2014年10月07日
甲冑ボランティア 楽しかったこと 嬉しかったこと とか色々
とある一日の日記になります。
この日の参加者は、私一人でした。
こういうのは珍しいです。
^^;
≪ロドに地図≫
甲冑に着替えて、笹尾山にロド君で移動しました。
駐車場で準備をしていると、中年のご夫婦がやってきました。
おっちゃん 『伊吹山で門前払いされたからココに来た。』
なんでも、犬を連れて行ったら、登っても駐車場だけならOKだけど、それ以上登るのはダメと言われて、あきらめてこちらにやってきたとの事でした。
ざんねんですねーとお話しつつ、せっかくなのでと、ロードスターのトランクの上に地図を広げてガイドを始めました。
すると、近くにいた他の中年のご夫婦にも声をかけて下さり、みんなで車を囲んでガイドをする事になりました。
^^;
いろいろガイドするととても喜んで下さり、笹尾山へと登っていかれました。
喜んでもらえてよかったです。
^^
片付けて私も登ろうかと思っていると、すぐにまた別の中年のご夫婦が。
再びロードスターに地図を広げて、ガイドをして、とても喜ばれましたとさ。
めでたしめでたし。
(笑)
≪ごみ拾いながら登山≫
いつもしている訳ではありませんが、麓からごみを拾いながら山頂へと登っていきました。
タバコの吸殻が多いなあと思いました。
丸めたティッシュもいくつか落ちていて、信じられません。
さすがに素手では触れないので、トングで挟んでゴミ袋に入れてと、山頂まで登っていきました。
一番大きいゴミは、カフェオレのカップの容器で、どうしてこんなのを捨てるんだろう?と疑問に思いました。
≪山頂のゴミ拾い≫
山頂もタバコの吸殻が多かった。
トングを持ってずっとゴミ拾いをしていると、おじいさんから声をかけられました。
おじいさん 『ご苦労様。』
すた 『ありがとうございます。^^』
おじいさん 『そんな格好で仕事してたら、大変でしょう?』
すた 『今日は涼しいから大丈夫ですよ。』
おじいさんはにこりと笑っていました。
^^
≪展望台の掃き掃除≫
展望台に登る階段って、見てたら結構足を滑らす人がいるんですよね。
何が原因かなあと思っていたんですが、多分砂埃が多くたまっているから、足を滑らすのかなあと思います。
滑って転んで怪我でもしたら大変で、せっかくの思いでもいやなものになりますよね。
なので、山頂まで来たら、いつも展望台の掃き掃除をすることにしています。
展望台の地図の前は落ち葉がいつもたくさん落ちていて、それを下まではきます。
階段の砂埃もきれいに落とします。
楽しい思い出と共に安全に帰っていただきたいものです。
^^
≪みん友さんが来てくれました。≫
お昼すぎに、みん友さんが来てくれました。
お話ししたかったのですが、展望台に人がごった返していて、ガイドで忙しく、一段落ついたと思って降りてみたら、もう帰ってていませんでした。
様子を見にちょっと立ち寄ってくれただけでも、嬉しかったです。
^^
≪ちょっと休憩さして≫
展望台に20人ぐらいいてガイドを一通り終えました。
かなり力を入れてしゃべったので、『ふーふー』言っていましたが、
一息つくまもなく、次のお客さんが後ろからきました。
おばちゃん 『今のガイド、もう一回やってー!!^^』
大きな声で答えました。
すた 『ちょっと、休憩さしてー!!』
みなさん、大爆笑でした。
(^^@)
≪大谷ファン≫
大谷ファンのご夫婦が来ていました。
私の地図を見て、凄い判り易いとたくさんほめて下さり、とても嬉しかったです。
大谷吉継のエピソードで好きなのは、 ≪三成とのお茶会の話し≫だそうです。
三成が、吉継のうにが入ったお茶を一気飲みするお話しです。
『あれって、なかなかできませんよねー。』
と、盛り上がりました。
^^
≪三成の漫画≫
地図に三成の漫画を載せています。
カップルさんが来ました。
彼女さん 『これ、自分で描いたんですか?』
『上手ですねぇ~』 と感心されました。
実は、漫画も得意なんですよ。
(笑)
≪大谷物語≫
この日も結構リクエストが多く、かなり力説しました。
いつものごとく、しずまりかえるお客さんたち。
終わった後に、すぐ横で聞いて下さっていたお客さん数人が、静かにパチパチと拍手して下さり、
とても嬉しかったです。
^^
≪松山から≫
お母さんと息子さんの親子が来ていました。
