ホテル浦島は、大変大きな温泉ホテルで、全てをぐるりと回ると、おそらく2キロはあるでしょう。
半島から東に向いて、大穴があり、そこに巨大な洞窟温泉があります。
朝と夜に入りましたが、本当に凄い温泉でした。
夜は真っ暗でよく見えませんが、岩肌に打ち付ける生々しい波の音が聞こえてきます。
朝は、朝日が昇る方向ではありませんが、薄明るい海面が広がっています。
『忘帰洞』 とは、よく言ったものです。
帰るのを忘れてしまうぐらいに、感動してしまいました。
大洞窟温泉の他に、もうひとつ凄い温泉がありました。
『天空の湯』といって、この半島の山頂にある温泉です。
更衣室の窓からは、日の出で照らされて黄金色に輝いている大海原が眼に入り、それはもう、言葉では言い表せないぐらいに、大変きれいなものでした。
『なんて贅沢な温泉なんだろう』
と、思いました。
『天空の湯』に行くためのエスカレーターと階段です。
ほぼ全員、旅館客はエスカレーターを使っていましたが、私は階段を一気に駆け上がりました。
やはり、私、テニス選手のスポーツマンですから。
(笑)
階段を上っていると、珍しいのか、エスカレーターの客たちに、しげしげと見られました。
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エスカレーターは、5つぐらいありました。
後ろを振り返ると、めまいがしそうになるぐらいの真っ直ぐな階段でした。
階段
風呂上りに晩御飯を食べました。
バイキングだったので、食って食って食いまくりました。
1階にも食堂がありましたが、1食6400円(バイキングのみ)と、アホみたいに高かったので、こちらにやってきました。
軽食屋やコンビニカップめんもありましたが、せっかくなのでレストランで食べることにしました。
約400段の階段をあがったところのレストラン、入り口で気になる料金を聞いてみると、約3000円で1階の半額だったので、こちらで食べることにしました。
正直、3000円でも、高いと思いましたが。
さらに半額ぐらいにして欲しいものです。
(笑)
行くと、窓際の席を案内してくれました、窓の外には、内海と町の夜景が見えて、きれいでした。
苦労して階段を登ったから、この景色が味わえるんだなあと思いました。
エスカレーターでも同じですが。
f(^^;)
晩御飯
翌日は、太地町のくじら博物館に行きました。
これは、シロナガスクジラの骨格標本です。
世界最大の生き物です。
こんなすごい大きな生物が、今も地球のどこかで息づいているんですよ。
想像できますか!?
死ぬまでに一度、シロナガスクジラを生で見てみたいです。
私の夢の一つです。
(笑)
骨格標本の後ろの入り江に、くじらがいました。
これ、今度体験してみたいです。
でも、ちょっと恐そう。
(笑)
イルカのショーをやっていました。^^
シャチのショーもやっていました。^^
ところで最近、アメリカで『入り江』という映画がアカデミーショーを撮って話題になっていますよね。
その舞台って、まさにこの町なんですよね。
テレビで映像を見たとき、驚きました。
でも、おかしなものです。
どうして、イルカやくじらは食べたら駄目で、牛や豚は食べてもいいのでしょうか?
イルカは見た目が可愛いから?
豚のペットもいるけど?
アメリカ人は、マクドナルドの牛肉を大量に安価に確保するために、オーストラリアなどの広大な土地に、大量の牛を飼っているそうです。
そして、それらのゲップからは、大量のメタンガスを発しています。
メタンガスは二酸化炭素の何倍もの濃度で、地球温暖化に拍車をかけています。
そのこと、マクドナルドを安くて美味しいとばくばくと食べている皆さんにも、責任あることなんですが、裏事情など知らなければしかたないですけどね。
最近よく思うのですが、なんでも『それはどうしてなんだろう?』 と疑問を持つ必要があると思います。
本に書かれていることでも、政治家やテレビのコメンテーターや批評家の発言にしても、何でもかならずそれには裏があります。
そしてそれらは、必ずしも正しいこととは限りません。
おかしな意見もあります。
マクドナルドがハンバーガーを1個60円とか、信じられないような値段で販売できるためには、やはり特別な何か無茶なことをやっているんですよ。
無茶をやったら、なにか影響が発生します。
(多分一部と思いますが、)アメリカメディアが日本のイルカ漁を映画化するならば、日本もアメリカの牛牧場を映画化したらいいと思うんですけど、弱腰の日本にはできないでしょうね。
普天間基地移転問題しかり。
借金だらけでお金も無いのに、できないものはできないとハッキリ言えない悲しい立場。
いったい、いくら赤字国債を発行する気だ?
紀伊半島の最南端、串本町まできました。
これは端杭岩といって、弘法大師様が作ったそうです。
岩の間の水溜りも歩きました。
どろどろしているのかと思いきや、固い地面で歩きやすかったので驚きました。
続いて、那智の滝へ行きました。
高さ133メートル。
日本で一番高い滝です。
どこから見ても、立派な滝で、きれいです。^^
展望台で、何かを祈っている筆者。
『ほくーとのネタが、じゃんじゃん浮かびますように♪』
(笑)
帰りに、ニュースでよくやっていた座礁フェリーが眼に飛び込んできました。
本当に陸から近いところなんだなあと驚きました。
フェリー会社の方々、地域の皆様、本当大変だと思います。
お気の毒様です。
m(__)m
『ロードスターツーリング解散場所のコンビニへ偶然に再び立ち寄り』
串本から岐阜までは、一気に走りました。
紀伊半島、まあ、遠いのなんのって。
那智の滝を出発したあと、延々と走り、一度どこかスーパーによってカップラーメンを買って車で食べ、そして再び走り出しました。
走っても走っても、なかなか紀伊半島を抜け出せません。
ひたすら走りまくって、もういいかげん休憩をしたほうがいいと思い、『この山道を抜けきり、一番最初に見つけたコンビニに入ろう』
そう思って見つけたコンビニに入りました。
『ん?なんかここ、みたことあるぞ?』
そうです、なんとそこは、4年前の『三重県伊勢ツーリング』の解散時に立ち寄ったコンビにではありませんか!!
これは、なんという偶然でしょう。
まるでここに、引き寄せられて来た様な気がしました。
懐かしいなあ、あの時のみんなは元気かな?
と思い、休憩を取り、再び発車し、無事帰宅することができました。
これで、長い長い徳島帰省・和歌山旅行は終わりです。
いろんなところへ行き、たくさんの人たちと出会い、いろいろなものを見聞きして、とてもよい旅行でした。
和歌山よかったです。
これからも、何度も何度もいきたいです。
アメリカからは叩かれていますが、僕は和歌山、大好きですよ。
(笑)
