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大熊猫@のブログ一覧

2018年02月25日 イイね!

「為善最楽」という言葉

これは我が家の仏壇に収まる祖父母、両親、兄の位牌です。

以前お世話になった葬儀屋さんがこれを目にした際、「普通にこの戒名を戴くには全部合わせると豪邸が建つくらいの金額が必要になりますよ」と驚いた顔で仰ったのでした。

私自身はあまりこうした部分に価値観が無いのですが、代々我が家は菩提寺の檀家総代を務めさせて頂いており、それは曾祖父、いや更に昔からの菩提寺との関係であるかと思っております。

私などがこの世の中に影も形も存在しない頃から我が家に存在する菩提寺から送られた額入りの毛筆の書があり、そこには「楽最善為」と四字熟語が入っております。子供の頃から「これはどういう意味だろう…」とあまり深く意識はしなかったものの、ここに来て昨晩の夢の中に両親が現れてこの書を意識させる姿を見せたのでした。

実際に菩提寺に問い合わせるのが一番の近道なのでしょうが、もはや何代前の住職が書いたものかも分からず、今の住職さんは真面目ですが何となく気さくに話せる雰囲気ではありません。

そこで不勉強な私は「楽最善為」で検索してみたものの、何も引っかからずに諦めかけた所で『もしかして昔は右から左に読むのかな』という所に気が付いて、再度「為善最楽」で検索したらありました。

「為善最楽」(いぜんさいらく)とは…

「善い行いをすることが一番楽しいことであるということ。善を為すこと最も楽しとも読む。」

なるほど。確かにどんな小さな事でも良い事をした後は自分も良い気分になるもので、それを表わした四字熟語だった訳ですね。今の私には何かやましい部分は一点も無く、夢枕に現れた両親が何を言わんとしているかは謎です。しかし人間として生きる以上、常に何が正しいかは自問自答しており、これからもこの四字熟語を意識して生きよという事なのだろうと結論付けました。


そんな訳で今日は軽くドライブに出て目白のホテル椿山荘でランチにしました。ここは都心からは少し離れていますが、やはり老舗ホテルのサービスと緑の多い敷地は魅力的です。この車でのドライブは交通法規を遵守して走っても英国流のスポーツという解釈のハンドリングを持ち、官憲の事を意識せずとも楽しめるものです。

日頃乗る車だと、クラウンやセンチュリーのハンドリングにはドライビングプレジャーの要素は存在しないし、ベントレーはゲルマンの血が入った事でやや猛々しくて一日付き合うと結構疲れるし、RXは上質だがミネラルウォーターを飲んでいるような無味無臭という感じがします。

「為善最楽」のドライブには、やはりジャガーが良いなと心から感じた一日でした。
Posted at 2018/02/25 17:33:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月23日 イイね!

同じ年代の車ですが…


これはアメリカの中古車販売会社の動画かと思われますが、ウチのと同年代のジャガーですね。

いや~何というか派手です。それはもう冠婚葬祭での使用が憚られるくらいの潔い派手さでもあります。

この「カスタム」と呼ばれる19インチホイールもウチのと同じものですが、北米仕様にはこの動画のようなクローム仕上げのものが純正で用意されていたようです。これは流石にやりすぎ感もありますが、気になりますね。

何気に純粋なブリティッシュも良いのですが、私的にはこうしたアメリカ人の考えるブリティッシュネスにものすごく惹かれます。日本では程度の良い車が少なくなったX350ですが、アメリカにはまだ程度の良さそうな個体が残っているのかも知れません。
Posted at 2018/02/23 20:45:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月11日 イイね!

久し振りにジャガーで買い物に出た

「またかい!?」

と家族にも知人にも呆れる方が多いのですが、また風邪をひいております。

ただ幸いにも巷で流行中のインフルエンザなどではなく、一般的な軽い風邪なので食欲もあるのですが、この倦怠感と関節の痛みはなかなか辛いものがあります。

が、今日はキャットフードやおやつ、トイレの猫砂などのまとめ買いをするとペットショップのポイントが多い日との事で、朝も早くから奥さんに急かされてペットショップのあるショッピングモールに車を走らせます。

以前では家族連れで混雑するショッピングモールに出掛けるなどは我が家には無い習慣でありましたが、朝の早い時間であれば駐車場も安全な場所が確保出来る事が分かり、これはこれで都心の老舗百貨店には無い面白さもあるものです。

思えばこの子と出逢ったのもこのショッピングモールであり、一つの縁から様々な事が広がって行く事を実感しています。

例えばこうしたペット用品でも家庭の日用品でも、今や直接お店に出向かずともクリックひとつで立派な段ボールに梱包された望み通りの品物が届きます。ややもすればインターネット環境さえあれば一週間以上誰とも会話も外出もせずに生活を送る事すら可能なのでしょう。

