すた☆君のブログ一覧

後藤又兵衛のお墓のあるお寺を出た後、数十メートル北へと進むと、目的地のお寺へと到着した。

お寺の前に書かれていた解説を読んでみると・・・。

・・・あれ？　なんか、違う。　（・＿・）　？　

違うと思いつつも、きっとなにかいいものがあるに違いないと、お寺の門をくぐり、宝物館へと行った。



石碑


宝物館は、施錠されていた。

先に宝物館の前まで来て、施錠されていたのをみて諦めて帰る観光客がいた。

なんともったいない。

お寺の人に尋ねればいいではないか。

さっそく行動に出た。


ちょうど宝物館の横の小さなスペースでお墓を洗っている人を発見、声をかけた。

すると、お寺の建物の中へと案内してくれた。

すぐに奥の方からおばあさんが出てきて対応してくれた。

事情を説明したが、この日は宝物館の鍵を開ける係りの人が休んでいるので、開ける事ができないとの事。

『あさって荒木又衛門の供養祭りがあっていろいろな催しがあるので、よかったら参加されませんか？』とお誘いを受けたのだけど、今日中に岐阜に帰らなければならないのでと、お断りさせていただいた。


おしい！　あと２日ずれていたら・・・。


『お墓があるのでゆっくり見ていって下さい』　とのことで、そうさせてもらう事にした。

飛び込みの私に対して、とても丁寧に対応してくれて、いい人たちだなあと思った。


お墓の門の前


これは、かなり立派なお墓だ。



お墓の手前



ん？　お墓になにやらかかっているぞ。

おお、これは網だ！

罪人のお墓にかけられるという、噂に聞いたあの網だ！！

チョット前まで、小西行長のお墓にもかけられていたとか。

見るのは初めてなので、感動した。




網掛けのお墓


荒木又右衛門という人物、よくよく調べてみたら、これまたとても興味深い人物だった。

生まれは慶長４年１５９９年、三重県伊賀市の荒木に生まれ、柳生兵庫助に志願し、柳生新影流を極める。

その後、奈良県　大和郡山藩の剣術師範となる。

その時、池田家（岡山県）と安藤家（和歌山県田辺）が不仲だった。

藩主（池田家）の祖父が、安藤直次（家康の側近）に殺されたからだ。

その後、池田家の殿様が寵愛していた男が同僚に殺され、安藤家に逃げるという事件が起きた。

殺された男の兄　渡辺数馬　があだ討ちの旅に出て、義理の兄の荒木又右衛門に助けを頼むと、承諾してくれ、共にあだ討ちをする事となった。

そして、殺し合いを展開、多くのつわものを倒し、見事あだ討ちに成功した。



ことわざで、『一富士二鷹三茄子』というのは、又右衛門の出身地の伊賀は茄子が有名なので、そこから取られたらしい。

またこれは、日本三大あだ討ちの一つとしても知られているらしい。


『赤穂浪士の討ち入り』はよく知られているが、秀吉が光秀を倒したのは、三大あだ討ちには入らないんやなぁと思った。



お寺を出た後、今度は本当に岐路についた。



高速道路に乗る途中、偶然発見、


とうふちくわの里


たくさん試食を食べ（笑）、たくさん御土産かって高速道路へ。




途中、夕食を食べる為にSAへ立ち寄り。　


カサイSA




腹いっぱい食べた。




マヨカラ丼



食後は大好きな牛乳を。


ミルク


・・・う～ん、味が薄い。

もうちょっと、濃い～にしてほしいなぁ。


今のところベスト牛乳は、ひるがの高原。

あれは美味しかった。

衝撃が走った。




ひたすら走ってその日の内に無事岐阜に到着、走行距離７００キロ。

楽しい旅でした。


＾＾