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大熊猫@のブログ一覧

2024年08月14日 イイね!

新しいナンバープレート

今はあまり気にする方も少ないとは思いますが、私は何かの際に暦を気にします。

それは自分の身の回りのもので新品を使い始めるのは必ず大安の日を選びます。それは消しゴムやボールペンと言った些細なものから、新しいスーツに袖を通す日まで同じで、勿論ゲンを担ぐという意味もありますが今後それらの物たちと向き合う時に何となく丁寧に扱うようになるものです。


「そのくらいで取り替えるの?」とよく言われますが、2000年の1月から乗り続けているクラウンエステートのナンバープレートが25年目を迎えて何となく色が澱んでいるのが気になっていました。ボディは磨き職人さんの手で見事に新車の艶を取り戻しているだけに惜しく、加えて屋外駐車場の時代にナンバーフレームのメッキにも錆が出ているのも更に気になる部分でありました。

ところが先日、廃番になった当時の純正ナンバーフレームが新品状態で入手出来たのを切欠に、現行のナンバーを一字一句変えないままに再発行が可能という事を知り、先週の月曜日にこの車のナンバー管轄になる練馬の陸運事務局に申請しました。ここは現在では新宿、文京、豊島、中野、北、練馬の6区を管轄しています。

そして待つこと1週間、大安の今日に再度練馬の陸事を訪れて新しいナンバーが付きました。

丁度当時は希望ナンバー制がスタートした頃で、ひらがなの「さ」が初物の証です。ナンバーの数字そのものを変更することも検討しましたが、ここまで来ると2000年当時の番号を継続する事に意味がある訳で変更しませんでした。第一変更すると会社のビルの地下駐車場はナンバー認証が必要な為、再度申請するのが億劫であります。

これでボディの状態に見合った艶のある真っ白なナンバーが付いた訳ですが、ジャガーが18年で艶のある状態を保っており、現在の使用状況がそれと同様に走行時以外は全て屋内である為に今度は劣化を防ぐ事が出来るように思います。

それにしても自分で陸運事務局を訪れたのは20年ほど前に江東区を管轄する足立の陸事に行って以来ですが、(当時は江東ナンバーなんてものは存在しませんでした)その頃に比べると窓口の応対がフレンドリーに変わっていたのには少々驚いています。昔は「ここは素人の来るところじゃねぇぜ」という空気を感じましたが、お盆休みで業者が少ない陸運局にはいかにもプロではない一般の愛好家という雰囲気の人達がユーザー車検なのかジャガーやフェラーリを持ち込んでいる光景が良い雰囲気でありました。

改めて見ると、練馬の「練」の字体が面白いなと思います。尚、ナンバーを留めるビスは事前にホームセンターで購入した盗難防止のステンレス製のもので、陸運局では支給されません。
Posted at 2024/08/14 17:54:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年08月12日 イイね!

舞台に立って

少し前にも書きましたが、只今9連休の夏季休暇真っ只中で、絶賛引き籠り中です。

何か用事や買い物があってもすぐ近所のスーパーやホームセンターのみで済まし、強い陽射しから逃げるように帰宅する生活が続いております。そんな訳で自分自身も車にも余計な紫外線を受けたくないので車で外出しても近距離で屋内駐車場のあるところしか行かないので車に纏わるネタは全然ありません(笑)

そんな中で、スポーツ観戦大好きな妻につられて巴里五輪の中継をリアルタイムで観ていた為に多少の睡眠不足の毎日でありましたが、その五輪も無事に閉会式を迎えて日常が戻った感があります。

五輪に関しては前回の東京も含め様々な意見が寄せられていますが、私自身はやはり日本人でありますので自身の帰属する国の選手が活躍する姿は理屈抜きに応援したい訳で、そこには見ているだけでも歓喜もあれば怒りもあり、疑問もあれば涙も存在します。訳の分からぬ馬鹿な社会学者が別の側面から反五輪を表明していますが、聞けばこれは全くカテゴリーの異なるナンセンスな見識でありました。勿論そこに出る選手の方々には何の罪も無い訳で「ここで水を差すな!」と強く感じております。

こんな風に私のようにテレビを傍観しているだけの人間ですら喜怒哀楽を感じるのだから、実際にこの舞台の為にストイックに鍛錬を続けてきた選手の方々の想いがいかほどのものかは想像に絶する努力の成果であり、賛否ありましたがそこに映される勝利の喜びや悔しさの涙があってもいいじゃないかと思うのです。

ここに至るまでの道程は最近よく耳にする「タイパ重視」という私の大嫌いな言葉とは無縁のものであり、強い情念を抜きにしては達成出来ないリアルである訳です。そんな訳で前回の東京の時はコロナ重症で伏せている中で元気を貰い、今回の巴里でもタイパ重視とは対極の物語を見せて下さった全ての世界中の競技者の方々に感謝であります。