加藤嘉明の事を聞いてくるので尋ねると松山から来たとの事。
ああ、なるほどなあと思い、彼とばんだんえもんについて語りました。
関ヶ原合戦当時の松山についての話になり、『おおー、ちょうど2~3日前に勉強したばかりだー』と思い、いろいろと説明をしました。
松前(まさき)という地名が会話の中で頻繁に出ていたので、『ああ、松前あったよなあ。わかるわかる。』と思いながらガイドできて、嬉しく思いました。
お母さん 『今日はサプライズが多いよねぇ。最初は車から始まって。^^』
すた 『あれは私の車です。』
ウケマシタ。
^^;
いろいろと説明すると、本当に感謝して下さって帰っていかれました。
私も二人に出会えてよかったです。
また来て下さいね。
^^
≪島津≫
展望台の後ろに立っていると、凄い詳しそうなおじさんが中心になって、仲間たちに島津について話していました。
内容からして、只者じゃあないなあと思いました。
するとおじさんはくるりと私のほうを振り向きました。
おじさん 『あそこに詳しい人がおる。^^』
話しに混ぜてもらえました。
(^^;)
いつも思うんですが、本当に歴史が詳しい人は、質問の内容が全く違います。
骨があるというか、ああなるほどなあと思うようなことを話すので、お互いに考えながら話しをしていると、本当に面白いんですよ。
これから島津の陣地に行くとのことで、島津の陣跡の事や、豊久のお墓のこと、海津の治水神社のことなどお話して、盛り上がりました。
あのあと無事に島津の陣地へとたどり着けたのでしょうか?
楽しいひと時でした。
^^
≪小説≫
歴史小説をよく読んでいる女性とその旦那さんがやってきました。
宇喜多秀家の幼少の頃とか質問され、なかなかマニアックな話ができて面白かったです。
奥さん 『あの小説にはこういう事が書いてあった。』
すると、旦那さんがこんな事を言いました。
旦那さん 『小説と事実は違う。小説というのは、作家が自分の思うような形に書いているから、事実とは違うよ。同じことでも、作家によって書き方が随分違っているよ。』
本当にそうだなあと思いました。
大河ドラマ、三成が凄い悪者に演出されているのが、本当に残念です。
≪関ヶ原に住みたい≫
犬を連れた若い女の子がやってきました。
『関ヶ原っていいですよねー。』 と言って下さりました。
友達に、関ヶ原に住みたいと言っている子がいるそうです。
是非引っ越してきていただきたいものです。
^^
≪カナダから≫
一緒に写真をお願いしますというので、槍をお貸しして、一緒に決めポーズして写真を撮りました。
すると、おばあさんがこんな事を言ってくれました。
おばあさん 『カナダから来たんよ。この人(たぶん息子さん)、カナダの○○で△△のオーナーをしよるんよ。もしもカナダに来たら、この人を訪ねなさい。おもてなししてくれるわよ。』
嬉しかったです。
息子さんも全く偉そぶらない人で、本当に偉い人というのは偉そうにしないんだなあと思いました。
・・・大したこと無いのに偉そうにしている人、いっぱい知っていますけどね。
(爆)
≪熊本から≫
時間が来たので下山していると、前から女性が二人やってきました。
一人は熊本から来たそうで、先に養老の滝に行って来て、時間があったので関ヶ原にやってきた との事でした。
ここにきたのは随分久しぶりで、以前来たときは全く観光地化されておらず、あまりの変わりように驚いていました。
全く期待せずに来たらしくて、私が降りてきたので声をかけたとの事でした。
一緒に写真をお願いしますというので、槍をお貸しして、私の刀とで切りあいの甲冑劇をやりました。
槍で刺されて、うぎゃー とポーズをとると、とても喜んで下さりました。
その後ガイドをはじめると、『お時間大丈夫ですか?』と何度も気にしてくれましたが、大丈夫ですよと、いっぱいおしゃべりしてガイドを終えると、満足されて、帰っていかれました。
いい思い出になられたようで、本当によかったです。
^^
いろんないい出会いがたくさんあった、楽しい一日でした。
^^
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Posted at
2014/10/07 02:32:30
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