もちろん私自身もそうした通販を利用する事もありますが、基本的にトイレットペーパーひとつであっても自分の目で見た上で買いたいので買い出しは必須であります。デパートやスーパーの売り場を観察すると物価やトレンドを把握する勉強にもなり、何よりも「今」が理解出来るものです。

さて、クラウンかRXで出ようかなと思いましたが、ここ最近乗っていなかったジャガーで向かいます。

よくも11年以上飽きもせずに乗っていると自分でも思いますが、やはりどの車よりもここが「自分の居場所」としてしっくり来る空間であります。


正直なところ何か突出した部分を持っている車では無く、現代の水準で言えば極めてフツーの車だと思います。では何が11年以上も悦に入って付き合っているかを考えると、アクセルを踏んで加速する、ステアリングを切る、ブレーキを踏んで減速して停まるという一連の動作が心地よく、そこにはおよそストレスと呼べるネガな部分を感じない所にあるような気がします。それはキビキビ走りたい時にはシャープなハンドリングで応え、静かに走りたい時には声高に自らを主張しない有能なコンシェルジュのような部分があります。逆にこれが何かひとつでも突出した要素があったら、今頃は飽きてしまっていたかも知れません。


サイズ的には相当大柄な部類に入ると思いますが、このモデルはステアリングが切れるので大丈夫です。以前はバックカメラの導入も考えましたが、車との信頼関係が出来た今となっては無用の長物に感じます。

以前はタコが墨を吐くかの如くブレーキダストでホイールを汚していた問題が解消されてホイールを洗う頻度は減りましたが、年を重ねる毎に休日に向かい合う車としては唯一無二の存在になっている事を再々認識させてくれる車です。それが今日のように所帯じみた買い物の足として乗っても同様です。

この突出した部分が無くてバランスの良い車、最近では現行型BMWの740i(決して750iではありません)に近似値を感じました。この「突出した部分」の無い車はメーカーとして売りにくいのも分かりますが、実はこれこそが長く付き合える車の特徴なのかも知れません。

買い替える対象の車が存在しない…これは悩みでもありますが、嬉しい事でもあったりします。
Posted at 2018/02/11 19:33:15 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年02月02日 イイね!

目は口ほどにものを言う

先日の教訓から雪の予報に警戒心が強くなっている東京ですが、比較的降雪量が少なくて何よりでありました。

そんな雪の日でも、4WD&W12気筒6リッターツインターボという安心のスペックで何処にでも行けるフライングスパーでありますが、早いもので来月になると遥か遠くイギリスから海を渡って2年が経とうとしています。

二十歳の時に当時のターボRに憧れて「新車のベントレーに乗りたい」という夢を叶えた一台でありますが、2年で15000キロ強を走ってみると色々な部分が目に見えて来るものです。



唯一気になる部分は、ほんの少しですが前後ライトの曇りが出てきたような気がします。

現代の車はどのような車種でもガラス製のレンズを使っている車は皆無だと思います。で、少し前の車なら白内障のように曇ったライトもよく見掛けるものです。が、若干とはいえ2年でそれが視認出来るというのは品質的に気になるところです。この辺りは12年目を迎えたジャガーXJは全然気にならないのですが、これに関しては磨きが必要かも知れません。


元々はポルシェ・カイエン用のピレリ製スタッドレスタイヤですが、流石に車重が重いので来季は交換かな…

実際に乗ってみると過剰な期待を持っていた部分を差し引いても「この価格でこれは無いんじゃないの!?」という部分が無い訳ではありません。特にナビなどは使い物になりません。それでもこの桁外れの内容は天候の状況に関わらず、こと移動という事ならばこれほど安全なサルーンは世界中に存在しないと思います。

クーペのコンチネンタルGTは先ごろフルモデルチェンジされましたが、こちらはまだこのまま引っ張るようで今の所新型のお話は聞こえて来ません。が、ロールスロイス・ファントムの新型を見ると、今までのようなBMWと共通の部分は消えて完全な専用設計になる所を見ると、流石にこのクラスになると既存車種との共用部分の多さに限界があるように思いました。これは嘗てのクルー工場の職人さんという財産をを丸ごと抱えているにも関わらず、新型のコンチネンタルGTを見る限りVWの姿勢に変化が見られないのは実に残念に思うのです。

そうした意味では新しいファントムのシャーシが使われるであろうロールス・ロイスの次期ゴーストは相当良さそうに思うのですが…
Posted at 2018/02/02 22:05:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「昨日の小田和正さんの有明アリーナ公演に行って参りました。以前に比べれば公演時間は短くなってはいますが、その歌声は来月78歳のお誕生日を迎えるのが信じられない程に素晴らしいものがありました。」
何シテル?   08/08 08:05
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
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