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ザクとは違うのブログ一覧

2025年02月09日 イイね!

第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(各船の艤装)

3隻をジオラマベースに据え付けたので、いよいよそれぞれの船に艤装を行っていきます。
捕鯨船・文丸にはマストを立てましたが、前マスト頂部の見張り台へ繋がる縄梯子があるので、これを製作します。試作は3パターン。

左は0.1mm金属線を使ったもの、真ん中は伸ばしランナー、右は斜めの長線のみメタルリギングで他部は伸ばしランナーです。
金属線も伸ばしランナーもあまりにも細すぎるため直線を維持することが難しいので、この作業には向いてないですね。
まぁ、右かな…。
これを2組作るのはかなーりしんどかったですorz

次に19号輸送艦上に引き揚げられた鯨。
こちらは前回ブログで報告した状態に切れ込みを入れ、マニキュアを使って血を流している様子を再現し、解体後の鯨体の一部も作りました。
同時に、周辺で泳いでいるホオジロザメの背びれも作りました。


ここで悩んだのは鯨肉をどんな色にするのか。
黒の上に赤やオレンジを塗ってみたり、茶色の上から赤でドライブラシをかけてみたりといろいろ試しました。さらにその上からマニキュアトップコートや透明メディウムを塗ってみたり…。
結論はこちら↓

レッドブラウンの上に赤でドライブラシをかけ、マニキュアトップコートを塗ったものです。さて、肉に見えるでしょうか…。

余談ですが、解体中の鯨を作っているとき、鯨が少々かわいそうに思えてきました…。
少し前にカスモサウルス(幼体)のジオラマを作り、意外と可愛らしいなと感じましたが、今回は解体される鯨で悲しい気持ちに。動物モデルは色んな意味で難しいですね…。

サメの背びれはさっそくジオラマへ設置。


鯨は19号の後甲板に設置するので、そのあたり一帯を強めに汚しました。


19号の搭載艇は中発と6mカッターが各1隻なので、これらを製作。6mカッターは少し前に作った伊168のパーツをベースに、漕ぎ手の座面と艇尾の舵を自作しました。
デリック周辺にいくつも配された滑車は、以前に第9号輸送艦を作った際には滑車をプラペーパーなどで自作しましたが、今回は軍艦堂さんの3DPパーツを使用しました。

おー、いい感じ♪
直径約1mmの滑車に空いた軽目穴まで再現されていることに驚きました。
最近の艦船キットはエッチングパーツ同梱というものも増えましたが、これからは3DPパーツが同梱されていくのではないでしょうか。
いや、それはインジェクションパーツ製作メーカーとしてのプライドが許さないかな…。

次に後マストを製作します。
その前にマストの形状などを確認。


一等輸送艦は、初期に建造されたものは↑の写真よりも短いマストでしたが、13号電探を設置するためなのか、後期建造艦は倍くらいの高さに延長されています。
細かく見ていくと19号のガフは支柱があるように見えます。13号輸送艦ではガフが確認できない一方、ほぼ同じ個所に長めのヤードがあります。これをガフの代わりにしていたのでしょうか。
また速力信号灯の設置個所が艦ごとに若干異なることが分かりました。

そして伸ばしランナーなどで速力信号灯を自作し、そしてこれまた伸ばしランナーなどで作ったマストへ設置。

速力信号灯は鉛直に設置されているのではなく、マストメインポールを支える後ろ2本の支柱に沿って少し斜めに取り付けられていることが先ほどの写真から分かるので、そのように設置しました。

昨年4月から開始したこのジオラマ製作は既に11か月目に突入しています。さて、年度内に完成できるか!?
Posted at 2025/02/09 09:04:56 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2025年01月28日 イイね!

第19号輸送艦(捕鯨母船)の製作(マッコウクジラの製作)

前回製作ブログから約1か月経ってしまいましたが、牛歩で進んでいます。

前回ブログではジオラマベースの反りの修正として海を分割Ⅴカットした部分に粘土を詰め直した翌日に再び大きく反っていたというところまででした。
Ⅴカットの幅は僅か3~5mm程度。それでも強い収縮力が働くと。ジオラマベースが単なる一枚板なので、その形状を保つ力は箱状のものに比べて弱いです。
ググってみると、収縮を抑えるには薄塗りするのが一番のようです。しかし今から舞台をすべて作り直す根性はさすがにありません。
では、Ⅴの幅を狭くしてはどうかと考え再度切断したのがこちら↓


しかしその翌日また反り返りが…
いったいどうすれば…
ここでモチベが激落ちとなり2週間の製作中断となって、その間を利用して伊168のジオラマを作ったという次第でした。

しかし、いつまでも塞ぎ込んでいるわけにもいかないので、反り返りは仕方ないと諦めて製作を再開することにしました。

ベースに3隻を配置してそのアウトラインにナイフで線を入れ、彫刻刀で掘りました。

そして海面をアクリル絵の具の青で塗った上からタミヤ水性アクリルのインディブルーを重ね、さらにクリアグリーンをところどころに吹きました。これまで海の青はロイヤルブルーを使っていましたが、今回は小笠原諸島近海の晴天下という場面とするため、明るめの色をチョイスしました。

