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ＮＣに乗り始めてから油脂類はこまめに交換してきたつもりだった。それでも、逝ってしまうときはこんなものなのかと思う。

思い起こせば、前日の走行にてマフラーから白煙が出ていると言われていた。
ディーテクの出来さんにエンジンが吹けないと言われていた。
それでも、「多分触媒だから、ふん詰まりになるまでは大丈夫だよ」等と言われて、走ってしまったために他の人に迷惑をかけることになってしまったことを大変申し訳なく思います。

２１号車の後ろについて、少しでも引っ張ってもらってタイムを出したいと思い張り付いていたのに、直前の２ヘアを立ち上がってからの加速が異様に遅い。最終に入ってからエンジンがカタカタと音を出し始め、、メタルが逝った！と思った直後、シフトロックに近い感覚で急激なスピン、同時にパン！という音、右側に炎！そして煙で視界を遮られたまま１回転。エンジンブローしたことはすぐに判かり、オイルが出ていることも想像ついたので即座にコース外に寄せる。車を降りてガードレールの外へ。

日ごろ、なぜ耐火スーツまできなければならないのか等と思っていました。消火器なんて使う機会があるのかと思っていました。いざこういうことが起きると、車の右側は窓を含めて全面煤だらけ。ヘルメットも煤だらけ。もし窓を開けていたら、メットを被っていなかったら、室内に火が入って髪の毛がチリチリになっていたかもしれません。そして、火を見てバイザーを閉める余裕すらなかった。今までの安全に対する考え方の甘さを思い知りました。

スピンの瞬間、コントロールを失った瞬間、ブレーキをとにかく一杯に踏み続ける。そうして車速を少しでも落とすことにより車のダメージを回避できる。昔、ドリフトで散々思いしらされた経験が役にたったと思う。車体を壊さなかったのは不幸中の幸いでした。

頑張って早く復活したい。

せっかくのタイムアタックのチャンスを潰されてしまった方々には大変申し訳けありませんでした。

まさに、足を止めてノーガードで打ち合うようなレースでございました。お相手の４５号車（敬称略）は前日に納車したばかりというバリバリの新車。黄色が目にまぶしいＮＣ２、ナラシを終えたばかりのＴＣＲ２０００です。



オープニングラップの１ヘアでお尻を振ってかぶせてきた後、ダンロップで横になりながら全開で追い上げて来るのを見て判りました。本気です（笑）。新車だから遠慮があるだろうと思いましたが、ぜんぜんありませんね（爆）。

”模擬だから” 遊び心を出して誘ってみます。やっぱり来ました～（笑）。ここでブロックされ続けたらちょっと興冷めだったのですが、こちらの意を汲んで頂いたようで、本当に素晴らしいレース展開に。スタートの失敗も、ギアミスもお互い様でしたしね（笑）。

そして、先頭を譲り黄色い車を死ぬ気で追っかけた周回でベストタイム更新の ８秒７！思い残すことはもうありません。

最終的にはこちらが先頭でゴールしましたが、もう一勝負！と思ったところで私のスペースの残し方が足りずに飛び込めなかったようです。これに懲りずにまた遊んで頂きたいと思います（笑）。

最後に、このような楽しい場を提供くださったディーテクニック様にお礼を申し上げたいと思います。

しょうがないっす、こんな日は素直に ブリザック ですね．．．
明日はもっとすごいことになってるのかなあ。