すた☆君のブログ一覧

京都駅で、忠臣蔵で有名な町からお越しのTさん親子と待ち合わせをして、無事合流、出発しました。

じつに、１年半ぶりの再会です。

時がたつのは早いですね～。


（笑）




京都タワー


久しぶりの京都駅は、やっぱりでかかったー。

随分近代的だが、どうして古い町並みに合わせて、駅も古風にしなかったのかと、いささか疑問が残った。

ｗ



まず最初に、源光庵へいきました。

何故、寺ではなくて、庵なのか。

きっと、規模が小さいからでしょうね。


窓から風流な庭が見えました。

〇と□


〇は、宇宙をあらわしており、究極の状態をしめします。

いっぽう、□は、角がある　といういみより、まだまだの状態　だそうです。

丸窓


ここに来た目的は、血天井を見るためです。

関ヶ原合戦前に、西軍のなかにポツンと孤立した東軍の鳥居元忠の城が、西軍に囲まれて、天守閣にたてこもった３００人の兵士とともに自害した　その時の血の海と化した床が、ここの天井にはられています。

彼は家康のいとこで、家康はどうしてもこの城を手放すわけにはいかなかった、西軍に囲まれて殺されるというのを承知の上で、家康が涙ながらに彼にこの城に残るように頼んだという話は、物語などでも多く使われて、有名です。



天井には、苦しみもがきながら死んでいった兵士の手形や足型が、はっきりとみられました。

テレビや映画や漫画だけの世界ではない、当時の凄惨さが伝わってきました。

戦国時代は、実際にこんなできごとが、日本中で頻繁に起こっていたんです。


ここでは、写真撮影ができるため、観光客達が写真を撮っていました。

僕も撮りましたが、正直グロく、見たくない嫌いな人もいるかもしれないので、こここで載せるのはやめておきます。

昨日、東京の通り魔事件の映像をテレビで朝から目にしてしまい、血が流々と地面に流れているシーンを平気で流すマスコミにも憤りを感じました。



血天井



鳥居元忠一党の霊牌



お市のときと同様、ここに眠っているんだなぁとおもいました。

戦国時代を、身近に感じました。



ところで、どうしてこの庵には、血天井がはられているんでしょうか？

死んだのは東軍の兵士たちということより、これをはっていると、国からお金がもらえたんでしょうね。

最近年を取ったせいか、世の中の裏ばかりが見えてきます。





続いて、大徳寺へと行きました。

ここの山門は、二階に千利休の像があって、その下を豊臣秀吉がくぐって腹を立てて、千利休を切腹に追いやった　というエピソードでよく知られています。


しかし、実際には、像を設置したのと秀吉が下をくぐったのとは、時期的に大きなずれ（１年半）があり、切腹に追いやる為の強引なこじつけだったそうです。

『江』でやっていました。

大徳寺山門


この山門の周りはおおきく囲まれていて、立ち入る事はできませんでした。

それでも、訪れたかった場所に無事来られたので、大満足でした。

＾＾




ところで、この蔵の線に注目していただきたいです。

蔵の線


この線がある寺は、位の高い寺だそうです。

勉強になりました。

＾＾


大徳寺山門の真横に小さな門の寺がありました。

何か描かれているので、なんだろうと歩み寄ってみると、

なななななんと、石田三成の墓のあるお寺だというではありませんか。

こんなところにあったのかと、驚きました。

一番なじみの深い戦国武将なので。



石田三成の墓のある寺


しかし、入り口には、面会謝絶の文字が書かれていました。

これは知っていましたが、こんなに目と鼻の先にいるのに入れないなんて、本当に残念でした。




三成の墓参りはあきらめて、次へ進みました。



続く♪