目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ここ5年ほど、オフシーズン中の冬タイヤ・夏タイヤの保管は屋外としていました。
よくある銀色のタイヤカバーは被せていたものの、長くは持ちません。
破れたところから雨水が入り、中のホイールは腐食していました。
別記"スバル純正 BBS アルミホイール 16インチ ゴールド"の様子です。
画像は特にひどい1本ですが、赤サビは4本ともに出ていました。
ホイール本体はアルミニウム製なものの、ナットホールにはスチール製の座金(ブッシュ)が圧入されています。
中途半端に破れたタイヤカバーが逆に湿気をこもらせる原因となり、気付いた時にはここまで悪化してしまいました。
2
サビ落としに使った工具です。
対象が奥まった穴なので、普通のワイヤーブラシは入りません。
別記"PROXXON ハンディーマルチルーター"に、カップタイプのワイヤーブラシビットを取り付けました。
3
作業の様子です。
ブラシ部を穴の中へ挿入後にスイッチを入れ、暴れないよう注意しながら削り落としてゆきます。
本来ならば周囲をマスキングするべきですが、このまま平面部も処理しました(オススメしません)。
4
作業後のホイールです。
腐食のひどかったところに凸凹は残っていますが、ほぼサビは落とせました。
座金部にはもともと、防錆処理が施されていたはずです。
すでに経年劣化しており、今回の作業でほぼ消失したと思われます。
またすぐサビるであろうことは想像できますが、場所的に油脂類の塗布は怖いです。
ナットホールを防錆塗装することとしました。
5
塗装後の様子です。
画像の別記"ROVAL ジェットスプレー"を使いました。
一般的な塗料とは異なり、亜鉛メッキと同等の効果(耐腐食性)を有する商品です。
しかし、塗膜そのものは弱いように感じます。
サビ落としの工程でマスキングを省いているため、塗装後に拭き取る方法を選択しました(同じくオススメしません)。
6
ハミ出た部分の除去後です。
塗膜の拭き取りには、ペーパーウエスとパーツクリーナーを使っています。
4本のホイールで合計20穴、同様の作業を行いました。
7
続いて別記"スバル純正 BBS アルミホイール 17インチ シルバー"の作業前です。
前述の16インチホイールほどではないものの、やはり赤サビは出ていました。
この整備手帳では後になっていますが、実際にはこちらを先に処理しています。
16インチはスタッドレスタイヤ用ながら、真夏のこの時期まで履いたままだったためです。
8
17インチホイールの作業後です。
こちらも4本・20穴のすべてに行っています。
17インチはナットホールが深いので、マスキングするよりも拭き上げた方が楽でした。
こちらを先に処理していたため、流れで16インチもそうしてしまったというのが本当のところです。
ナットホール内は丸ごと塗装されていますが、防錆効果は座金部に対してしかありません。
色味的に違和感が無かったので、手を抜いてそのままにしています。
今回はジェットスプレーを使ったものの、物理的な接触に弱いと感じました。
屋内保管へ戻すため同条件での比較はできませんが、座金部の観察は続けたいと思います。
作業は、自己責任でお願いします。
<作業日>
・2017/08/01 - 2017/08/08
<走行距離>
・162,601km - 162,634km
<その他>
・別記"[備忘] 夏タイヤへの履き替え 2017/08/08 162,634km"、ほか
(テーパー座金ブッシュ、サビ止め塗装)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク