
大阪南港ATCってところで
運輸安全・物流DX EXPOなる展示会がありました。
交通安全に携わってる身なので無料ってこともあり、行ってみました。
いまのDX化はすごいね。
倉庫の管理、運転手の管理、運転の管理など一昔前の設備とは偉い違い。
デジタル化、機械化による管理で事故削減を図ることはできるのか。
難しいところです。
例えば運転の診断はできると思います。
アクセル、ブレーキ、目の動きから荒さ、急ぎなどの傾向はわかります。
良くない傾向の人には日報等のアウトプットから注意点が出てきて運転手がそれを見て翌日以降の運転に活かす。
すばらしい。
と思う世界が今の流行り。
僕らのスタンスは「人は人でしか変わらない」。
機械に指導されてその通りにする?
「この道路の最高速度は時速50kmです」
って言われて、「そうだった。危ないところだった」
とか、
「ブレーキが強かったです。ていねいなブレーキを心がけましょう」言われて納得して行動は変わる?
相手の運転を見て、その人に合ったタイミングや言い方で伝え、危険性を伝えて納得してもらって、見本を見せて反復訓練。さらに会社の指導的立場の人が定期的に指導をして定着。そこまでしないとなかなか変わりません。
機械に丸投げ…
Eラーニングで知識の向上を図ります。
ほんと?
同じ空気を吸いながら周りの雰囲気を踏まえて100人いれば10人でも行動を変えてくれたら…
デジタル化と対極のアナログ化。
このスタンスの違い。
今日、この展示会で機械メーカーの会社さんと協業できたらと思っていろんなブースを訪れましたがマッチングは難しい。
ぼくのナンパ技術をもっと上げないと…
時代の流れから僕らはどんどん取り残されていくことにはなると思いますが、運転免許証不要の完全運転自動化にならない限りはちょっとは稼げると思ってますが、さて、どうでしょう。
得意先は駐車場での接触事故が多くて困っておられますが、ドラレコでは駐車場の事故は防げません。また、事故した時の周辺情報(急いでた、考え事をしていた)というところまで立ち入らないとなかなか…
ここでもやっぱりアナログです。
  Posted at 2025/10/29 18:21:57 |  | 
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つれづれ | 日記