さてここからがブログタイトルのマッコウクジラの製作。
大きさをググってみるとオスは15~18m、メスは11~13mでした。これを1/700にして凡その大きさが分かるものを紙で作って第19号輸送艦の上に置いてみました。


これをF様に見ていただくと「18mで作ってほしい」との要望を頂きました。
次に色。
これもググると「黒褐色から紫褐色」と判明。

しかし問題は水性塗料にそのものズバリの色が見当たらないことです。
ということでテストピースを作って実験。

左からクレオスホビーカラーのタイヤブラック、タミヤ水性のNATOブラック、タミヤ水性のラバーブラック。この中ではラバーブラックが最も良いと感じたので、これで行くことにしました。

いよいよ本番。第19号の甲板に乗せるものは全身を作り、捕鯨船・文丸が引っ張っている状態のクジラは上半分のみを切り出しました。


第19号と輸送船・第35播州丸が並ぶ時は防舷物としてクジラの頭部を使ったとの記録が第19号の乗組員だった細谷氏の日記にあるので、これも作ってみました。

ちょっと大きすぎたので、後でこの半分くらいに小さくしました。

ここまで作った段階でいよいよ文丸とクジラ達をジオラマベースに設置し、海面としてジェルメディウムを塗布します。引っ張られているクジラの様子はこちらの画像を参考にしました。


おおっ、いい感じ♪
マストが立つとフネらしく見えてきますね~。

そして35播州丸も設置します。播州丸は19号輸送艦から離れて航走し出すところを再現するので、スクリューの回転による泡立ちが起きている様子を表現してみました。

これまたいい感じ♪

一時は大きく落ちたモチベも再び上がってきたので、完成に向けて頑張ります!
Posted at 2025/01/28 21:57:33 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2025年01月18日 イイね!

アトラス彗星襲来

新年早々のしぶんぎ座流星群観測は大成功に終わりましたが、その後キャンプに行くチャンスに恵まれず既に1月も半ば。
今年の目標はキャンプ回数30回としているので、月平均2.5回となります。このままでは…と思っていたところ、ちょうどアトラス彗星なるものが来ていると。しかもマイナス等級まで輝く可能性があると。

これは見たい!

ということで調べてみると今月11~13日の三連休には明け方の低い高度で見えるとのこと。
休みに合わせてくれるとは、絶好のタイミング!
だったものの、平地でも雪が降るほどの寒波により断念…
残念…

まだだ、まだおわらんよ!

というのも、今回の彗星ちゃんは近日点、つまり彗星が最も太陽に近づく日を越えて溶けずに生き残れば、その後も見られるのです。
近日点は13日。
翌日に調べてみると、まだ生き残っている様子。今度は日没直後に見られます。
アトラス彗星は太陽にかなり近い周回軌道なので、強く輝く時=太陽の近くということになります。よって太陽の輝きに負けない光を彗星ちゃんが放ってくれれば肉眼でも観測出来るはず。
しかしネットで調べる限りでは肉眼観測は無理なようです。
それでも双眼鏡では見えるそうなので、それで探した後、デジイチ撮影に挑もうと考えました。

では、見に行くか!
そして来ました、愛知県渥美半島の海岸。



水平線近くは天体までの大気圏内の距離が長くなるので、確率的には雲に遮られやすくなりますが、この日は割りと雲が少なめ。
よしよし…。


そして日没時間の17:05より少し前に活動開始。
この日は気温も低く、更には吹き飛ばされそうなくらいの強い爆風。吹きっ晒しの海岸では何度も体を持っていかれそうになりました。
そんな中、太陽の位置を考えながら、その周囲を双眼鏡で見回します。
くまなく、そしてくまなく…。
うーん、見えん。
何処にもないぞ。
お、白いスジが!と思ったら飛行機雲でした。
更に探索するも見えず…。
それでも諦めきれず、都合小一時間くらい探索を続けましたが、遂に見つけることが出来ませんでしたorz
これでそのまま引き下がるのはどうにも悔しいので、持ってきたデジイチでやたらめったら撮りまくっておきました。

そして夕飯。



少し炙ったあたりめは激ウマでした♪

翌日の帰宅後、デジイチ撮影データを一生懸命確認…




みつかりませんでしたorz

年末の紫金山アトラス彗星は双眼鏡でも確認出来、撮影にも成功しましたが、今回のアトラス彗星は今後どんどん高度が低くなっていくとともに太陽から遠ざかっていくので、観測はより困難になります。なのでこれで断念。

ちなみに「アトラス」とは、小惑星地球衝突最終警報システム (Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System)の略称で、観測所がハワイのマウイ島・ハワイ島、南アフリカ、チリの4か所にあり、あらゆる方向を監視しているため、次々と彗星を見つけています。
よってまた次のアトラス彗星が見つかると思うので、次のチャンスを気長に待とうと思います♪
Posted at 2025/01/18 11:34:55 | コメント(2) | 宇宙ネタ | 趣味
2025年01月15日 イイね!

