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すた☆君のブログ一覧

2011年02月13日 イイね!

島左近ゆかりの地を巡る①≪百間橋跡≫ at 彦根

島左近のゆかりの地を探して、滋賀県彦根市へやってきました。

関ヶ原から車で約40分ぐらいです。

島左近(しま さこん)は、関ヶ原合戦の西軍大将・石田三成(肩書き上の大将は、毛利輝元)の有能な家臣で、大変強かった人気の戦国武将です。

そのあまりの強さゆえ、戦った相手は左近をまともに見ることが出来ず、その姿を覚えていられず、あまりの恐怖ゆえ、戦いが終わった後も何年間も、彼の声が頭から離れなかった程だそうです。

彼と対峙した黒田長政(黒田官兵衛の息子)がそうなったそうです。



島左近の残されたものと言うのは残念ながらほとんど無いのですが、そのうちのいくつかが、彦根市の佐和山付近にあるということで、ここにやってきました。

佐和山へ来たのは、今回が初めてでした。

ちなみに佐和山には、佐和山城という、石田三成の城がありました。

佐和山城の西側には昔、松原内湖という湖があって、そこに島左近が、『百間橋』という橋をかけました。




下の古地図を見ると、佐和山城のすぐ前だったというのがよくわかります。

島左近や三成の住居跡のすぐ前に橋がありました。


橋は途中で折れ曲がっており、稲妻のような形をしていました。



この橋は、昭和の初期まで残されていましたが、戦争の時に食料を自給自足にしようという国の政策の為に、埋め立てられてしまいました。

それにしても、よくもまあこれだけ広い湖を埋め立てたなあと感心させられます。



現地には今はこのように、石碑のみが残っています。



ちなみに百間橋と書かれた木の板が、少し南の町にあるそうです。


石碑を遠くから見ました。ゴミ捨て場の隣にあり、その向こうは散髪屋でした。
道路を挟んで向かい側には、古びたラブホテルがありました。

ここの横には線路があり、もしここに来たい人がいるならば、『清涼寺』の手前の踏み切りがそうなので、そこを調べて来てみれば、簡単にみつかると思います。


石田三成の辞世の句に、『松原の湖で漁師が篝火をてらして魚を採っている・・・』というフレーズがあります。

斬首にされる直前、この付近の事を懐かしく思い浮かべたのでしょうね。



興味がある人は、是非足を運んでみられてはいかがでしょうか?



Posted at 2011/02/17 18:26:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島左近 | 日記

プロフィール

旅行が好きで、日本中の戦国時代の史跡を巡っています。 2012年 3月 関ヶ原検定 ≪零≫  2012年12月 関ヶ原検定 ≪壱≫  に、合格しました...
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