早起きして総合レジャーランド(FSW)に行ってきた。
あんまり早起きすると入り口のゲートで並ぶので、余分に30分寝たら並ばなくて済んだ。
パドック入り口とグランドスタンド裏に強固なバリケードで進入禁止してたからそもそも今日は混んでなかったのかもしれないが。
(
メーカー極秘テストかと思ったが、行きがけにBMW多いな。と思っていたら、どうやら封鎖の本コースはBMWのイベントをやっていたらしい)
入場後、目的地はジムカーナ場。
G6ジムカーナという、初心者歓迎のいい意味で緩いジムカーナシリーズの、FSW開催の時だけ毎年1回、参加しているのだが、今年は開催日の都合やらなんやらで、G6ジムカーナのFSW開催が無い。
その代替え策?で、
主催者ショップのT2さん独自で大会をやるっていうので、参加してきた。
ジムカーナと言うと、
・コースがややこしくて覚えられない。
・見てても誰が速いかわからん。
・待ってる間、退屈
・参加費に対して走行時間が短い
・サイドブレーキでくるくる回れないと勝負にならない
・専用の足回りや装備がないと速く走れない
・レギュレーションが細かすぎてオシャレにクルマをいじれない
・なんやらスポンサーシール貼ったクルマと神経質なオッサンオバハンしかいない
というイメージで、敷居が高い。
のですが、
今回の大会は、
・ごく簡単な短いコース(覚えやすい)
・ツインスラローム(2台並走同時走行なので見た目の競争要素が楽しめる)
・午前中は練習走行(午後計測、反省走行含め合計7本走行)
・サイドブレーキ(サイドターン)禁止(引けないもしくは引かない)クラスとサイドブレーキ引いてもOkクラス設定
・ナンバー付き範囲の改造ならおおむね自由
・参加歴が浅い人から深い人まで幅広い参加者
などなど、敷居が高いから走らないという言い訳は極力排除されて、非常に参加しやすいのです。
で、私はボクスター(ノーマル。買って5か月目)でサイドブレーキ使わない、リヤ駆動車のクラスにエントリー
パドックの様子。車種も様々。ガチっぽくなくて、パドックで場違い感を感じたり参加車見て必要以上にビビるような心配なしw
ボディライン、面構成が単調でゼッケンが貼りやすい!ボクスターのメリットw
RX-7で出て来いよ。という主催者からのプレッシャーの番号か?
ブリーフィング、完熟歩行、その他諸々工程は通常のジムカーナ大会と同じで、それぞれ頭に叩き込み、
午前は練習走行。
左右対称のコースをそれぞれ同時スタートで計測。というツインスラローム。
見た目に競争要素があってなかなか面白い。
実際の競争内容は、着順ではなく、通常のジムカーナと同じくタイムですが。
通常のジムカーナは、2本タイムアタックしてどちらか速いほうが決勝点。しかし今回は、2本走って2本の合計タイムが決勝点。
どちらか速いほうだと、まぐれ偶然で1本だけすんごいタイムが出てれば勝てることもありますが、今回のは2本ともそこそこのタイムで走ってこないと勝てませんw
そういう意味でもまた違った緊張感でなかなか新しい。
協賛各社の出店もあって、
MZレーシングさん
REグッズいろいろ売ってるんだね。いいんですけどね。既存廃盤車種のグッズで稼ぐんじゃなくてスポーツできるRE車売ってください。と少し思ってしまいますけどね。。
この掛け軸?は売り物なんだろうか>ちょっとほしいぞw
出店だけではなくMZレーシング杯と称して、速かったマツダ車、そうでもなかったマツダ車なるべくまんべんなく行きわたるように賞品を(今回参加車両60数台中32台がマツダ車だったとか。)用意しているそうで、マツダ車でエントリーの人はお得!
練習走行終わってお昼挟んで完熟歩行再び。
午後は計測、いわゆる本番。
練習走行とは基本は同じで少しだけコースが長くなりますが、基本同じなのでややこしさは皆無。
計測1本目
場所を左右入れ替えて
計測2本目
1本目も2本目もスタートの蹴りだしうまくいってないね。。
ホーンがプップ鳴ってるのは・・・・ホーンボタン(パッド)のレスポンスが良すぎて手のどこかで押してしまっているのか?と思ったが、試しに旋回中に手放してみたけど鳴る。
初期モノボクスター、持病でブレーキしたら鳴ったり、それが進むと鳴りっぱなしになる事があるらしい。発症か。。 見た目的にはホーン鳴りまくりでダサい。。。
インカー
計測1本目
計測2本目
GPSのサンプリング周期が長すぎてジムカーナだと全然追いついてないね。
この日左ハンドルは唯一で、「左ハンドルでジムカーナ?!しかもMT!!」って驚かれた(車幅感覚と右手シフトに難易度が高いと思われてるっぽい)けど、
今日のコース、1速しか使わないからギヤチェンジないし、サイド引かないクラスだし。
しいて言えば完熟歩行のラインがみんなより60センチぐらい左を歩いてたくらい。
結果は
N-2クラス(サイドなしリヤ駆動クラス) 2位!
優勝逃した運転手以外の敗因は、タイムアタック競技なら国産ハイグリップ履いてこいよ。
といういつも通りの。多分。
ミシュランPS4 頑張ったw
表彰式、リザルト
クルマとしては特別な部品や車高調がついてるわけでもなくノーマルパワー(200PS)、軽量化も一切なし(1270キロ)、LSDだってついてないノーマルのクルマで、走行会タイム狙いハイグリップタイヤでもないですけど十分楽しめます。
ポルシェだからってのは全然なくて、どのクルマも同じ事です。
走るのに敷居の高い特別小難しいうんちくも専用の部品もいらないって事。
何百キロもなん十分も走らないからクルマも傷まない。
車速なんて出てもたったの50キロ。行き帰りの道中のほうスピード出てるよw
速さがだいご味のモータースポーツなのにたったの50キロ?50キロじゃスリルも爽快感もないよ。と思うかもしれないけども、
そのたったの50キロしか出てないクルマを止めて曲げるのがいかに難しいか。
50キロでちゃんと出来ないことをいきなり100キロオーバーの車速でやれってもなかなか難しいでしょうね。
50キロしか出なくてもちゃんとモータースポーツです。
おすすめです。
おまけ
ショー会場ではいまいちと思ったけど、炎天下で現物見ると、なかなかいい感じ。クラシックレッド