サーモスタットがパンクしていた
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
夏の間はオーバーヒートばっかり気にしていましたが最近寒くなってきて気付きました。水温がなかなか上がらないのです。
エンジン冷間時に始動して暖気運転してもなかなか水温計の針が動き出さず、走り出してしばらくしてもメーターの真ん中の線までいきません。そのためコンピューターが始動直後と判断し、いつまでたっても燃調濃い目アイドリング高めで燃費も悪いし排ガスもススが多いです。
この状態で乗り続けてもエンジンにもサイフにもいいことが全くないので
サーモスタットを新品に交換してみることにしました。
最初はオーバーヒート対策で夏用の74℃あたりのサーモスタットが付いてるんだろうと思っていましたが・・・
2
付いていたのは画像左でノーマルの88℃のものでした。錆の粉が堆積してまっ茶色です。
よーく見ると隙間があいていますね、オーバークールの原因はこれでした。この隙間から冷間時にもラジエターに冷却水が回ってしまっていたんですね。まれに閉じた状態で壊れて開かなくなるケースもあるみたいですがその場合はすぐオーバーヒートします。
画像右側は新品のサーモスタット88℃です。隙間なくピッタリと閉じています。原因がはっきりわかるとスッキリしますね。
3
組み立てはサーモスタットの入っていた蓋やスペーサーやヘッドには何年ものかわからないカッチカチのガスケットがこびりついていましたのでスクレーパーで丁寧にこそぎ落としてオイルストーンで仕上げます。
ホースの差込み口にも堆積物があったのできれいに削りました。
三本のボルトは水回りなので完全にさび付いていて、外す際に嫌な感触でねじ切れそうになったため伸びてしまい再使用はできませんでした。
組み立て時に付けたのはホームセンターのボルトです。ほんとはステンレスが良かったのですが売ってませんでした。一応ねじ山をグリスアップして組みました。銅ワッシャーはなんとなくです。
ガスケットはスペーサーの上下で同じものが2枚必要。一旦水で濡らして組むもんなんだそうです。
ホースなどを元に戻してバンドを忘れずに締めて完成です。
交換後は水温がメーターの真ん中で安定しています。アイドリングも適正値まで落ち着きました。水温がちゃんと上がるようになったのでヒータの温風も前より全然暖かいです。
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