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2013年03月12日 イイね!

Barbagallo Track Evening

Barbagallo Track Evening赴任する前から興味を持っていた、地元西オーストラリア州の MX5 オーナーズクラブに入会しました。そして早速ですが、クラブが Barbagallo Race Wayで主催したタイムアタック競技会に参加しました。このクラブは、定期的にジムカーナ型式の競技会“Auto Cana”を月1回ペースで主催しています。これは、競技会毎にシリーズポイントを付けて Perth内の各所を転戦しながら、年間のある期間を通して総合ポイントを争うものです。



(ホールデン V8エンジンを搭載、 440馬力のモンスターカーです)


(比較的安く入るホールデンのエンジンに乗せ換えるチューンが流行っていて、こちらはV6)

今回、20年の歴史の中で、このサーキットを借りきって走行するのは初めてとのこと。競技会参加にあたり、AASA(Australian Auto-Sport Alliance)に入会して、Competition License を取得します。


(ロールバーの上にべニア板を乗せ、その上にタイヤ満載で登場...)

参加者は、50台弱と大盛況。予算の為か、開始時間が6時、終了が11時です。6時というのは夕方の6時です。つまり、ぶっちゃけ ほとんどがナイター走行。クラス分けは、ストリートラジアル無改造の NA、NB が Aクラス。ストリートラジアルの 無改造NCと、チューンド NA、NB が Bクラス、ちょっと改造した Sタイヤが Cクラス、むちゃくちゃ改造した Sタイヤが D クラスとなっています。私は、NCの無改造なので Bクラスにエントリーです。


(車検場に並ぶ車たち)

まず、サーキットに到着すると、Scrutineering と呼ばれる車検を実施します。事前に用意されたチェックシートを元に、私の車はクラブのプレジデントが直々にチェックします。走行会の運営は、基本的にすべて参加者の中からボランティアで行われており、実に半数のドライバーが志願して何らかの担当を担っています。特にこれによる特別待遇や、手当てはなく、事前の準備を含めてまさに本当のボランティアに支えられています。西洋の尊敬すべき文化です。

ゼッケンの代わりに、5cm角くらいのシールが渡され、これをフロントスクリーン、右リアのライトのところに貼り付けます。



走行前のブリーフィングが始まります。クラブのモータースポーツ担当が、特にタイム計測に関する注意事項を説明します。日本と異なり全車に配れるような気の利いた計測デバイスはありません。競争馬のレース用の光電管式の計測器を、ピットロードのアクセスロード手前、裏ストレートのブレーキングポイント前に2つ設置します。一番速度の乗るところ、NCでは 175kmで通過するコースの真ん中に計測器が配置され、その左側、右側を車が通過したタイミングでデータが取れるようになっています。コースインをして約1周してウォーミングアップを実施します。最終コーナの手前でコースの左側を通って計測開始、1周して計測を終了するのは右側を通過します。その後、クーリングは無しでそのままピットインします。この2周セットの走行を繰り返します。



まずは、ぞろぞろとコースインし、2周の完熟走行。そして、いよいよタイムアタック。4~5台の車が10秒少しの間隔をあけて同時にコースインします。

計測開始、日没前は 2.46km のロングコースからタイムアタックです。一度に入るのは5台、私は運悪く NA3台の後ろ、時間を空けてコースインしたとはいえ最初のアタックは前の車に追いついてしまいます。競走馬用の計測器であるため、前の車と2秒以上の差がないとうまく計測ができないそうです。

計測結果は、ピットに配置されているモニターにエクセル画面で自動的に表示されていくのですが、左で計測開始、右で計測終了をちゃんと守らない車、追いついてしまった前後してゴールした車、途中で飛び出した車があって前後が入れ替わったりと、表示されるタイムはムチャクチャです。私のタイムなどは、63秒などレーシングカー並みのタイムが出ていて 「なんかおかしいよこれ、速すぎ」 と言ったら、「Take it!、Take it!(とりあえずもらっとけ)」 とあんまりこだわる様子なしです。転戦しながらタイムアタックでポイントをつける競技会で、これはどうなのでしょうか(笑)。オージーの懐の深さを感じました(爆)。タイムは、後でビデオで確認をすると、1発勝負ながら自己ベストタイの 75秒5が出ていた模様です。ロングコースは3回のアタック。





日没後は、照明設備のある区間に限定して走行します。いわゆる、1.76km のショートコースです。ところが、前のNA2台がコースアウト、スピン、を繰り返し追いついてしまったりと、なかなかフリーで走行完了できるラップがない。3回に2回は何らかの形で走行を中断されながら、何回かはそれなりに走れた周回がありました。ビデオで確認をした限りでは、64秒程度ではないかと思います。ショートコースは、なんだかんだで11回くらいアックができたようです。



タイム計測の精度があまりにも適当なので、結果を言ってもしょうがないのですが、奇跡の63秒が効いたためか、Bクラスのシリーズポイント暫定1位を獲得したようです(笑)。
Posted at 2013/03/12 22:03:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月09日 イイね!

