【Moto2初代ウィナー】 富沢選手、逝去 【冒涜するタグ釣り許せん】

昨晩は悲しいニュースを知り、寝付けませんでした…

今期から始まったＭｏｔｏ２クラスにフル参戦、初戦ウィナーを飾った富沢祥也選手が５日、イタリアのミサノ・サーキットで行われた今季第１２戦サンマリノＧＰの決勝レース中に事故に遭い亡くなりました。

ニュースによれば、４番手を走行していた１２周目に転倒し、後続マシン２台にはねられ頭部と胸部、腹部に重大な外傷を負い、意識不明で病院に搬送されましたが助かりませんでした。
はねた１人のアレックス・デアンジェリス（イタリア）は「自分の競技人生で最悪の事故だ。ぶつかるなら体でなく車体にと思って、できる限りのことをした。信じられない」と。

なぜ亡くならなくてはならなかったのか。
Googleで動画検索するといくつか動画がアップされていました。（YoutubeはすぐＤＯＲＵＮＡに削除されています）
２００キロで通過する右高速コーナー出口の縁石からグリーンゾーンにはらみ、後輪が流れ前輪は右に切れ込みスリップダウン。ダンゴ状態の後続車に次々と巻き込まれていきます。

生身の体が痛々しい深刻な映像でした。今も脳裏に焼き付いて離れません…
エスケープゾーンへ外れていけばノーマルアクシデントだったのでしょうが、高速コーナーの出口でレコードライン上の軌跡となったのが不運といえば不運。
後続ライダーもどうしようもないと思われます。

Ｍｏｔｏ２クラスでの富沢選手の活躍は、２００３年鈴鹿サーキットの事故で亡くなった加藤大治郎選手（享年２６歳）の活躍を思い起こすものでした。
富沢選手のツナギの肩にはゼッケン７４が。
加藤選手は１９歳の１９９６年にロードレース世界選手権日本GPにスポット参戦、いきなり3位表彰台に上がり、現地で度肝を抜かれたものです。
その後ＧＰ２５０チャンピオン、MotoGPに登りつめるも未勝利のまま天に召されました。

享年１９歳、早すぎます…　
火山噴火の影響で延期になってしまった日本凱旋は、もう永遠の幻になってしまいました。
　ご冥福をお祈りします　合掌



しかしＰＶ稼ぎの注目タグ釣りって何とかならんものか。
レースやイベントの欲しい情報が注目タグになってしまうと、もうＰＶ稼ぎの荒らし状態で使い物になりません。
グルメ記事やらセクシー画像やらナーンも考えずに作業しているんでしょうが、結果的に死者を冒涜しているような体裁は情けなく許しがたい…

抗議コメントで恥じ入ったのか大半は削除されたようですが、昨晩はトンデモない状態でした。
注目タグなんていらない。