いよいよ完成しました。
では早速ご覧頂きましょう。
今回は画像の前に映像で↓
ソロモンでの敗北を受け、いよいよ最終決戦に臨むべきと判断したギレンは、木星や近隣小惑星群からの物資輸送を急がせ、主戦場と想定したア・バオア・クーの強化を行う。
その正面はNフィールド。後にドロスが配備された方面である。
輸送にはムサイをベースに建造された高速輸送艦が使われ、要塞の不沈空母化が進められた。
しかしこうした努力も虚しく、連邦の物量の前にドロス・ドロワも撃沈され、ギレン・キシリアが暗殺されるに至り、ついにア・バオア・クーは陥落、終戦を迎えることとなった。
BGMは「めぐりあい」一択ですよね(^o^)
まずは前回までのブログでふれていない制作過程を少しだけ。

ジオラマベースは砲台などを取り付けてからダイソー石粉粘土を塗りつけて、爪楊枝で形を整えます。
石粉粘土は、セリアは固めでダイソーは柔らかめという性質があります。今回は壁面の強度があまりないのでダイソー製品を使用しました。
また、電飾用LED(点滅させるもの)を6箇所埋め込んでいますが、球の直径が5mmと少し大きめだったので、みん友の鈍行電車さんから2mm径の透明ソフトプラ材を提供していただき、それをLED球の頭にアルミテープで固定した状態で設置しました。

裏面はLEDの光がもれないよう、ラッカー塗料のシルバーを吹きました。
水性塗料だと塗膜が薄いためか光漏れが発生してしまうので、ラッカー系推奨です。
では細部を見ていきましょう。

高速輸送艦は下面も見てもらえるよう、艦首を少し上げた状態にしています。
こうすることで、アオリの写真も撮れるようになっています。

コムサイは2機飛ばしています。
いずれも作業用に改造されたものですが、画像左は基地に配備されており、荷室に蓋が掛けられる構造のもの。
画像右は輸送艦に配備されたもので、たった今輸送艦から発進したところです。
実は右のコムサイ、ウェザリングが非常にうまく行ったと感じており、密かなお気に入りです♪

砲台2態と補助舟艇2隻です。
砲台にはヤマトメカコレシリーズのパトロール艦のパーツやウォーターラインシリーズの武装などを取り付けました。
補助舟艇のうち右のもの(ガス運搬船)の丸い構造物は釣りの浮きを半分に切ったものです。

貨物搬出入口の入り口床面には結束バンドを使ったコンベアを埋め込み、さらに門型の構造物を建てて、天井奥に伸びるコンベアを設置しました。
青色LEDは照射角が30度のものですが、屋根裏に軽くヤスった透明プラバンを仕込むことで、照射範囲を広げました。

ベースの右手前には「2分で作るガンダム名鑑」のア・バオア・クーを配置し、四角いパーツと矢印を作って、ジオラマの舞台はここ!という表現を行ってみました。

ジオラマベース裏面にはア・バオア・クー内部を表現してあります。
向かって左に倉庫群、右には上からMS格納庫、バッテリー室、タンク室、動力室を配置しました。
MS格納庫もよっぽど電飾しようかと思いましたが、あまり目立つ場所ではないので、断念しました。
またその下にあるスライド式の蓋を開けると、電飾用の電池が格納されています。
その他のショットをいくつか。
【完成させてみての感想】
率直なところ、失敗作です。
高速輸送艦と作業用コムサイ(黄色い方)を作るまではものすごく楽しかったのですが、いざジオラマとして見ると以下の点が気になります。
①決戦前に大急ぎで物資搬入している緊迫感が伝わってこない
②港の雑然とした感じが表現されていない
③搬出入口や砲台が小さいため、「港」「要塞」の雰囲気が不十分
一言で言えば「慌てて作りすぎた」というところでしょうか。
ムサイを作るのに約3ヶ月半かかっていますが、ジオラマ作りは年末年始の長期休みがあったとは言え、1ヶ月で終えています。
事前に紙の上で配置などを検討し、実物のフォトフレーム上でも大体の配置を行ってはいましたが、想像力不足は否めませんね。
恐らくいずれ我が家の作品配置場所が手狭になった段階で壊してしまう運命にあると思いますorz
一方で今回の収穫は以下の4つです。
①LED点滅システムを安価に作れたこと
②ハンダ付け技術を習得したこと
③電池ボックスの代わりにクリップが使えたこと
④スミ入れ塗料がウォッシングに使えると分かったこと
これらの知識や技術は今後の作品にも十分活かし得るものだと思います。
このほか試したこととしてはジオラマベース脇に舞台の位置を示す表現を行ったことがあり、これは一定の成果が得られたのではないかと思っています。
今回の制作はこれで終了。
さて、次は何を作ろうかな~(*^^*)
Posted at 2020/01/26 11:12:24 | |
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