オールドレンズ沼の畔へ歩み出した私、またタクマーに手を出してしまった。今回入手したのは「Super-Multi-Coated TAKUMAR35mmF3.5」である。Z
fcに装着すると、52.5mm相当の標準レンズとなる。本当は「Nikon LENS SERIES E 35mmf/2.5」を物色していたのだが、カビ玉・曇り玉しか出品されていなかったため断念した。Nikkorの35mmF1.4sを持っているのだから、敢えて買う必要はなかったのだが「小型軽量の標準レンズが欲しい!」という欲望に勝てなかった。ってか、これまで勝てた記憶がないw
早速、マウントアダプターを介してZ
fcに装着して試写してみたのだが、想像以上にシャープだった。開放F値が3.5と控えめなこともあるのだろうが、開放で撮っても十分な解像感が得られるのだ。Super TAKUMAR55mmF1.8(現在入院中)がふわっとした感じの描写だったので、きっと同じような写りだろうと予想していたから、正直ビックリした。いかにもオールドレンズという写りは期待できないかも知れないが、それは55mmF1.8の方に任せて、こちらは純粋なスナップレンズとして使うことにする。
今回のタクマーは52年前の品物らしい。小型軽量、廉価版のレンズではあるが、金属筐体で作り込みもしっかりしている。愚直だった頃の日本の魂に触れたような気分になった。プラマウントの軽量
好性能Zレンズも悪くないが、見た目がレトロなZ
fcにはこういう古レンズの方が似つかわしいように思えてくる。…危ない、危ない。油断していると、タクマーがどんどん増殖してしまいそうだw
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Posted at
2023/11/10 00:11:07