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ザクとは違うのブログ一覧

2018年02月27日 イイね!

【悲報】旧キットのスケールは間違っている!?

ビグザムを使ったジオラマ工作は遅々として進んでいません。
現在は1/500アッガイたんの製作。
前回ブログで作り直しを宣言しましたが、実は大きさにも問題があるのではないかと感じたのも理由のひとつです。
それがこれ↓


1/550ミデアにおまけでついているドムとの比較です。
うーむ、明らかにデカすぎるぞアッガイたん。

ついでに情景模型シリーズ「テキサスの攻防」にある1/550ゲルググとの比較。


おおっ、さらにデカすぎだぞアッガイたん。

各アイテムとのバランスを取ろうとすると15%くらい削り込まなければならないのではないかと感じました。

待てよ。
実はアッガイたん、片足はできているので、そこから頭頂高を測り、公式設定数値と比較してみました。
するとほぼ1/550で作られています。(さすが俺w)
当然です。HGUCアッガイを実測して1/550サイズを割り出しているので。

となると…

不安になってドムとゲルググの公式設定数値から1/550の頭頂高を算出し、キットと比べてみます。
これがその結果↓

       公式設定 → 1/550    キット寸法
ドム     18.6m   33.8mm    30mm
ゲルググ  19.6m   35.6mm  31.5mm
 ※いずれも頭頂高。ザクとは違う調べ。
をいをい、だいぶ小さいじゃん。
キット寸法から逆算したスケールは、ドム=1/620、ゲルググ=1/622。

不安確定。

恐る恐る情景模型に入っているガンダムとガンキャノンも同様に測ってみました。
ガンダムは公式設定が18mでキットが32.5mm、ガンキャノンは設定が18.1mでキットが33mmなので、いずれもほぼ1/550でした。
こっちは正しいんだ…。

ものはついで。
手元にある旧キットを一通り調べてみることにしました。
まずFGザク。これはほぼ1/144サイズ。
次に1/144リックドム。これも約1/140なので、OK。
そして先日作ったビグザムは1/568でした。ま、OKかな。
ボール。旧キット・ボールは1/144と1/250の2種あります。1/144とされる方は実は1/173、1/250とされる方は1/305でした。

困ったのが1/144マゼラアタック。こちらは全高が1/213、全長が1/187、全幅が1/135。大きさがバラバラで、しかもキットは背が低すぎる。あれ以上高くすると、さらにかっこ悪くなりますが?
1/550ミデアも全高こそ1/548でしたが、全長は1/484、全幅は1/451でした。
つまり全長全幅ともだいぶ小さい。
1/1200ムサイも同様。全高は1/1498、全長は1/1239、全幅は1/1447。
こちらは全高全幅が足りません。

我が家にはまだズゴックとガウがありますが、もう測るのを止めました。

これはいったいどういうことなのか。
ミデアと情景模型を見ていた時は、「連邦MSびいきがあるのでは」と邪推しました。当時の子供向けアニメはまだ勧善懲悪の感覚が残っている時代。連邦は善でジオンは悪。善のガンダムより悪のドムやゲルググを大きく作るわけには行かない、と。
もう一案は、「情景模型の1/550キットはそもそもそのスケールではない」という考え。
事実、箱や組立説明書のどこにも1/550の表記はなく「マスコット」と記載があるだけです。

しかしこれらの説はその後の旧キット追跡測定によって否定されます。

では…

ふと、Wikiの「ガンプラ」を調べてみると、次のような説明があります。

当時のキャラクターモデルのラインナップは300円と700円の2シリーズで展開されることがパターンとなっていたため、ガンダムに関しても従来通り価格帯を300円と700円にすることになった。
なお、「1/144スケール」とならなかったのは、設計がスタートした時点で、会社の開発方針として、明確なスケール設定が無かった為である。1980年当時のバンダイ模型のカタログには、ガンダムのプラモデルの発売の告知と共にサイズは「大」「小」の2種の表記がある。
設計図面が完成し金型製作が進められていた頃、村松はスケール表記の必要性を感じていた。そこで完成した図面を改めて計測しスケールを算出してみると、ほぼ1/144(144分の1)スケールであることが判明する。


なるほど、価格からサイズが決まったと。
つまり、1/144旧キットは「小」なので、そのサイズの箱に合うように設計した結果が、たまたま1/144だったと。
その後、シリーズ化の中でより大きなアイテムを開発することとなった時も「小」の箱の大きさからはみ出ることができなかったということでしょう。
リックドムはそれまでの1/144MSキットよりも大きな箱で発売されました。これこそ「小からの脱却」であり、その結果ほぼ1/144を実現できたのではないでしょうか。
我が家にはありませんが、旧キット・1/144ゾックもそれまでより大きな箱で生産されているので、恐らくほぼ1/144なのではないでしょうか。

