• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

大熊猫@のブログ一覧

2024年04月29日 イイね!

やはり空気圧は指定値がベスト

冬場はタイヤの空気圧をチェックする頻度が高くなります。

ようやく暖かく(暑く?)なってきたのでその頻度は月に一度くらいで良いかと思っておりますが、冬場は2週間に一度かそれ以上は必ず補充しておりました。


特にその辺に関して神経質なのがジャガーで、255/40R19というオーバーサイズにも関わらずに指定の空気圧がフロント1.9でリア2.1という低さにあります。

加えてこの車は僅かな空気圧の変化による乗り心地の変化が激しく、0.1の差が体感出来るほどであります。

この車が登場した当時のカーグラフィック誌のインプレッションに…

「敢えてアラを探せというなら、タイヤ空気圧の変化を思った以上にキャビンに伝えることを挙げておきたい。いつもの動力性能の計測を前に、P6000(235/50R18)の空気圧を2.2~2.5に高めたところ、帰路の一般道、すなわち低速での乗り心地が明確に引き締まったものとなり、不快というほどではないにせよ、時にコツコツと路面の凹凸を正確に伝えすぎる傾向が見られた。単にP6000がそういう性格なのか、それともアルミという素材が持つ振動特性が何らかの影響を及ぼしているのかは残念ながら判断出来なかった」

と記されています。これは割と最近見つけた記事なのですが、全く自分の感覚と同様で大いに納得した記事であります。

流石に面倒なので給油時のスタンドにお願いする事もありますが、彼らは恐らく気を利かせたつもりで0.2くらい高く補充してくれる事がしばしばで、いざ走り出してみると「ああ、やっぱり」と自分でやり直す結果になります。

これはジャガーに限らずベントレーにも同じ傾向が見られ、英国車は空気圧の変化にナーバスなものという認識を持っています。

対してスチールボディの日本車とドイツ車に関しては指定値+0.2程度を目安に補充していますが、ジャガーほどの乗り心地の変化を伝えてくることはありません。恐らくはカーグラ誌にアルミボディの為かという考察がありましたが、これが正解のように感じます。

まあこれも個々の好みで空気圧パンパンで跳ねるような乗り心地が好みという方も居られるのだろうと思いますが、少なくとも私は指定値通りのしっとりした乗り心地が好みであり、折角の上質なサルーンの乗り心地をスポイルするには理解に苦しむ訳です。

加えて、先日同じモデルのジャガーにお乗りの方が、「エアサスの具合か左右の車高が微妙に違う」という興味深い考察を書かれていました。

一応見てみると…


ほとんど同じに見えますが、如何でしょうか。


なかなか写真だと判別しにくいですが、本当に僅かですが右のほうが低いですかね…

因みにこのエアサスペンションはモードの切り替えが無く、車の側が最良のモードを選択するのでドライバーはそれに任せろというタイプのものです。それは路面の状態や速度などを細かく読み取って車が判断する訳ですが、こうしたギミックのある先代レクサスLSやフライングスパーも最初のうちは切り替えボタンを頻繁に使うものの、慣れてくると一切切り替えずにコンフォートモード一択になってしまうものです。そうした意味ではジャガーの「車に任せとけ」という姿勢は正解なのかも知れません。
Posted at 2024/04/29 20:18:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月27日 イイね!

黄昏の御茶ノ水

気が付くと2024年もGWのスタートの季節を迎えました。

私自身はどこか行楽に行く訳でも無いのでカレンダー通りに過ごす予定をしておりますが、中には10連休という方も少なくないのではと思います。私自身はここで10日も休んだら会社に足が向かなくなってしまうのでカレンダー通りが正解だと考えております。

そして一気に春を通り越して初夏を思わせる気温でありますが、夕方に陽が長い時期というのは実に良いものです。

で、実は現在一週間に数回ほど夜は某大学で仕事をさせて頂いております。そんな訳で会社から大学までの20分弱ほど夕日の中を車で移動するのですが、途中通りかかる夕方の御茶ノ水の光景が実に良いのです。

私自身は大学生時代はこの場所に縁が無かったものの、小学校高学年から塾通いの為にこの場所に縁がありました。その当時見た御茶ノ水の風景はどの町とも違う独特な雰囲気がありました。オレンジと黄色の電車の下にひょっこり顔を出す丸ノ内線が見える風景に坂の多い道やニコライ堂、今は絶滅した明大の学生運動の立て看を抜けて坂を上がると山の上ホテルの灯りに温かみを感じたり、駿河台を下って神保町の三省堂に参考書を買いに行く途中の楽器屋さんの店頭のギターに興味を持ったのもその当時です。

今もここは多くの学生さんが通っている様子は変わらず、その学校が終わった後の雰囲気は自分が学生だった頃とあまり変わっていないように思います。授業が終わって学校で駄弁っていたあの時間、それは時間と言う概念を失念してしまう毎日だった頃を思い出させてくれるものがこの御茶ノ水には残っています。

自分が学生だった頃からおよそ30年の時間が経過し、町の風景のみならず日本社会を取り巻く環境も大きく変化して、若い人達も本当に大変な時代になってしまったものだと思います。加えて残念ながらこれから先の日本が劇的に元気になる事は無いでしょう。

