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イイね!
2013年06月02日

ブレーキキャリパー温度。

ブレーキホースが爆ぜる?抜けるってんで、原因は?とカットしてみたりしてみたのだが

熱による影響説が有力なので?

じゃあ実際どうなのよ?

というわけで、サーモラベル(温度が上がると変色)を貼ってみた

丁度4台、同じ日に走るタイミングが有ったのでそれぞれの結果を見ようと・・・・。


一枠の走行枠は12分。

連続走行で走行中にブレーキの温度が上がってタッチが変り始めるかどうかの微妙な時間。

若干フェード傾向と、冷やさず止まればパッドから煙が出るくらいの温度域。瞬間500~600℃位か?(経験上の体感温度w)

で、それを4枠。


走行後にサーモラベルを確認してみると・・・・・・

CR-Z mul号


CR-Z N某号


CR-Z N-Z号


FIT AK号



あれ?変化なし?

その温度以上になるとラベルの円い所の色が黒に変色するのだが。

このサーモラベルの測定可能温度は140℃から240℃

つまり、無変化という事は140℃にすら達していないという事。
(サーモラベルは瞬間的な温度変化には反応しきれないらしいが)


ブレーキホースの耐温度が何度かわからないが、キャリパーが140℃以下ならホースに直ちに影響を与えるような熱の影響ってそれほどないんじゃないの?

そして、ブレーキにダクトで風を当てても導風板付けても、導風リブ付けても大きな違いは無いようだ。

という結果になってしまった。




が、



次の日もFSW-Sに走りに行ったのだ

スポーツ走行枠なので走行枠は25分。

そしてその25分間、ハイブリット乗りの常識?を覆す?、充電なしの全開(笑)

電車ごっこで追いかけたり追いかけられたりで、全開っても前走に追いつくとそれに合わせるのでずっとベストラップ状態ではないが、クーリングは全くなし。

途中からブレーキタッチは明らかにフェード兆候で、効きも若干低下するが危険領域ではなく、まあ、普通にありえる範囲。温度的には650℃~750℃以上ってところか(経験上の体感温度w)

すると

おお!

温度上がったぜ







(キャリパーの塗装は普通の塗装ではなく、ガンコート(耐熱放熱塗料)なので、これっぽっちの温度ではがれてしまうのは予定外。というか諸々期待はずれとか課題な部分ではあるが。)

サーモラベルによると、表側は全マーク変色。(部位によって多少温度の違いがあるような傾向がみられるが)
つまり、このラベルを貼った部分は240℃を越えているという結果。(最高温度は不明。ガンコートが焦げるぐらいの温度w)

当たり前だが、実際結構熱いのね(笑)

そして裏側は、ラベルの上から2個は変化なしで、3個目が変色。

約180~200℃。

外が240℃振り切っても内側は200℃弱程度。

前日との温度の差はなんだ?と言えば、12分程度の走行ではパッドの温度があがってもキャリパーやその周辺の温度を完全に上げきるほどの熱の蓄積は無いが、時間が倍の25分の走行になると、パッドの温度もやや上昇し、その影響と時間の影響(積極的に冷える時間もないし)で周辺の部品に蓄えられる熱が一気に増加する。という事だろう。


180~200℃が決して低い温度ではないが、これもまたブレーキホースに与える影響は・・・・どうだろう?

ダクト引いてホイルハウス内に風を流しているのでダクトなしよりも周辺の温度が若干低い可能性はあるが、今のところウチのクルマにおいてはこの温度条件でブレーキホースに目に見える変化は無い。



ここで考慮すべきは、走行中にここまでの温度に上がってそのままピットに入ったりすると、走行風(ダクトの有無にかかわらず)が当たらなくなり、冷えなくなるので熱が蓄積され、測定の温度以上になっている可能性が大いにあるということ。

とある情報だと、ピットインする回数が多いクルマの方がブレーキホースのトラブルが多いとか。。

全開で走り続ける方が条件が厳しいように思えるが、実はそうでもないという話。

そうであれば、200℃弱じゃ何も起こらないホースも、220℃、240℃、それ以上になればそりゃ熱の影響もうけそうだ。と、イメージは出来る。
ブレーキホースがいったい何度で、何度を何分維持するとどう変化するのか?は情報が無いので分からないが、また、今回はホースそのものの温度を測ったわけではないのであくまでも想像というか、今までの経験上の感覚での話になるが。

繰り返しの想定以上(走行停止による温度上昇)の温度負荷で痛みが進むというのはじゅうぶん考えられる。

しかし、同じような場所で同じように走っていても、個体のその他の仕様や日々の条件なども大きく影響し、全く同じ比較ができないので、なんであっちのクルマはダメでこっちのは大丈夫なの?という症状のバラつきを、モノの影響によるものか熱の影響によるものかは断定できないところが何ともだがw




一つ言えることは、

ブレーキホースは社外でも純正でも定期的に早めのサイクルで交換し、ブレーキの温度が上がった状態でピットインする時やパドックに戻る時はしっかりクーリングしてから戻ろうね。という事でしょうね。

一つって・・・・・・・・・・二つ言ってるけどね(笑)






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Posted at 2013/06/02 01:58:42

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