先日のブログでは、円錐角膜への対応として角膜移植を検討しているというところまで書きました。
知り合いのつても辿りながら色々と調べたところ、名古屋市内屈指の大きな眼科では移植手術の実績が多くあると分かり、そこに行くことにしました。
早朝に受付を済ませ、順番を待ちます。まずは予診で経過などを尋ねられ、その後いくつかの検査をし、いよいよ診察。
角膜関係の大家でもある副院長大先生様のご診察です。
副院長:状態を診ましたが、あなたの場合は軽度なので移植まではやりません。
ザク違:(がーん!)そうですか…
副院長:年齢的にはこれ以上進行しないと思うので、今後はハードコンタクトレンズを勧めます。それでもいいですか?
ザク違:昔使っていましたが、角膜と当たって痛かったので辞めました…
副院長:ならばソフトの上からハードを付けるとそうしたことがなくなりますよ?
ザク違:先生がそう仰るなら…
先生は穏やかな口調で話されますが、すごいオーラを感じる方でした。
そしてコンタクトのフィッティングに移りました。二枚重ねで矯正をかけると0.9と1.2まで出るとのことですが、ハード使用当時はかなり頻繁に目にゴミが入ったので、そのたびに大粒の涙を流して大変な思いをし、しかも運転中(エアコンなしで窓を締め切った状態)にも頻発したので、かなり危険です。そこまでのリスクを冒してコンタクトを装着しようとは思えず、看護師さんにその旨を伝えました。
そして二度目の診察。
今度は別の若い先生。この先生も穏やかな口調で話されます。
先生:コンタクトは難しいですか?
ザク違:はい。極力避けたいです。今のメガネは見づらくなってきたので、処方していただくことは可能でしょうか?
先生:確かに見づらいでしょうね。分かりました。
ということで処方箋を作ってもらえるのかと思いきや、別日で予約を取るようにと。
んー、そんなに時間は取れません。なんとか今日お願いできないかと打診したところ、看護師さんから次のような説明がありました。
①角膜移植しても乱視は残る確率が高い
②眼鏡の度を上げても劇的によく見えるようにはならない
③また視野の歪みが強くなるためおススメしない
④結局、度を下げることとなり、結果的に現在のメガネと変わらなくなる
②~④は約半年前に行った眼科でも言われており、結局すごすご帰ってきました。
帰宅後、ハモン様に今日のことを説明し、自分の考えを伝えました。
・コンタクトなら1.0レベルの視力を出す能力は残っている
・日常的にはメガネで過ごし、免許更新時のみコンタクトを付ける
・艦船模型製作が最大の負担原因なので、今後は精密工作をやめてジオラマ中心にする
ザク違:今日の病院は先生も看護師さんも全員すごい丁寧な対応だったよ!
ハモン様:へー、よかったね。でもコンタクトはめんどくさいよね。
ザク違:だよねー。毎日の手入れもやりたくない。老眼対策にも困るし。
ハモン様:知り合いはコンタクトの上から老眼鏡かけるよ。
ザク違:それはそれでめんどくさいね…
ハモン様:遠近とか中近とかが一番楽だよねー。
首から上の病気は不可逆性のものが多いと言いますが、視力もその典型例の一つ。
とはいえお笑い芸人のチャンカワイがアフリカで毎日遠くを見続けたところ、視力が上がったという報告もあるので、適切にケアしていけば良くならないまでも維持は出来るかもしれません。
結局、日々の心がけ次第ですかねー。
Posted at 2025/07/26 20:58:20 | |
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