伊168潜ジオラマ完成♪

第19号輸送艦中心の捕鯨船団ジオラマは一時休止中。その間に積みプラを整理していたら伊168が出てきたので、サクッと作ってみます。
とは言え完全素組みをするほど素直なモデラーではない(笑)ので、「日本の軍艦別巻図面集」にあった図面を基に改造してみました。








古いキットですが、モールドは良好です。ただ一部に図面と異なる表現がされている部分があり、そこを修正してあげると更によくなるという好例だと感じました。
そして今回もジオラマ化。
100円コレクションケースに石粉粘土を薄塗りして塗装したものにフネを固定し、透明メディウムを塗って完成。







伊168は昭和9年の竣工当初は伊68という名前でしたが、その後潜水艦の数が増えたことで番号が168に変わっています。太平洋戦争開始時には既に老朽艦でしたが、それすら使わないと広大な太平洋では戦えない状況だったので、ハワイ作戦やミッドウェー作戦などで第一線に配備されています。
今回の製作に当たって伊168のことを調べたところ、特にミッドウェー作戦での活躍ぶりは特筆に値すると感じました。米空母ヨークタウンと駆逐艦ハムマンの同時撃沈は有名なエピソードですが、その前には単艦でミッドウェー島に夜間砲撃を行っており、その後、同島近海で哨戒を行っています。
以下、艦これWikiからの引用です。
「伊168潜はミッドウェー海戦前に重要な無電(待ち伏せしている可能性を示唆するもの「ミッドウェー海域にて昼夜の別なく多数の航空機が行動中」)を打っており、これが南雲機動部隊に届いていれば(大和は受信した)、ミッドウェー大敗は避けられた可能性が可能性があるものの一つである。」
これらを考えるとミッドウェー海戦において伊168はキーシップの1隻であったとも言えるでしょう。

今回のジオラマではそのうちの砲撃場面を再現しました。
浮上中は潜望鏡を下げているのでそのように表現しました。高速で航行すると船の動揺が大きくなって砲撃精度が落ちるので低速だったと考えたことから、航走波は小さめに作りました。また夜間なので海は暗めに塗装してあります。
10cm単装砲は小口径なので爆煙はあまり出ないと思われますが、ジオラマでは少し大きめに作ってあります。
これまでは白波は塗装していましたが、工程的にはまずスカイグレイを塗り、その上に白を塗り重ねますが、それでも白の発色に苦労します。よって今回はジェルメディウムにアクリル絵の具の白を混ぜたものを筆塗りしました。

下地が透けることがないので便利ですが、波の形を細かく造形するには不向きなようです。もう少し研究が必要だと感じました。

これまでに潜水艦をモチーフにした作品をいくつか作っていますが、パーツ数が少なくてすぐに完成するので、よい練習になります。今回は海面作成の練習となりましたが、まだまだ修行が必要なようです。
もっともっと研究しなきゃ!

Posted at 2025/01/15 07:08:13 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2025年01月13日 イイね!

年賀状から人生を考える

今年の年賀状は何人かの方に年賀状じまいの文言を入れて送りました。ただ親戚には今後も送ろうと思っています。
おじおばとは普段会うこともありませんが、いずれもかなりの高齢でいつ亡くなるかという状況です。そうした方々との僅かな繋がりを残しておきたい、そんな気持ちからです。

その方たちからも年賀状が届きます。もう90にもなるのに自筆でくださる方も。
そしてふと思いました。
私の父母はその兄弟の末の方ですが、まだその兄姉の多くが健在なのです。私の父母も80代ですが、施設にも入らず頭もしっかりしており、弱ってはきているもののまだまだ元気。

すると、自分もそのくらい生き永らえるのだろうか…

昨年12月にはこんなニュースもありましたね。
健康寿命 前回調査からほぼ変化なし

健康寿命とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。
2022年の推計で女性が75.45歳、男性が72.57歳なのだとか。

え?
そうすると65歳まで働いたとすれば、その後7年くらいしか健康ではないのか…
すごく短いですね。

この時点では「60歳で完全リタイヤして、残りの人生を楽しもう!」と考えていました。
しかしそのためにはお金が必要…。
そこで、現在の資産、もらえる見込みの年金を算出し、現在の支出から将来の必要額を推算して、1年ごとの収支差と資産残額を90歳まで試算しました。
大病を患うか否かで結果は大きく違いますが、いずれにせよ大赤字…。
我が家はあまりお金を使わない家風ですが、これまで決して高くない給料しかもらっていないことが響いているのかも…。

65くらいまではテキトーに働きつつ、健康に気を付けた生活を続けるのが、とりあえず出来ることでしょうか。
年明け早々、あまり楽しくない話になってしまいましたね^_^;
ま、趣味を存分に楽しむという方向性にブレはありませんがっ!
Posted at 2025/01/13 11:38:18 | コメント(2) | もろもろ | 日記

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模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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