よんよん危機一髪 (セント・ジョージ・アンビュランス)

よんよん危機一髪 (セント・ジョージ・アンビュランス)週明けの早朝、朝3時、左脇腹の急激な腹痛で目が覚めた。とりあえずトイレに行ってみるが、何も出ないし改善もしない。痛みのレベルは上昇を続け、何度も嘔吐をする。自力で動くことも困難となる。

寝ても起きてもどんな体勢でも痛みはかわらず、敢えて言うならば便器をかかえて「げぇ」と言ってる瞬間が最も楽(涙)。

「朝を待って、同僚に救急病院を紹介してもらってタクシーで...」と考えながら、うんうん言いながら3時間ほど格闘する。が、ついに断念。この考えに達するまでに心の葛藤があったが、ついに「これは救急車を呼んでも良いシチュエーション」であるという結論を得た。

幸い、先日盗難騒ぎなどがあったので、”生命にかかわる場合”の緊急電話の番号は 「000」と頭に入っている。核ミサイルの発射ボタンを押すような覚悟で携帯をかける。「警察ですか」「救急車ですか」と受付のお姉さまが冷静に対応する。「救急車...」と息も絶え絶えに答える。「どこの州ですか」と聞かれる。「西オーストラリアに決まってんだろう」と若干怒りを覚えながら「WA」と答える。あとで考えると、携帯なのだから当たり前か。

住所、症状などを聞かれ、これも死にそうな声で答える。最後に、玄関のカギを開けて待つように指示を受ける。

家の前を通りすぎる車の音を聞きながら、これか、これか、と待ち続け、20分ほどで家の前に車両が止まり、降りてきた隊員のお兄さんとお姉さんが玄関越しに声をかける。メガネ、財布、家のカギなどをつかみ、寝間着姿のまま救急車に乗り込む。玄関のカギを自分で閉める瞬間が最も辛く、救急車に乗る前後は若干意識が飛び気味。

色々と質問を受けるが、痛みと難解な英語でほとんどコミュニケーションができない。財布にあったドライビングライセンスでIDを確認され、自宅を出発。救急車の中で鎮痛剤を多量に投与され、20分程で病院に到着する前には、何とか人類として存在できそうな気分に復活する。それまでは、「この痛みから解放されるならば、麻酔なしですぐに腹を開けてくれても良い」ぐらいの気持ちでいた。応急処置とは言え救われた思い。

この後、病院でゴタゴタとあり、採血やCTスキャンを受けているうちに痛みが全く無くなり、即日退院を許される。可能性として、例のおしっこのラインに詰まる 「結石」 というやつが怪しいらしい。初体験である。

人生30年+ちょっと生きてきて、初めて搭乗した救急車。残念ながら、意識朦朧しており外観や内部の装備などほとんど記憶がない。薄目を開けて見た看護師さんの顔、近づけられる鎮痛剤投与のための器具の先端とかそんな記憶のみ。海外の多くの国では日本と異なり救急車は私営、有料である。請求額は、8~9万円が普通らしい。この後 請求書を受け取り、別の痛みを味わうことになる(笑)。

Posted at 2013/03/09 15:06:21 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月06日 イイね!

日産 マイクラ

日産 マイクラ先日、2泊3日の出張の際にレンタカーを予約した。1日目は空港に前泊だが、次の2日でトータルで 700キロ程の距離を走ることになっており、ちょっと大きめの車がよいかなと思っていたが、結局予約したのはコンパクトカー。しかしながら、いつものパターンでは会社の名義で予約をすると アップグレードによりひとつ上のグレードになるのだ。 当日、今日は何になるのだろうと ウキウキ しながら空港のレンタカー窓口に行き、車種を聞いてびっくり 「赤のマイクラです」。え、コンパクトカーじゃん...いや、予約の通りで問題まったくありません。

道中、同僚の ロシア系 小太りオーストラリア人が 「俺が運転する」 というので、「俺の名義で借りてるからぶつけんじゃあねえぞ」 と思いながらお任せして、私は後席で現代の秘密兵器であるスマートホンを駆使しながらお仕事に専念。後半は乗り物酔いで撃沈。前席の窓が電動なのに後席が手動という廉価モデルながら、髭のドライバーが言うには、「パワーが無いと心配していたが、結構ピックアップが良い」 と。そう、日本のコンパクトカーに共通するのはレスポンスの良いエンジンと、非力さを感じさせない低速でのギア比、これによる軽快さ。「どうだ、参ったか」。

前モデルのカエルのようなデザインは、個人的に大変好きであったが、一般受けするように面影を残しながら若干控えめなデザインになった現行モデル。日本を代表する自動車メーカの主力車種として、頑張ってもらいたい。
Posted at 2013/03/06 21:01:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2013年03月02日 イイね!