しかし時代がどうあれ、学生の皆さんにはそんな素敵な時間を謳歌して欲しいと心から思うのです。それは勉強だけでなく、友達との下らない時間、趣味やバイトの時間、気になるあの子のこと…人間の一生のうちでこの時しかない貴重な時間は必ず何物にも代えがたい財産になります。そんな財産を手に入れた人は必ず社会の荒波に打ち勝つ事が出来ると思います。

まさか自分自身がこの歳になって学生さん達と接点がある生活を送るとは思いませんでしたが、そんな多くの若者を優しい夕日で包み込む学生街はとても心地よく感じます。

近いうちに車を降りて自分の足で歩いてみたいと思います。あの頃を思い出して。
Posted at 2024/04/27 09:22:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月20日 イイね!

こっちもカッコいい


このクラウンエステートが我が家にやってきたのは2000年の1月のことでした。

元々岳父はクラウンワゴンのヘビーユーザーで、走行距離に関わらず同じクラウンワゴンを2年に1度の間隔で新車に乗り換えておりました。


その頃、私は絶対的な日産党でしたのでセドリックを愛用しておりました。

とにかく子供の頃から刑事ドラマ好きだったので、西部警察や大都会、あぶない刑事やベイシティ刑事、特捜最前線の中で八面六臂に大活躍するセドリックに憧れておりました。特に特捜最前線の神代警視正を演じた二谷英明さんがセドリックのキャラクターを務めていた影響で、グロリアよりセドリックが好きでした。

で、話を2000年に戻すと、このクラウンエステートと同時期のセドリックは私の乗っていたものから2世代後になっていたのですが、私の乗るY32型に比べるとカルロスゴーンによるコストカットの影響をモロに受けており、この17系クラウンに比べると全体の質感が明らかに見劣りするものでした。

この17系クラウンは私の考える上では歴代クラウンの高いクオリティを継承した最後の世代であり、この後のゼロクラウンと呼ばれるモデルからは直6がV6になったり近代化という名のコストダウンを感じてしまったのでした。

そして岳父はこのエステート購入後間もない頃に急逝してしまい(ものすごく進行が速い胃癌)、結果的に私がセドリックと併用で乗る事になったのでした。

その当時は20歳代後半でありましたが、このクラウンはソフトなおっさん車の割に走りがしっかりしている事に驚きました。世間のイメージとは逆に、クラウンよりセドリックの足回りのほうが更にソフトであった為に尚更でした。この後に20系のセルシオにも乗る事になりましたが、セルシオのクオリティが見事に下位モデルに活かされたように感じました。

で、今日は別の車に乗って信号待ちをしていると、ものすごく状態の良いクラウンエステートが前に入って来ました。

「カッコいいじゃん」

思わずこんな言葉が出たのは、ジャガーにしてもクラウンエステートにしても同型車と遭遇する機会が少ない為に自分の車が走っている姿をまじまじと見るのはかなりレアだからであります。


基本的に余計なプレスラインが少なくて優しい面構成で品格があり、グリルがボンネット一体のバーチカルグリルも威厳があって気に入っております。


特にリアのシンプルな造形が好きで、若干メルセデスEのワゴンのシルエットを思わせる部分もありますが死角の無いデザインだと思っております。


現在25年目に突入し、未だ走行距離は40000㌔に満たないほどでありますが、普段乗りとして何も不満はありません。ホールド性はありませんが座面が均一で支えてくれるシートが心地良く、夏場は冷蔵庫かと思うほどの強いエアコンも昔の車ならではですし、何よりストレート6のキメ細かな吹け上がりには「クラウンはこういうもの」という説得力を強く感じます。

そこに加えて優しいスタイルを持つ車は、残念ながら今後登場する事は無いでしょう。そんな訳で近々バッテリーとタイヤを新しくしたいと思うのですが、どれにするか思案中であります。
Posted at 2024/04/20 20:46:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「昨日の小田和正さんの有明アリーナ公演に行って参りました。以前に比べれば公演時間は短くなってはいますが、その歌声は来月78歳のお誕生日を迎えるのが信じられない程に素晴らしいものがありました。」
何シテル?   08/08 08:05
東京は日本橋を中心に活動しております。 趣味としての車は輸入車贔屓で、中でも英国車を好みます。また実用品としての車はトヨタ&レクサスを愛用し、好き嫌いを抜...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 123456
78910111213
141516171819 20
212223242526 27
28 2930    

愛車一覧

ベントレー フライングスパー ベントレー フライングスパー
平成28年3月4日納車。オニキス×タングステンのデュオトーンにレッドのコーチラインでクラ ...
ジャガー XJシリーズ ジャガー XJシリーズ
外装色ポーセリン 内装色シャンパン 平成18年10月6日納車。試乗してみて好印象だった6 ...
トヨタ クラウンエステート トヨタ クラウンエステート
義父(故人)の形見。その使い勝手の良さから最近は登場回数が増えています。柔らかくゆったり ...
レクサス LS レクサス LS
外装色プレミアムシルバー  内装色メローホワイト 平成18年11月納車。ジャガーとは違う ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation