エアコンガスのクリーニング 2016/08/26 160,929km
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
ショップ作業 |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
昨シーズンの話となりますが、エアコンガスのクリーニングを行いました。
添加剤の投入やガスの補充はしていたものの、自車は新車から約15年半・16万kmの走行です。
冷えが悪いなどの不具合は感じていませんが、メンテナンスの一環としてお願いしました。
作業の前日に確認した冷え具合です。
センター左側の吹き出し口へ、別記"TANITA デジタル温度計 スティック温度計 TT-533 オレンジ"を挿入しています。
計測環境の詳細は、以下の通りです。
・日時: 2016/08/25 12時頃
・場所: 日当たりの良いアスファルト駐車場
・天気: 薄曇り
・外気温: 31.5℃
・ドアの状態: 4枚とも全開
・吸気経路: 内気循環
・設定温度: 18℃(最低)
・風量: 最大
画像の通り、冷気の温度は20.8℃でした(停車・準備から5分後)。
形式的に内気循環としていますが、ドア×4は完全開放(リアゲートは全閉)です。
冷気が蓄積されないので、走行中の外気導入と大差はないと思います。
2
同じく作業前の冷え具合です。
試しに風量を"最小"としてみたところ、7.4℃まで下がりました。
ドア×4は、変わらず"全開"のままです。
エバポレーターを通過する空気が少なくなれば、単位量あたりの冷え具合は良くなります。
下がることは分かっていましたが、ここまでとは思いませんでした。
3
冷媒(エアコンガス)の種類と量を示すラベルです。
別記"ZERO SPORTS クールラジエター"で隠れていたので、念のため外して確認しました。
画像の通り、ガスは"HFC134a"(R134a)です。
充填量は、0.6~0.7kg(650±50g)となっています。
プレート周辺の汚れとサビは、クールラジエターを戻す前に清掃・処理しておきました。
4
作業に使ったクリーニングマシンです。
"Snap-on 全自動カーエアコンサービスステーション PSPPS134PRO"です。
この機種に興味があり、持っているショップを探しました。
スナップオンのロゴは付いていますが、OEM製品だと思われます。
エムケー精工製には、色違いの"エアコンフレッシャー AF-4200Z"という機械がありました。
オールインワンなマシンで、ガスの回収・再生・充填、真空引きとガス漏れチェック、オイルや添加剤の投入までこなせます。
交換式の高性能フィルターを搭載しており、再生されたガスは新品を越える純度となるそうです。
マシンの詳細は、以下の通りです。
ここから ---->
車のエアコンに関するさまざまな作業がこの1台で完結。
さらにハイブリッド車にも対応(PAG&POE兼用)。
機能: ガス回収、ガス再生、真空引き、ガス漏れチェック、添加剤注入、コンプレッサーオイル注入、ガス圧力表示&圧力調整(ガス補充、抜取)、ガス充填(5g単位)、エアコン配管洗浄(オイルフラッシングキットが必要です)
・直観的な操作パネル
・タイプの異なるオイルセパレーターを採用
・ホースや管路の内部をクリーニングする独自機能を搭載
・作業報告書の作成やお客様への報告などに便利なプリンター付
・運転タイプ: 自動/手動
・回転数センサー/OBDコネクターを装備
・移動が容易な大型キャスター
<仕様>
・製品番号: PSPPS134PRO
・名称: 全自動カーエアコンサービスステーション
・販売価格(税込): 1,404,000円
・サイズ: W612×D475×H1175mm
・タンク容量: 11L
・充填精度: ±5g
・本体重量: 76kg
・電源: 単相100V 50/60Hz
<---- ここまで
5
接続の様子です。
青色のホースが低圧側、赤色は高圧側とつながっています。
基準値の650±50gに対し、ガスの回収量は635gでした。
6
作業内容の詳細です。
左側のシートに印字されている通り、1回目は充填の途中でエラーとなりました。
真空引き(回収)とクリーニングは同時進行で20分ほど、その後の再充填が415gで止まっています。
"エラー No.14"はホースの接続不良だそうですが、確認しても問題はありませんでした。
原因が不明なので、とりあえず2回目を最初からやり直してみます。
やはり回収・クリーニングまでは問題なかったものの、充填は135gあたりから停滞し始めました。
真空引きができているので、ガス漏れなどの不具合はありません。
休み休み入ってきますが、最後は同じエラーで停止しました。
3度目の正直で、再びやり直しです(右側の印字シート)。
とにかく原因が分からないため、自車とマシンを屋内(日陰)へ移動させてみました。
1・2回目よりはスムーズだったものの、あと数十gを残して停滞します。
マシンにスポットクーラーの冷気を当てたところ、最後の30gがスッと入りました。
どうにも腑に落ちないとのことで、エンジンとエアコンをかけてガス圧を測定してみます。
ゲージマニホールドにつなぎ換えて調べた結果、低圧側が基準値よりもやや低いことが分かりました。
ショップの方の見解では、液化したガスを噴射・気化させるノズル(エキスパンションバルブ?)が詰まり気味かもしれないとのことです。
クリーニングと再充填は完了(最後は手作業で微調整)しているので、しばらく様子を見ることとなりました。
結果的に3回のクリーニングを行っているため、内部の汚れもキレイになっているのではと思います。
作業から約1年の経過ですが、特にこれといった不具合は出ていません。
コンプレッサーオイルは、1回目が0cc、2回目は30cc、3回目で20ccを投入してもらいました。
お願いしたショップは回収時に抜けた分を補充するというスタンスで、各種添加剤が流行っている近年では入り過ぎの車両もよくあるそうです。
カーエアコンの構造上、真空引き後も必要な量は内部に残っているとの話でした。
自車は過去に2回、別記"hien / 飛燕 AC ester power boost"と"RESPO エアコンオイル添加剤 HFC-134a専用"を投入しています。
前述の詰まりについて尋ねてみましたが、その程度なら大丈夫で関連性もないだろうという回答でした。
7
作業後の冷え具合です。
当日は夕方となってしまったため、天候の近い別日(一週間後)に測定しています。
計測環境の詳細は、以下の通りです。
・日時: 2016/09/02 15時半頃
・場所: 日当たりの良いアスファルト駐車場
・天気: 晴れ
・外気温: 33.2℃
・ドアの状態: 4枚とも全開
・吸気経路: 内気循環
・設定温度: 18℃(最低)
・風量: 最大
吹き出し口の温度は、18.6℃でした。
外気温度は作業前よりも1.7℃高いですが、冷気は2.2℃低くなっています。
8
同じく作業後の冷え具合です。
最小風量では、7.0℃となりました。
作業前が7.4℃だったので、0.4℃下がったこととなります。
体感的にもやや冷えるようになった気はしますが、誤差の範囲かもしれません。
もともと不具合があったわけではないため、結果には納得しています。
このショップは通常の工賃が8,640円のところ、キャンペーン期間中で3,240円になっていました。
何度も支払いは申し出たものの、不手際があったと受け取ってもらえません(つまり0円)。
私的に何ら不満はなかったのですが、ありがとうございました。
<作業日>
・2016/08/26
<場所>
・近場の整備工場
<走行距離>
・160,929km
(エアーコンディショナー、HFC-134a、R-134a、スナップオンツールズ、Aircon Fresher、エアコンガスクリーニング、エアコンガスチャージ、マニホールドゲージ)
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