さて、困りました。
こんなことに気づいてしまうと、迂闊に旧キットのサイズやスケールを信用するわけにいかなくなってしまいます。
設定に忠実でありたいと思うなら、その寸法から作るべき作品の大きさを割り出し、キットの寸法と比較しながらバランスを整えていく、という作業工程になってしまいます。
しかもそうしたからといって、必ずしもカッコいい完成品ができるという保障もない。

あー、なんだかとってもめんどくさいぞ。

翻って、そもそもガンプラは「実物が存在しない」世界です。
よく言いますよね、「ガンプラは自由だ」って。
つまりどこかに正解があるわけではありません。
誰かも言ってました。
「ちっちゃいことは気にするな!」w

よしっ、腹は決まった。
後は工作するのみ!

ずいぶん遠回りしたジオラマ製作でスミマセンm(__)m
Posted at 2018/02/28 00:03:46 | コメント(6) | ガンプラなど | 趣味
2018年02月17日 イイね!

1/550モビルスーツ製作(アッガイ編)

前回ブログで思わせぶりな書き方をしましたが、早速ネタバレ(笑)
現在作っているのはこちら↓


これを1/550サイズでフルスクラッチしようという計画です。

実は1/550MSは意外と製品化されています。
ガンダム(サーベル、ライフル、バズーカ、MA)、ガンキャノン、ガンタンク、GM、ザク(ノーマル、シャア専用)、グフ、ドム(サーベル、バズーカ)、ズゴック、ゲルググ、マゼラアタック

以上、15種類。

ブラウブロなどのMAのおまけに加え、情景模型に入っているマスコットと呼ばれるものがすべて該当します。

この先作ろうと思っているビグザムのジオラマには脇役としてさまざまなアイテムに登場してもらうつもりですが、そのうちアッガイたんとマゼラアタックは比較的シンプルなラインで構成されているので、自分への挑戦という意味も含めてフルスクラッチしてみようと考えました。

前回同様、まずは寸法取り。


そして胴体と頭を試作。


うーむ、ひどい(ーー;)
はい、作り直します。
ついでにもうひとつネタバレ。
ジオラマではこの状態の再現を目指していますw
Posted at 2018/02/17 09:08:11 | コメント(9) | ガンプラなど | 趣味
2018年02月12日 イイね!

1/550マゼラアタックをフルスクラッチ!

先日完成したビグザムG型
この後、ジオラマ化するにあたり、添え物がいくつか必要になります。
そのひとつとして出演予定なのがマゼラアタック。
キットとしては壷型MA・アッザムに入っていますが、そのためだけにキットを探すのは大変だし、もともとマゼラアタックは直線基調の機体なので、スクラッチするのがよいだろうと考えました。

まずは1/144のサイズを実測し、それを3.82分の1に縮小した図を作ります。


そして、早速プラ板プラ棒からしこしこ…


ついでなので、以前に作ったD型も同様に。



これらを塗装して完成!




サイズ感が分かりづらいと思いますが、こんなイメージです。


トップとベースは両面テープで付けてあるので、着脱可能です♪
2種ともトップの砲身は1mmプラ棒で、段差はプラペーパーを巻きつけて表現してみました。同じくキャタピラもプラペーパーです。
画像では確認できませんが、D型でないマゼラベースには、マフラーも付けてあります(笑)
色は、D型でないマゼラがタミヤアクリルのオリーブグリーン、D型は同じくOD色(陸上自衛隊)で塗ってあります。

年末あたりからの左ひじの痛みが少しずつ引いてきて、多少の時間なら模型工作もできるまでになってきました。
まだ痛みが完全になくなったわけではありませんが、引き続き1/550サイズMSの製作に取り掛かりたいと思います。

まず手始めに…^m^
Posted at 2018/02/12 14:35:38 | コメント(7) | ガンプラなど | 趣味
2018年02月06日 イイね!

