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昨年１０月７日に国土交通省において規則改正がありました。
項目は色々とありますが、特に注目すべき点は、デイタイムランニングランプが採用されたことです。
しかしながら、いつものようにその改正文だけを読んでも理解するのは難しく、ディーラーにAUDIの見解を聞いてみました。

まず、国土交通省の原文を掲載したので、ご覧ください。（DRLの部分のみ抜粋）

II.装置型式指定規則の改正
「デイタイムランニングランプ(昼間走行灯)に係る協定規則(第 87 号)」の採用等 に伴い、以下の改正を行うこととします。
【改正概要】
○ 特定装置の種類について、昼間走行灯を追加します。
○ 「デイタイムランニングランプ(昼間走行灯)に係る協定規則(第87号)」に基
づき認定された昼間走行灯について、型式指定を受けた装置とみなすこととしま
す。
○ 第3号様式に定める表示方式について、昼間走行灯はa≧5とします。

公布:平成28年10月7日
施行:平成 28 年 10 月 7 日(I.(1)、(4)及び(7)については平成 28 年 10 月 8 日)
※協定規則(原文)につきましては次のとおりです。 http://www.unece.org/trans/main/wp29/wp29wgs/wp29gen/wp29ap_mar16.html

原文は以上です。

そこで、AUDIとしてどのように対応するのか確認したところ、「AUDI JAPANから正式なアナウンスが来ていないので、現状までと同様の対応となる。車検時に、MMI等にDRLのコーディング痕跡がある場合はフラッシングして消去となる。」但し、入庫拒否とまではなっていないようでした。

企業人として、会社のルールを遵守するディーラーの対応は正しいと思いますが、インポーターであるAUDI JAPANが国土交通省の規則改正から３ヶ月が経過する現在も対応しないということは、いささか残念です。

DRLという使える機能を日本仕様では封印しているので、選択の権利は速やかにユーザーの意思に任せるべきだと考えます。