フォトギャラリー「
さがらの森」
◆四国旅行初日
お昼頃出発し、高速で一路西へ。
途中渋滞もあまりなく、夕飯は淡路島のSAでうどんを食べました。

おまけで「阿波おどり専用」ドリンクがもらえました♪

この日は愛媛県の桜三里PAで車中泊。
◆2日目
湯築城

戦国時代は河野氏が居城としていました。日本百名城のひとつです。
フォトアルバム「
湯築城」
伊予松山城

こちらも百名城であり、かつ現存12天守のひとつでもあります。
この城は櫓があちこちに多数設置されているため、色んな角度から複数の櫓を一枚の写真に収めることが出来、かなりの壮観でした。
お気に入りの城のひとつになりました。
フォトアルバム「
伊予松山城」
第343海軍航空隊跡(現・松山空港)

松山空港近くに石碑が立てられています。
終戦間際、硫黄島などから呉軍港へ飛来する米軍機迎撃のため源田実大佐が精鋭戦闘機乗りを集めて作ったのが通称343空。主力戦闘機は紫電改です。
ここにはその掩体壕が完全な形で残されていました。

フォトアルバム「
第343海軍航空隊跡(現・松山空港)」
大洲城、宇和島城、河後森城

大洲、宇和島はいずれも築城名人とも言われる藤堂高虎が作った城で、百名城のひとつです。宇和島は現存12天守のひとつでもあります。
河後森城は続日本百名城のひとつです。馬蹄形の縄張りになっており、防御力の大変高い城だと感じました。
フォトアルバム「
大洲城」「
宇和島城」「
河後森城」
◆3日目
宿毛湾

海軍の泊地だった場所です。
ここは少し語りたい部分なので、別稿を立てるつもりです。
フォトアルバム「
宿毛湾」
紫電改展示館

松山の343空で活躍した局地戦闘機紫電改の実機が展示されています。日本にある実機はここだけです。
フォトアルバム「
紫電改展示館」
高知城

百名城であり、かつ現存12天守のひとつでもあります。
フォトアルバム「
高知城」
◆4日目
この日はみん友のシウジィさんと丸亀城などを回りました。詳細は別途ブログを立てます。
シウさんと別れた後は玉藻城(松山城)を見てから、瀬戸大橋経由で岡山に渡りました。
鶉野飛行場跡

かつて海軍の練習航空隊が設置された場所で、掩体壕などが残されています。
近くの施設には紫電改の模型などが展示されています。現地到着が日没後だったので、出来れば再訪したいものです。
フォトアルバム「
鶉野飛行場跡」
◆5日目
三木城、花隈城

三木城は「三木の干殺し、鳥取の飢え殺し」とまで言われた秀吉による城攻めのあった場所です。花隈城は神戸のメリケンパーク近くにあり、石垣などが再現されています。
フォトギャラリー「
三木城」「
花隈城」
戦没した船と海員の資料館

民間船版大和ミュージアムとも言うべき素晴らしい施設です。決して広くはない館内に、会員の方々が血のにじむような努力をしながら収集された大変貴重な資料が膨大に蓄積されています。
民間船を模型で作る予定は現時点でありませんが、そのようなチャンスがあれば必ずここで調べ物をしてから作ることになると思います。
会員の方との会話は大変興味深いものばかりで、滞在2時間が非常に短く感じられました。
フォトアルバム「
戦没した船と海員の資料館」
かなり駆け足ですが、以上となります。
特に四国や岡山などは我が家から相当な距離があるので移動時間や距離もかなりのものでした。そのため日程が詰込み式になったのはやむを得ないところです。
ただ今まで行きたいと思っていたところの多くに行き、現場の迫力を感じることが出来たのは大収穫でした。
ちなみに四国旅行の総走行距離は1600km。

1900kmの佐世保往復、1800kmの種子島・内之浦に次ぐ長距離ドライブでした。
はー、疲れた。
でもまだまだ行きたいところがいっぱい。
これからも走りまくるぞー!
Posted at 2022/10/15 22:41:07 | |
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