このYOASOBIのNHKスポーツテーマの「舞台に立って」。最初はこの曲が解説に被ると失礼ながら「邪魔だな」と感じる事もありました。

が、改めて最初から最後まで通してこの楽曲を聴いてみると、そんな様々な思いが散りばめられた歌詞にホロッとしました。誠に素晴らしい楽曲ですので、私と同年代や上の世代の方に是非聴いて頂きたいです。

既に始まっている高校野球や月末にはパラリンピックが始まります。自身の若い頃はスポーツとは全く無縁でしたが、丁度冬眠ならぬ夏籠りの時期の楽しみは続きます。それは自分も若い時に何かスポーツをやるべきだったという若干の後悔も含めて。
Posted at 2024/08/12 20:45:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年07月28日 イイね!

花火大会の想い出

暑いです…

夏の週末の外出は土曜日の午前中に全ての用件を済ませて早々に帰宅し、あとは家に引き籠ることに決めております。従って車の登場回数も少なく、走らないから汚れずに洗車の回数も減るという良いことづくめ?であります(笑)

とは言え家で過ごしていても夏の風情は充分に感じる訳で、実際に足を運んだ訳ではありませんが今年も隅田川花火大会を迎える時期になった事に懐かしい想いと時間の速さを感じます。

私は今の東京スカイツリーの麓で生まれ、53年間東京から離れた事はありません。

で、花火大会のメイン会場となっているアサヒビールの金色のう〇こや墨田区役所がある地区は、嘗てアサヒビールの工場があってこの場所でビールを製造しておりました。そして墨田区役所もここに移転する前は両国の震災慰霊堂の横にあった記憶があります。そしてその頃は国技館も両国ではなく蔵前にありました。

忘れもしない小学校一年生の時、夏休みの宿題で隅田川花火大会の絵の課題が出ました。ところが私の両親は子供をどこかに連れて行こうという発想は皆無の人間でしたので自分の想像力をフルに働かせて恰も行って見て来たような絵を描く事に子供ながらに良心の呵責を感じたものです。加えて我が家の家系か画力だけは優れていたので、想像で描いた絵が一等賞を取ってしまった時は哀しい気分になったものです。

そんな事情はともかく、次の年の花火大会には友達のご両親が一緒に連れて行ってくれたのが初めての花火大会でありました。私の母親は良くも悪くも「奥様」なので、その難物を説得してくれた友達のご両親には今でも感謝しております。

そこで見たものは、大輪の花火だけでなく夏の夕暮れ、川の臭さ、火薬の匂い、そして自分の着ている浴衣の藍の匂いなど、もう45年経っても決して忘れる事無く覚えているものです。

これも前回書いたようにリアルな体験であった訳で、特にお子さんが小さな方には面倒がらずにこうした記憶を作ってあげて欲しいと思います。これからお盆を迎えて帰省の渋滞を迎えるシーズンも間近ですが、運転に不慣れな方も決して無理をしないで安全運転で沢山の思い出を作って頂きたいと思います。

今日は大相撲名古屋場所も千秋楽を迎えて横綱照ノ富士の優勝で幕を閉じましたが、また秋になって両国国技館の前に沢山の幟が上がるのを心待ちにして巴里五輪を楽しもうと思います。
Posted at 2024/07/28 19:49:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年07月21日 イイね!

リアルとバーチャルの境界線


このクラウンエステートは自宅から1㌔にも満たない程に近いディーラーで買いました。

ウチにやってきてから何度も点検や車検、今ではジャガーのオイル交換でもお世話になっており、作業中に自宅に帰って待てるって本当に重宝しています。加えてここのフロント氏は歴代通して私の伝えたい事を一つ伝えれば十まで理解してくれる優秀な方ばかりで(中にはダメな人も居ましたがすぐに消えました…)助かります。

ここの建物も旧東京トヨペットの中でも景気の良い時代に潤沢な予算で建てたようで素晴らしく広いショールームを持っているのですが、今日オイル交換で訪れたそのショールームを見て愕然としました。

ガランとしたショールームには展示車が一台しか無く、それもプライスが掲げられた中古の先代アルファードがポツンと置いてあるだけでした。

今のトヨタには販売好調で展示に回す車が無いのかも知れませんが、最近は紙媒体のカタログの廃止などを謳っているので販売戦略をバーチャル中心に変えたい意図が見えるのです。

しかし乍ら輸入車ディーラーを見ると、ショールーム内にキチンと展示車が存在する店舗が多く、バーチャルに関してもトヨタの何倍も充実したコンフュギレーターが用意されており、車が嗜好品である事の演出を感じる事が出来ます。

