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  9. ゲート式AT "3速 → 2速"のショートストローク化(3速～1速の階段化) [福助@G.7]
福助@G.7の愛車 [スバル フォレスター]
ゲート式AT "3速 → 2速"のショートストローク化(3速～1速の階段化)
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プラ板を追加した樹脂プレートです。<br /> 2本のビスで固定しています。<br /> <br /> ただ削るだけでは、シャフトが暴れてしまいます。<br /> 正確なシフト操作を実現するため、プラ板をカットして取り付けました。<br /> <br /> これにより、新たなゲートが生まれます。
プラ板を追加した樹脂プレートです。
2本のビスで固定しています。

ただ削るだけでは、シャフトが暴れてしまいます。
正確なシフト操作を実現するため、プラ板をカットして取り付けました。

これにより、新たなゲートが生まれます。
  • 別記"スバル純正 セレクターシステム一式 BE/BH系用(改)"の、"(改)"にあたる加工です。<br /> <br /> 各方式のシフトパターンです。<br /> 左が"ノーマル"、中央が移植した"ゲート式"です。<br /> <br /> 3速から2速への移動は、赤矢印の通りです。<br /> ノーマルでは、手前に引くだけでした(ボタン操作は伴います)。<br /> <br /> 対するゲート式では、左にいっぱいまで移動させてからとなります。<br /> 横への移動量が多いため、素早い操作の妨げとなっていました。<br /> <br /> 乱暴にすれば早められますが、1速へのシフトミスを招きます。<br /> ノーマルと同様、流れで入ってしまうためです。<br /> <br /> これらの不満を解消するパターンが、"ゲート式(改)"となります。<br />
    1:別記"スバル純正 セレク ...
  • インジケーターパネルなどを取り外したシフトユニットです。<br /> 本当のゲートは、ここに刻まれています。<br /> <br /> シャフト(ロッド)の当たり面には、黒の樹脂プレートが付けられていました。<br /> このプレートには弾力があり、ユニットの強度･静粛性･操作感を向上させているようです。<br /> "P"の位置には、検出スイッチも付いていました。<br /> <br /> 前後の操作はAT本体へ伝わりますが、左右は無関係です(このタイプの場合)。<br /> 2速のホームポジションを中央へ移動させるため、赤丸の部分を削ります。<br /> <br /> 削り込みは、正確に行う必要があります。<br /> シャフトを"2"の位置へ移動させ、遊びを含めた位置関係を把握しておきました。
    2:インジケーターパネルなど ...
  • 取り外した樹脂プレートです。<br /> プレート単体で削り込みました。<br /> <br /> 単体としたのは、作業性と練習を兼ねてです。<br /> じっくりと観察できるため、イメージもつかみやすくなります。<br /> <br /> 裏側には5本のピンが出ており、ユニット側へハメ込まれています。<br /> 接着はされていなかったので、端からめくり上げながら外しました。<br /> <br /> 右方向へは、"R"位置の側面に揃えて削っています。<br /> しかし、それでは不十分でした。<br /> よく見ると分かりますが、左列が上半分と下半分で微妙にズラされているためです。<br /> <br /> 手前側へ削る量は、前述の位置関係を元としています。<br /> 多くても少なくても変速不良につながるため、慎重に作業しました。
    3:取り外した樹脂プレートで ...
  • 削り込んだシフトユニットです。<br /> ③で削っておいた樹脂プレートを戻し、型紙替わりにしました。<br /> <br /> 穴がいくつかありますが、前述のピンが収まる場所です。<br /> 赤丸の穴については、後述します。<br /> <br /> 支点との位置関係から、シャフトは斜めに当たります。<br /> 手前側は内部へゆくほど浅く、逆に右側は深く削っています。<br /> 何度もシャフトを当て、確認しながら削りました。<br /> <br /> 削りカスなどの混入は、動作不良の原因となります。<br /> 掃除機で吸い上げながら作業しました。
    4:削り込んだシフトユニット ...
  • プラ板を追加した樹脂プレートです。<br /> 2本のビスで固定しています。<br /> <br /> ただ削るだけでは、シャフトが暴れてしまいます。<br /> 正確なシフト操作を実現するため、プラ板をカットして取り付けました。<br /> <br /> これにより、新たなゲートが生まれます。
    5:プラ板を追加した樹脂プレ ...
  • 裏側の様子です。<br /> <br /> 右上のビスのところには、もともとピンがありました。<br /> それを根元から切断し、同じ場所に穴を開けています。<br /> <br /> ユニット側にはピンの受け穴があるため、そのまま利用します。<br /> ビスのサイズも、それを踏まえたφ4×16mmとしました。<br /> <br /> 左下のビスに関しては、ユニット側も含めて新たな穴を開けています。<br /> その穴が、④の画像の赤丸です。<br /> <br /> 開けた穴のサイズは、φ4mmです。<br /> 強度的なバランスも考慮し、この位置に決めました。
    6:裏側の様子です。 右上 ...
  • 作り直したプラ板です。<br /> <br /> 前述の通り、右方向への削り込みは不十分でした。<br /> さらに削ったため、プラ板の幅も広げています。<br /> <br /> 凹んでいる部分は、シャフトの逃げです。<br /> ビス穴の位置関係は変わっていません。<br /> <br /> プラ板は新旧ともに、コンソールの端材を利用しました。<br /> 別記"スバル純正 センターコンソール一式 GDB WRX STi 前期型用"を移植する際に出たものです。<br /> <br /> 適度な硬さで、厚みも2.5mm強あります。<br /> よほど無茶な操作をしない限り、そうそう割れることはないかと思います(保証はしません)。
    7:作り直したプラ板です。 ...
  • 加工後の様子です。<br /> 3速～1速の移動が均等になるよう仕上げました。<br /> <br /> 確認しながら少しずつ削ったため、時間はかかっています。<br /> その分、操作感は満足できるものとなりました。<br /> <br /> 当然ながら、インジケーターパネルは付かなくなります(要加工)。<br /> 前述のコンソールがMT車用なので、自車はシフトブーツで隠れています。<br /> <br /> プラ板とインジケーターパネルを入れ替えれば、シフトパターンは元通りにできます(無理な操作は厳禁、保証もしません)。<br /> 動きを想像すると分かりますが、力のかかる部分は削っていないためです。<br /> <br /> 素早い操作が可能となり、シフトミスの不安も解消されました。<br /> 操作そのものも楽しくなっています。<br /> <br /> 作業は、自己責任でお願いします。<br /> <br /> <作業日><br /> ･2014/05/24<br /> <br /> <走行距離><br /> ･149,109km<br /> <br /> (ショートシフト化、ショート化、クイックシフト化、クイック化、ショートストロークシフト、クイックストロークシフト)<br /> <br /> <br /> 2014/06/05 追記<br /> 別記"自作 シフトパターンプレート"をアップしました。<br /> <br /> <作業日><br /> ･2014/05/27 - 2014/05/28<br /> <br /> <走行距離><br /> ･149,235km
    8:加工後の様子です。 3速 ...
 
 
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目的チューニング・カスタム
作業DIY
難易度★★
作業時間6時間以内
作業日 : 2014年05月24日
   

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