久々に自分でオイル交換

久々に自分でオイル交換西オーストラリアでは、日本のオートバックスのように オイルを常時置いていていつでも交換までやってくれるようの気の利いたお店がない(いまだに発見できず)。しかも、土日に開店しているお店も少ない。

仕方なしに、渋々と自分でオイル交換を実施することにした。0W-20 のオイルなぞはどこにも置いていないので、5W-30 の Mobil 1 をチョイス。裏側に書かれている説明を見ると、今どきのエコカー向けに新規に開発された全化学合成オイルだという。その気になれば リッター18キロをたたき出す NC ロードスターにぴったりのオイル(笑)。日本では Mobil 1 の 0W-30 を愛用していたのだが、0W-30は発見できず。メーカの HP を見ると、同じ Mobil でも日本で売られているオイルの種類が異様に多いのが判る。オーストラリアでは 4種類しかないのに、日本では 13種類もある。

http://www.mobil1.com

真っ黒なかぐわしいオイルがドレンされ、透明なまるでブランデーのような輝きのオイルを注ぎ込む。ギアオイルの臭いは好きではないが、自動車のエンジンオイルの廃油の臭いは嫌いではない。何か機械をいとおしみ扱う、マシンとの一体感を感じるような満足感を得る。ちなみに、仕事で付き合いのある航空機ジェットエンジンの酸化した廃油は、まるで う○ち のような臭いがするので、とてもそのような気分にはなれない。


次は、ミッションオイル換えたいのだが、ドレンプラグは探せばみつかるとして、給油はどこからすればよいのだろう。。。

Posted at 2013/03/02 22:51:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月24日 イイね!

Tuning Day、自己ベスト大きく更新(笑)

Tuning Day、自己ベスト大きく更新(笑)会員となった、Barbagallo Raceway の一般走行日は、Tuning Day と呼ばれ、9:00~16:00 の間で 20分程度の走行枠が 5~6回 用意されています。料金は、一律 $70、今の為替レートでは日本円にして 6500円くらいで一日走り放題といった感じです。

”Closed Wheel Car” と呼ばれる我々のような箱車、”Open Wheel Car” と呼ばれるフォーミュラー、”Log Booked Car” と呼ばれる レーシングカー、そしてたまに レーシング・カート の走行枠が順番に回ってきます。厳密な時間割は存在せず、当日の成り行きで進行、5分前に走行開始のアナウンスがかかり自分の走行時間を知るといった感じです。

本日は、やや時間と心の余裕があったので走行前にパッド交換を行います。取り外したノーマルパッドは、前回の走行170キロからのフルブレーキングで既に炭化しはじめており交換したのは正解。取り付けるパッドは 2年前に Party Race で指定パッドであった Endless のパッド。レース参加者の中では、若干評判の悪かったあのパッドです。サーキットで使っても大丈夫というだけで、今の私には大変ありがたい。しかもバリ山。

今回は、71号車さんに紹介頂いた ラップタイム計測ソフトをタブレットにインストールし、タイム計測も実施します。自作で取り付けステーを制作して...という気持ちはありましたが、生来ズボラな私の性格が災いして、本日までにタブレットの固定方法も決まっておりません。走行直前に、車内であれこれ据わりの良い場所を探した結果、ダッシュボードを開放してそこにガムテで固定するという妙案にたどり着きました。これが、タブレットのデカさもあいまって結構見やすくて良い(笑)。

ベストタイムは、前回の18秒後半 から 3秒半弱も短縮して15秒5。たかが 2.5キロのコースでこれはすごい進歩だ。しかも、まだ縮まりそう(爆)。どんだけ走れていないかがよく判ります(汗)。

前回と異なり、レース車両だけでなく結構一般の走行車も増えている。NBロードスターにも会いました。サーキットを走るロードスターに出会ったのは初めて。この人は結構負けず嫌いで、パワーのある私のNCに抜かれたあと、次のコーナでブレーキング勝負、クロスラインでインを狙ってみたり、そこそこ経験があって自分に自信のあるドライバーではないかと思います。

また、BMW M3 を頭に、インプレッサ WRX、その後ろに 私の3台で追っかけっこをしたりと、大変楽しい周回もありました。インプレッサは、私が後ろで走ったバトル中は最後はヘロヘロになって、コースを飛び出したりしたりしていました。走行が終了した後は、そのインプレッサに乗っていたカナダ人ドライバーから声をかけられて仲良くなりました。タイムも近く、次回再びバトルができるのが楽しみです。

日本と大きく異なるのは、後ろの車に譲る時、運転席側の窓を開けて手を挙げて行け行けというサインをします。これをしないと、なかなか抜こうともしないドライバーも居るのです。
Posted at 2013/02/24 21:35:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「5年間の海外駐在を終え、6月に帰国しました。」
何シテル?   08/24 18:29
2009年 から 3年間 NCEC NR-A (44号車)で Party Race に参戦していました。
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春爛漫 
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