FD3S スピード・メータ・センサ交換(232094km)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
7のダイアグチェックをしてもらったところ
NO.6 スピード・メータ・センサが発信
しました
随分と前から、スピード・メータ・センサの
コーキング剤が経年劣化と排気系の高熱
で溶け落ちてきて いたこともあり
まず センサーを交換してもらいました
交換手順は
1.もし、インタークーラパイピングに金属製
のものを付けている場合は、バンドを緩めて
おきます
2.下部にうつり、触媒前後フランジ・センター
ホール補強バーの締め付けボルト・触媒吊り
下げゴムに浸透液を塗布
3.センターホールの補強バーを取り外す
4.触媒を取り外す
5.パワープラントフレーム後部穴を通している
補強バーを取り外す
6.パワープラントフレームを取り外す
7.ミッションケース横のセンターホールボディに
厚手のゴムシートをかまし、その間にバールを
入れ、ミッションを助手席側に押して、センサー
を取付する隙間を確保する
8.センサーのカプラーを外し、センサーを交換
する
復旧は逆手順、この交換方法は 2人必要です
2
取り外した、触媒前後フランジ・センター
ホール補強バーの締め付けボルトには
焼き付け防止等のグリスを塗布して
いました
3
前写真で外していたボルト
長さが違っていて
赤〇は メンバーの補強バーも一緒に
締め付けするので、長めのボルトを
使用していたりします
青〇は 赤〇より短いボルトですが
私の様に 社外の設計の悪い触媒を
付けている場合、干渉するので
ワッシャーをかましたりして 干渉を
回避すると
補強バーの効きが あまくなったり
ボディ側のホールが傷みやすくなる
といったデメリットが発生します
4
ミッションケースにセンサーが
突き刺さっている写真
このままでは、センサーを取付する
ことはできません
5
そこで、ミッションケース横のセンターホール
ボディに厚手のゴムシートをかまし、その間に
バールを入れ、ミッションを助手席側に押して
センサーを取付する隙間を確保する
これをするので
インタークーラパイピングに金属製
のものを付けている場合は、バンドを緩めて
おく必要があるのですが
(この状態でバールでミッションを動かすと
いうことはエンジン自体も動かすので
純正パイピングのようにエキスパン(衝撃
吸収箇所)がない金属製のパイピングでは
インタークーラの出入り口の差し込み部を
損傷させる可能性がでる)
これでも エンジンマウント等、変な応力を
かけるので、マウントも緩めておくのが
ベストでしょう
6
新品の スピード・メータ・センサ
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外した センサ
使用途中、コーキング剤が溶け落ちて
きたので、少しでも保護をと
耐熱テープを巻きつけて もらったのですが
エンジンルームのパイピング等でも
そうなのですが
熱を遮断しても、持ってしまった熱も
排熱しにくなるといった デメリットも
発生します
ということで
今回は 耐熱材等を施工せず、そのまま
取付してもらいました
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取り外した センサー
耐熱テープを外した写真
23万km以上 使用したパーツの
成れの果て
私が伝えたいのは、交換手順やポイント
ではなく
こうなる前に、交換しましょう
と いうこと
交換後ですが
残念ながら、NO.6 のエラーは解消せず
たまに ひらいます
センサーではなく、それ以外の ハーネス等
が原因のようです
エラーが確実に出て、原因箇所は明らかに
わかることは、ありがたいことですが
そうでない場合、一番 やっかい
なんですよね~
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