シャガール展に行ってきました

ハモン様との美術館デート。
今回は名古屋市美術館の「シャガール展 三次元の世界」。

ロシア生まれのマルク・シャガール。
その作品の一部を絵葉書でご覧ください。






展示されていた作品の作風は幅広く、キュビスム、フォーヴィスム、シュルレアリスムなど、様々な表現方法を多彩に駆使しています。
展示には陶芸作品もあり、彼の才能の多才さをさらに強く感じさせてくれるものでした。

展示脇の解説によれば、キュビスム、特にピカソの作品に影響を受けたようです。
キュビスムは物体を見える範囲で描くのでなく、見えない部分も描くことで、多面的に表現するというようなものだと理解しています。
つまり3次元の実物を2次元の絵にする際に、3次元のまま表現するということかなと。

しかしシャガールはそこに時間の概念を加えました。
例えば↑の3つ目の作品。
主役である花と花瓶は室内のものでしょう。
でもその左下には路面が描かれています。
恐らくシャガールの記憶の中では、花と花瓶に加え、部屋の外の出来事が印象に残っているということではないでしょうか。

あるいは↑の1つ目の作品。
これは男性はシャガール、女性は妻のベラです。
久しぶりに大好きなベラに会いに来たシャガールの気持ちが、不自然に曲がっているシャガールの首に表現されています。

展示では陶芸作品も飾られていましたが、確かピカソも陶芸作品を作っています。
もしかしたらシャガールはピカソに影響を受け、さらにそれを超えて独自の世界を生み出そうとしていたのではないか。
その結果が今日の高い評価につながっているのではないか。
そんなことを考えた展示会でした。

やはり私には、たくさんの画家の作品が集められた展示よりも、今回のように1人の画家の作品をじっくりと楽しむほうが性に合っているような気がしました。
Posted at 2018/02/10 18:03:17 | コメント(1) | 美術館めぐり | 趣味
2018年02月03日 イイね!

小牧・長久手の戦い

美術館めぐりシリーズも今回は少し趣向を変えて、博物館へ。
行き先は愛知県長久手市にある古戦場公園です。


ここは1584年に羽柴(後の豊臣)秀吉の軍勢と徳川家康の軍勢が戦った地です。
行ってみようと思ったのは、公園内の郷土資料室で特別展「小牧・長久手の戦い~戦国を駆け抜けた者たち ここ長久手で。~」が開催されており、そこで秀吉の書状が公開されていると知ったからです。


資料室はこのように大変小さな施設で、展示も10数畳程度の小さな部屋ひとつに、パネルが10枚そこそこ掛けられているのと、部屋の中央にビデオを流しているだけという簡素なもの。
書状もレプリカ、しかも本物を写真に撮ったと思われるようなものでした。

しかしそれで「寂しかった」と言って帰ってくるのは、それこそ寂しい。
我が家から程近い場所で昔あった出来事でもあるので、少し調べてみました。


そもそも小牧・長久手の戦いは、本能寺の変で信長が亡き者にされ、明智光秀も秀吉に討たれた結果、次の天下人を誰にするかという政治抗争のひとつです。
まずは秀吉方の池田恒興が犬山城を落とし、これに対抗して清洲城にいた家康が小牧山城を攻め落とします。
ここで池田恒興は小牧山城を直接攻撃せず、家康の本拠である岡崎を攻めること(「中入り」策)を秀吉に提案します。
その移動中に起きたのが「長久手の戦い」。

そらくんと時々散歩に行く「色金山歴史公園」には、小高い丘の頂上に巨石が並んでおり、長久手の戦いの際、その岩に家康が座って軍議をしたという言い伝えがあります。

ただ、よく調べるとその直前に「白山林の戦い」というのがあったようです。
こちらは輜重隊を連れた羽柴秀次(秀吉の甥)の朝食中に家康軍が攻め、秀次は命からがら逃げ帰ったというもの。
実はこの白山林、我が家からほど近い場所にあります。
さらには、その戦いでの戦死者慰霊のため神社があるのですが、それが我が家が毎年初詣に行く「本地が原神社」の前身だったらしい、と。
同神社の敷地内には小さな祠が3つ並んでいて、そのうちの一つが兜神社という名前がついているのは知っていました。
実はこれがその慰霊のための神社なんだとか。

また、羽柴秀次といえば先日行った近江八幡城の城主。
彼は、子宝に恵まれなかった秀吉から跡継ぎ候補とされ、関白まで上り詰めました。戦も白山林の戦い以外はことごとく武功を上げており、近江八幡では部下にも恵まれて善政を敷いたため、領民からも慕われていた様子。
「近江商人」というのは、彼の作った城下町から生まれています。
でも秀吉に秀頼という跡継ぎが生まれたことで、彼の運命が暗転します。
謂れなく切腹を命ぜられ、一族も処刑されてしまいました。
享年28。

自分の身の回りにこうした歴史が埋もれていたり、旅先で出会った事柄が今日知ったこととつながっていたりする。
なんだかちょっと不思議な気分です。
と同時にもう少し自分の住む地域の歴史を勉強してもいいかなと思った、そんな一日でした。
Posted at 2018/02/10 20:32:37 | コメント(1) | 城めぐり | 旅行/地域

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