3月14日から名古屋市科学館で始まっている「宇宙展」。
一昨日の午後、忙しいと言いながら無理やり午後半日の休みを取って行ってきました。
まずは14時からのプラネタリウムを楽しみます。
平日午後なのでA席が確保できるかと思いきや、B10席。
窓口では「A席はまだ空いてますよ」って言ってたのに・・・。
今月のプログラムは「ハッブル宇宙望遠鏡」ですが、本題の前には今月の夜空の解説があります。
この時期は冬の星座と春の星座が混在する時期。
三ツ星で有名なオリオン座がまだ見られます。
88種の星座に対し、一等星は21個。つまり、一等星を一つも持たない星座がたくさんあるということです。
そんな中でオリオン座は、ケンタウルス座、南十字座と並んで、2つの一等星を持つぜいたくな星座です。
一方で、春の星座で有名なのは、北斗七星で知られるおおぐま座。
北極星を探すためのツールとしても知られていますね。
本題のハッブル望遠鏡は、1990年4月の打ち上げから今年で25周年。
スペースシャトルが退役してしまったので、メンテはソフト中心に行われていると思われますが、設計寿命(15年)をはるかに超えてまで働き続ける姿には感動すら覚えます。
そしていよいよ地下2階の「
宇宙展」会場へww
エントランスには巨大なスクリーンに宇宙兄弟の映像が映し出され、来場者を歓迎します。
こちら↓は平成20年のJAXA宇宙飛行士採用試験の要項。
昔は
「虫歯があると宇宙に行けない」などと言っていましたが、今は大丈夫なようですww
そしてソユーズ宇宙船の実物大模型。
なぜホンモノを展示しないんだろう?と一瞬思いましたが、宇宙でがっつり放射能を浴びたものを展示するのは殺人行為ですね(汗)
順路内には、撮影用のレプリカも。

当日は一人で行ったので、撮影できませんでしたorz
月の石。

月にはそれぞれ海と山と呼ばれる場所がありますが、両方の石を同時に展示するのは日本初なのだそうです。
忘れていましたが、みんカラは車のサイトw
なので車も紹介しましょう。

月面探査車のタイヤはGOODYEAR製。
宇宙線が降り注ぐ悪路を走るという過酷な条件なので、走行可能距離は2000~10000キロだそうです。

ISS(国際宇宙ステーション)内部のトイレ(左)と寝室(右)です。
トイレ内でも様々な機器が配置されています。トグルスイッチは切り替えるときに体が飛んでいってしまわないように、スイッチを触る指以外で支えるためのバーが両側に配置されているなど、細かい配慮が施されています。
寝室では、寝袋の最も近い所にエマージェンシーランプが並んでいたのが印象的でした。
こちら↓は、昨年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」を搭載したHⅡ-A26号機のフェアリングの一部。

大変軽い素材で作られているため、海に落ちても浮かんでいる場合があり、それを拾ってきたのだそうです。

宇宙エレベーターの先にある静止軌道ステーションの模型。
官邸ラプラスではありませんw
展示では宇宙ホテル構想なども紹介されていました。
大林組さん、清水建設さん、ぜひとも頑張ってください!
※なお、宇宙エレベーターについては、別の機会により詳しく述べたいと思っています。
他にもすごくたくさんの展示があり、たっぷり2時間くらいを過ごしてしまいました。
中には、星出宇宙飛行士が小学4年生の時に書いた作文があったりして、つい読みふけったり。
大人から子どもまでが宇宙の世界にどっぷり浸かってしっかり楽しめる展示でした。
展示は5月24日までなので、「まだ行っていない!」という方はぜひ!
順路の先には当然のごとくショップがw
そして爆買いww
まずはマグカップとピンバッジ。
宇宙兄弟のTシャツ。デザインは他にもいろいろありました。
はやぶさ2が描かれたクリアホルダー2種。
書籍「宇宙兄弟展」。

展覧会自体は、昨年、東京、京都、福岡で行われ、その後全国行脚が予定されているとのことですが、今のところ名古屋の予定は公表されていません。
書籍の中をちょっとだけ。
あ~TVシリーズ、復活してくれないかな~。
てな感じで、身も心も宇宙モードに入ったまま、帰路へ就きましたとさ。
上記で紹介した以外の画像は、
フォトアルバムで紹介してありますので、興味のある方はどうぞ。
Posted at 2015/04/18 16:21:39 | |
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