対するトヨタなどは展示車が一台も無く複数の椅子とテーブルだけの空間で、一瞬ここは何の商売の店なのかを失念するほどであります。それは車が嗜好品である事を排除して白物家電化を推進させたいのだろうかと思わせるほどです。これでは会長が公言している「ガソリン臭い車が好き」というのは眉唾に感じます。

今や老若男女全ての世代にとって生きて行く上でインターネットは必要不可欠の存在であり、場合によってはスマホを家に忘れたら何も出来ない世の中であります。一度その利便性を享受した者としては後戻りが不可能である事を認めつつも、バーチャルとリアルは全然違いますぜという事を声を大にして申し上げたい訳です。カタログにしても環境保護という錦の御旗を掲げてはいますが、それは詭弁であり単なるコストカットの格好の標的になっただけと解釈しています。もしトヨタに車が白物家電ではないという志があるのなら、カタログ一冊2000円~5000円程度で有料化しても廃止すべきでないと思います。それはリアルで車を買うストーリーの中でカタログは必要なアイテムだと断言出来ます。バーチャルで購入した車にそのストーリーを求めるのは難しいと思います。

話は逸れますが、「何シテル」にも書いた五輪辞退を辞退した宮田笙子さんや先の都知事選に落選した候補者に対するバッシングにも思うところがあります。これは勿論宮田笙子さんにも大きな過失があり、都知事選の候補者達にも選挙後の言動に問題が無かった訳ではありません。しかしこうした人々に対する「何を言っても許される」という歪んだ正義感を振りかざす風潮は表現こそ悪いですが単なる死体蹴りであり、匿名であれば見るに堪えない誹謗中傷を書き殴る人間が増えた事に怒りすら覚えます。

つまりバーチャルはバーチャルでしかなく、絶対にリアルに昇華される事は無いと私は信じています。ところがこうした死体蹴りが出来る人間はバーチャルとリアルの境界線が理解出来ない脳になってしまった末路とではないかと危惧します。老害と言われる事を承知で申せば、昔の人間は武士の情けで死体蹴りは絶対にしなかったものです。

常に私が申し上げている「人間が幸せに暮らす為には世の中は少し不便で丁度良い」という気持ちは依然として変わらず、むしろここに来て確信するものであります。そうした意味でも少しインターネットから遠ざかる生活を送るのも悪からず思うのであります。

話を戻して件のトヨタディーラーで今日受付をして下さった初めて見掛けるスタッフさんから、「このお車、あまりにも綺麗でウチのエンジニアがビックリしてました」とお褒めの言葉を頂戴しました。

これこそがリアルという事であります。
Posted at 2024/07/21 20:30:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年07月19日 イイね!

祝!70000km

数字の羅列でゼロが綺麗に並んでいるのは見ていて気持ちの良いものです。

ウチがいつもお世話になっているタイヤ屋さんもそんな私の気質を知ってか、いつも見積りは税込みでゼロが綺麗に揃った数字を出して下さいます。お蔭様でかなり割安な買い物をしていると思いますが、この心遣いには感謝であります。

このみんカラでも走行距離がキリ番を迎えた様子をupされる方も居られます。私も含めてその方々は様々な気持ちがあると思いますが、やはりキリ番は何かの節目を迎えたような感覚ではないでしょうか。


そして昨日、ジャガーが18年目にして70000㌔を迎えました。

単純に計算すると年間で4000㌔に満たない程度でありますが、その間の記憶は結構覚えているものです。そんな積み重ねが数字に表れたものがキリ番であり、毎回この瞬間はちょっとしたアニバーサリー的な気分になれます。

思えばこの18年、本当に光陰矢のごとしでありました。これがスポーツカーならともかく、35歳でこの車を迎えた当初はさぞかし板に付いていなかっただろうと思います。そして気が付けば53歳になった今、ようやくジャガー乗りの末席を汚すくらいにはなったかなという自負もありますが、その間に変わらない事は短い時間であってもこの車と接する時間は通勤をエンターティンメントに変えてくれるところであります。

そんな訳で「もう70000㌔」という気持ちもあれば「まだ70000㌔」という気持ちもあり、結論として『この車を買って良かった』事を心から再認識したキリ番でありました。


70000㌔を迎えたのは、通勤中の文京区内でありました。その時の一枚を。
Posted at 2024/07/19 20:42:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「土用丑の日の鰻は自宅に出前を取りました。

ここで重要なのは、ウーバーではなく「出前」である事です。

この気持ち、今の若いモンにはわかんねぇだろうなぁ…」
何シテル?   07/21 11:28
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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