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瓶割柴田

近江で籠城していた柴田勝家は、兵士たちに水を与え、残っていた水瓶を全て割って、「もう水は無い。死ぬ気で戦え」と、大軍の中へ討って出て、敵を追い払って生き残る事ができました。

その時、水瓶を割った柴田勝家の薙刀が展示されていました。

そこにあると知らなかったので、見つけて感度しました。

大きな薙刀だったので、かなりの剛腕だったのかなと思いました。

ｗ

他にも、賤ヶ岳七本槍の平野長泰が賤ヶ岳の戦いで使った槍　とか、大嶋雲八（関ケ原合戦に９３歳で参戦した）の甲冑も展示されており、感動しました。


写真OKの刀（瓶割柴田と無関係）

越前府中城址


前田利家が大名として初めて入ったお城で、現在は越前市役所（旧武生）があります。
府中城は、廃藩置県で城がなくなったあと、寄付で小学校となり、後に今の市役所の建物ができました。

羽柴秀吉と柴田勝家の戦　『しずが岳の戦い』の時、どちらとも仲のよかった前田利家は、とりあえず柴田軍に加わったけど、突然撤退し、この府中城へと逃げ帰った。

秀吉に攻撃されて撤退した勝家は、北の庄城に帰る途中に、この府中城へ立ち寄り、前田利家に戦に加わってくれた事に感謝の意を示し、白湯を所望した。

その後、北の庄城へ帰った勝家は、秀吉に追い詰められ、城に火をつけ、三姉妹（茶々・初・江）を逃がして、妻のお市と共に自害したというのは、歴史ドラマでも何度も出てくる有名なエピソード。




最初に越前市役所にいって、府中城のパンフレットを欲しいというと、少し離れた所に文芸館という建物があり、そこへ取りにいってといわれ、さっそく移動。

行くと学芸員の方が待ってくれていて、少々説明してくださり、本に載っている府中城図や城下町の図などをコピーしてもらいました。
（１枚１０円ですが　笑）


ソコを出たあと、龍門寺へ行きました。



ここには、龍門寺城というお城がありました。

龍門寺城は、府中三人衆の一人、不破光治のお城です。

府中三人衆とは、前田利家・佐々成政・不破光治のことで、光治は、美濃四人衆（三人衆）の一人でもありました。

以前、不破光治の城跡を探して、美濃の町をさまよいましたが、結局見つからなかった、あの人物の城です。

ここで彼の城に出会えた事は、何か因縁のようなものを感じました。

（爆）

寺の中に龍門寺城の石垣が残っているというので、パンフレットの写真を元に探して見つけました。

これがそうですが、大きくきれいに切り取られてピッタリとあてはまっているところを見ると、戦国時代というより江戸時代のもののような印象を受けましたが、石垣にお詳しい方、どうでしょうか？　（笑）




龍門寺城址・・・越前市本町龍門寺


続いて、越前での最後の目的地、小丸城址へと行きました。

ここのお城址はかなり保存状態がよく、おどろきました。

これは、当たりだと思いました。

＾＾

石の門があったので、登ってみました。


小丸城・・・佐々成政の城です。

府中城と龍門寺城と小丸城は、横一列に並んでいて、織田信長はそれぞれの城に、
前田利家、不破光治、佐々成政を入れました。

地図上から見ると、それはまるで、戦いのボーダーラインのようです。





場所・・・　越前市五分市町２８　付近

続く　♪