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今年初めての山城登山へ行きました。

今回は、滋賀県長浜市の横山城です。

姉川古戦場のすぐ後ろ（正面は小谷城）にあり、「姉川の戦い（１５７０年）」で勝利した信長が浅井から奪い取った山城です。

観音寺の本堂横からコースがありました。

参道

観音寺の本堂横からコースがありました。

因みにここは、秀吉と三成の出会いのお寺です。

入口こそは石段で登りやすそうでしたが、その後が大変でした。

登り口

道は荒れ、季節がら落ち葉で埋められ、倒木が数か所、背丈ほどの草が左右から道をふさぎ、道案内も雑、コースと言うにお粗末な道でした。

倒木

それでも所々に奇麗な尾根があり、たまに安心感がありましたが、すぐに打ち消されました。

尾根

戦死供養の鐘楼がありました。

鐘楼

ここを通過すると、横山城跡になります。

看板

どこに道の続きがあるのかがよく分かりにくく、帰りにひどい目にあいましたが、その話は後程。

道

縦堀、曲輪、馬出し、土塁等がありました。

なんと、高圧送電線の鉄塔の下を通らされました。

これ、めちゃくちゃ怖かったです。

熊が怖いとかいう以前の問題です。

鉄塔への道

不安になりながらも突き進んでいくと、ふいにポカッと開けた場所に出ました。

山頂

強風で寒かったですが、景色はとても良かったです。

眼下に姉川がよく見えました。

説明

１５７０年の姉川合戦から小谷城攻めまでの３年間、秀吉がここを任され、何度も浅井を撃退して信長を助けました。

信長自身も、小谷城攻めや本願寺攻めで本拠地として何度も利用しました。


信長や秀吉もこの景色を見たんだろうなぁ。

眼下　姉川右側

姉川古戦場と小谷城は、正面の大木が邪魔で見えなくて残念でした。

姉川２

向かいの山までの平地がよく見えるので、ここを大軍が移動したらすぐに発見できるなあと思いました。

宝物館に「秀吉の歯」と「秀頼の手形」があるらしいので、それを見たくてこちらに訪れました。

宝物館

秀吉の歯はありましたが、秀頼の手形（金融じゃなくて、手の裏に墨を塗って紙に押し付けたもの）はありませんでした。

しかし、真田幸村（信繁）が乗ったと伝わる馬の椅子や、豊臣秀吉が亡くなる前に使用していたバク（空想の動物）の木製の枕などがあり、感動しました。

バクは悪い夢を食べるので、安心して眠れる効果があるそうです。

でも、木製なんで、頭痛くて寝苦しくないのかな？と思いました。


唐門（国宝）

この唐門は、伏見城から他の場所を経て、こちらへ移築されたそうです。


慶長３年　１５９８年　豊臣秀吉は６３歳でこの世を去りました。

その後、この近くの山　阿弥陀ケ峰　に葬られ、廟社が造られた。
奥

慶長９年　１６０４年　に、特に盛大な祭礼が行われたが、豊臣氏の滅亡で、徳川幕府によって破壊された。

説明板

その後、明治１３年　１８８０年、旧方広寺の大仏殿跡に当たるこの地に社殿が再建されたそうです。

秀吉像

唐門の前に「蜂須賀桜」というのがあり、蜂須賀の誰かが寄贈したのかなと調べてみましたが、よく分かりませんでした。

しかし、蜂須賀桜は、大和桜と沖縄系の桜の自然交ばいのカンザクラで、江戸時代まで徳島城御殿にあったとのこと。

そこで、もしやと調べてみると、徳島城公園にたくさん咲いていて、

今になって初めて、「すでに子供の頃に何度も見ていたんだなぁ」と気が付き、

不思議なご縁を感じました。

ここは、豊臣秀吉が聚楽第が完成するまでの間に政治をしていたお城　があった場所です。



妙顕寺城址



写真のお寺は当時のお寺とは関係ありません。



説明文



ココたどり着くまでいろいろありました。

まず、京都駅の観光案内所で尋ねましたが、

『そんな場所はありません。』

と言われました。

でも確かにあったはずなので、マンガミュージアムで尋ねてみたら、なんなく見つけてくれました。

プロの観光案内人はプライドが高いから、知らない事を知らないと言えないのでしょうか。

もっと勉強して下さい。

（爆）



石碑







京都国際ホテルの庭園



手前の緑のテーブルと庭の間に、大きなガラスがあります。

手入れの行き届いた実に立派な庭でした。

ゆったりと食事を楽しみました。

＾＾

豊国神社



この奥に階段があり、その先に豊臣秀吉のお墓があります。

この時は知りませんで、後日気がつきました。

しっていたら、もっとくまなく見ていたのに。

（笑）



秀吉の墓は、家康にぶっ壊されて行方不明になっていましたが、最近偶然発掘されて、今日に至るというわけです。




鐘




ほうこう寺の鐘は日本でトップクラスの大きな鐘です。



文字



徳川家康は、この文字　『国家安康』が、家康の名前を分断していると、豊臣家に言いがかりをつけ、

大坂の陣のきっかけをつくり、豊臣家を滅ぼしました。

そんな鐘が今も残っているって面白いなと思いました．




漢字は鐘の回りに、１万ぐらいビッシリと刻まれており、言いがかりもはなはだしいなと思いますが、

そんなムチャクチャな言いがかりでも主張を貫き通せるぐらいに、家康はパワーがあったんだなあと、

ある意味、感心させられました。

うちの職場にも、ムチャクチャな言いがかりで主張を貫き通そうとする同僚がいて、先日言い負けました。


僕も家康ぐらいにパワーのある会社人になりたいです。

（爆）





塚の大きさに驚きました。

手前の家ぐらいあります。


この中に・・・。






大仏殿跡の端の方は、家が建っていました。


再建当時の大仏殿は、東大寺よりも大きかったそうですが、すぐに地震で崩れてしまいました。

もし地震に耐えていたとしても、ここも家康に破壊されていたでしょうね。




安倍川餅



美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

＾＾




とても楽しい一日でした。

ありがとうございました。

関ヶ原、お待ちしております。

ｗ

彦根の英会話学校へ行った帰りに、少し北へ足を伸ばして寄り道しました。

深い雪の中をザックザックと歩いただけの甲斐はあって、雪化粧の美しい天守閣を見ることができて、大満足でした。


次は雪の彦根城の写真を撮りたいです。

＾＾